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スクール(学習塾・習い事)は消費者のニーズが高いため、地域に競合が多いケースがみられます。
そのため、スクール(学習塾・習い事)が消費者から選ばれるためには、集客に力を入れる必要があります。
そこで今回は、スクール(学習塾・習い事)の集客のなかでも効果が見込める折り込みチラシを紹介します。
また、スクール(学習塾・習い事)の加入は、消費者のライフイベントに左右されることが多いため繁忙期と閑散期が予測されます。
集客の準備期間である閑散期に取組んでおきたい集客のための対策についても紹介していきましょう。
【目次】
1.スクール(学習塾・習い事)市場の状況
2.スクール(学習塾・習い事)の効果的な集客のポイント
3.閑散期に取組んでおきたい集客のための対策
4.まとめ
まずは、スクール(学習塾・習い事)市場の状況について確認しましょう。
株式会社地域新聞社が2021年に実施したアンケートによると、現在習い事に通っている割合は、自分が通っている19.1%、子供が通っている22.7%、家族が通っている4.2%となり、子どもを習い事に通わせている割合が高い結果が出ています。
年齢別でみると、30代から40代の子育てで代は子供を習い事に通わせ、50代以上は自分が習い事に通う割合が高くなっていました。
自分自身がどんなスクール(学習塾・習い事)に通っているかの質問では、スポーツジムなどの運動系が最も高く55.9%、英会話などの勉強系が17.4%、盆栽などの趣味系が9%となっていました。
スポーツジムなどの運動系の割合が高いのは、新型コロナウイルスの影響による運動不足や健康志向の高まりが要因と考えられます。
一方、子どもが通っているスクール(学習塾・習い事)の割合は、水泳などの運動系が36.9%と最も高く、次いで塾などの総合学習系が28.1%、英語などの専門学習系が28.1%となっていました。
スクール(学習塾・習い事)の集客には、折り込みチラシの配布、看板広告、体験学習・レッスン、各種キャンペーンなどがあります。
その中でもスクール(学習塾・習い事)の集客の特徴を活かせる取り組みは折り込みチラシの配布でしょう。
体験学習・レッスンやキャンペーンは実際にスクール(学習塾・習い事)が行うイベントであり、折り込みチラシは実際に消費者に伝えていく手段です。
単に体験学習・レッスン、各種キャンペーンを実施するより、折り込みチラシで広く宣伝した方が高い効果が望めるはずです。
折り込みチラシは、チラシの内容でターゲットに向けてスクール(学習塾・習い事)の明確なメッセージを伝えることができますし、エリアに絞った集客が可能です。
また、集客にかけられるコストも配布枚数などで見込めるので、コスト内での取り組みができます。
●折り込みチラシのメリット折り込みチラシのメリットは以下の4点です
・集客に最適なエリア設定ができる
折り込みチラシ配布の範囲は集客に最適なエリア設定ができます。
具体的には、広域の場合、スクール(学習塾・習い事)の利用者はどのあたりから来ているのかの情報を活用して、スクールに通える範囲のエリアを設定します。
また、近隣であれば、自転車や徒歩で通える範囲のエリアを設定して、折込チラシを配布していきます。
・ターゲットに絞って届けられる
消費者のニーズに合った内容のチラシを作成してターゲットに向けてメッセージを届けられる点も折り込みチラシのメリットです。
学習塾などの事例では「○○中学校の生徒さん向け」「○○高校合格実績」などを折り込みチラシに記載したり、ターゲットとなる学校の学区内をエリアに設定してチラシ配布をすることができます。
・タイミングを狙える
消費者がスクール(学習塾・習い事)を始める時期にはタイミングがあります。
折り込みチラシの配布は時期を設定して広くターゲットにアッピールできるので、タイミングを狙って配布ができます。
たとえば、入学や進級シーズンは、最も学習塾やスクールに通うことを検討する時期です。
これらの時期に向けて、チラシ配布を実施することで集客を増やすことができるわけで
折り込みチラシによる販促は「広域」も「近隣」も可能なので、タイミングを狙って、シーズンの少し手前から複数回にわたって配布することが効果的です。
・イベントなどに合わせた情報が届けられる
体験学習・レッスンやキャンペーンなど、スクール(学習塾・習い事)が行うイベントあわせたチラシの配布ができます。
※スクール(学習塾・習い事)の集客に効果的なチラシ作りと配布方法につては下記の記事をご覧ください。
●GISの活用
折り込みチラシは専門のサービス会社に配布を依頼しますが、サービス会社の中には、スクール(学習塾・習い事)の最適なエリア選定のためのシステムを採用している企業があります。
GIS(Geographic Information System)と呼ばれるこのシステムは、地理情報システムまたは地図情報システムと呼ばれ、国勢調査や推計世帯年収などのデータとスクール(学習塾・習い事)のある地域の地図情報を組み合わせて折込チラシをどこのエリアに配布すべきか戦略を練ることが可能となります。
スクール(学習塾・習い事)から、半径○○キロ、自転車で○○分の範囲、徒歩で○○分の範囲などの設定で、地図上に色分けするなど可視化ができます。
たとえば、生徒が塾へ徒歩か自転車で通っており、遠くても自転車で10分程度の生徒が多い小中学生向けの学習塾であれば、その情報をもとにGISで折り込みチラシ配布のエリアを設定することができるわけです。
スクール(学習塾・習い事)が、駅やバス停に近い場所にある場合は、電車やバスを使用した場合の近隣の駅やバス停から徒歩10分以内のエリアも折り込みチラシ配布エリアに選択できるでしょう。
ほかにも、年収700万以上の世帯をターゲットにしたり、15歳未満人口の多い子育て世代を狙ったエリア設定や、世帯の年齢層を選択したエリア設定も可能です。
集客を増やすにはスクール(学習塾・習い事)の魅力をアップすることも忘れてはいけません。
消費者にとって魅力的なスクール(学習塾・習い事)であれば、おのずと顧客は集まってくるものです。
魅力的なスクール(学習塾・習い事)とは、もちろん消費者ニーズが高いプログラムである点は原則ですが、学習塾や習い事は消費者に一定のニーズが存在することが予測されますので、競合他社と比較して、「通いやすい」「便利なツール」があるなどが選択の決め手となるケースがあります。
また、消費者がスクール(学習塾・習い事)を探すときには、ホームページやTwitter、Instagram、FacebookなどのSNSやYouTubeなどの動画配信サービスの情報を参考にすることも多いでしょう。
閑散期には、スクール(学習塾・習い事)の利便性や消費者が求めているツール、SNSの採用など、デジタル化・IT化を推進していくべきでしょう。
●スクール(学習塾・習い事)経営者が検討しているデジタル化・IT化
スクール(学習塾・習い事)経営者が検討しているデジタル化・IT化には以下の対策があります。
・保護者様への報告をデジタル化
・生徒の成績管理のデジタル化
・YouTubeを活用した動画活用
・レッスンの設定や振替など、内部システム面のデジタル化
●消費者が求めているもの
株式会社地域新聞社が2021年に実施したアンケートによると消費者には以下のニーズがみられました。
自分がスクール(学習塾・習い事)に通っている場合のニーズは「自身の成長記録が見れる」が最も多く31.6%、次いで、「先生やインストラクターの詳細情報が知れる」が19.5%、「営業日や休館日などの情報がリアルタイムで届く」が17.7%、「入会時の手続きなどがより楽になる」が10.9%の順位なっています。
子供をスクール(学習塾・習い事)に通わせている場合のニーズは、「子供の成長記録が見れる」が最も多く38.1%、「営業日や休館日などの情報がリアルタイムで届く」が16.1%、「先生やインストラクターの詳細情報が知れる」が14.4%、「入会時の手続きなどがより楽になる」が7.6%となっていました。
●ホームページやSNSに入れておくべき情報
ホームページやTwitter、Instagram、FacebookなどのSNSやYouTubeなどの動画配信サービスの活用を実行していく際には消費者が求めている情報を入れておくと集客効果が期待できます。
株式会社地域新聞社が2021年に実施したアンケートによると、消費者がスクール(学習塾・習い事)を探すときインターネットの情報で最も重視するのは、利用者の声が39.5%と最も高く、次いで施設の様子が29.6%、先生や講師の紹介が23.7%、過去の実績が7.2%となっています。
アンケートの結果では、実際に利用している方の声を最も注視する結果となりました。
第三者のリアルな声が比較検討段階における決め手になりそうですので、ホームページやSNS、YouTubeなどの動画配信サービスの活用をしていく際には、情報を入れていくようにすべきでしょう。
※株式会社地域新聞社が2021年に実施したアンケート結果のより詳しいデータは下記のリンク先から無料でダウンロードできます。
スクール(学習塾・習い事)は地域に競合が多いケースがみられ、消費者から選ばれるためには、集客に力を入れる必要があります。
スクール(学習塾・習い事)の集客対策のなかでも折り込みチラシは、集客に最適なエリア設定ができ、ターゲットに絞って届けられ、タイミングを狙えるため効果が期待できます。
さらに、体験学習・レッスン、各種キャンペーンなどの集客施策を消費者にアッピールするための手段としても活用でき、集客を高める可能性を高めることができます。
スクール(学習塾・習い事)の加入は、消費者のライフイベントに左右されることが多いため繁忙期と閑散期が予測されます。
集客の準備期間である閑散期に取組んでおきたい集客のための対策として、デジタル化・IT化があります。
スクール(学習塾・習い事)の目的とコストに合わせて集客や閑散期の対策を検討していきましょう。
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