ちいき新聞でのチラシ折込を成功させるポイント

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チラシ折込したいが、コストが気になる」「どこに配布すればいいか分からない」そんな方には、地域密着フリーペーパー折込がオススメです。
今回は、チラシ折込での販促を検討している方に参考となる、弊社の「ちいき新聞」でのチラシ折込、もしくはポスティング(ちいき新聞の上に載せて配る併配という配り方)で効果を出すポイントを紹介します。
この記事を読むことで、チラシ折込を成功させるヒントを得られるはずです。

 

【目次】

  1. ちいき新聞とは
  2. ちいき新聞が持つ3つの利点
  3. ちいき新聞でのチラシ折込を成功させる3つのポイント
  4. まとめ

ちいき新聞とは

ポスティング型フリーペーパーの地域情報紙「ちいき新聞」は千葉県を中心にポストのある戸建て・集合住宅(マンション・アパート)などのご家庭へ毎週約170万部発行しており、1軒1軒手配りにてお届けしている媒体です。
「ちいき新聞」では、チラシを折込んで配布するサービスを行っています。

 

自社スタッフ(ポスメイト)が手配りでお届けすることで低価格でのポスティングを実現しています。

2022年上半期、ちいき新聞を活用した折込枚数は前年同期比で108.4%となり、コロナ禍でも増加しています。

 

ちいき新聞が持つ3つの利点

ちいき新聞には、以下の3つの利点があります。

・高い配布率で一般紙を購読していない世帯にも届く
・一般紙よりも約27%安く折込可能
・丁目区分で細かなエリア選定が可能

それでは、それぞれについて、詳しく紹介しましょう。

■高い配布率で一般紙を購読していない世帯にも届く
ちいき新聞は、新聞(一般紙)を購読していないご家庭のポストにも毎週お届けしています。
ポスティング配布エリア内の約9件/10件のご家庭にお届けできるので、より多くの地域住民へアプローチすることができるため、効果の高い折込チラシが可能です。

 

出典:ちいき新聞 (2022年12月の配布実数データ)

ちいき新聞は、圧倒的リーチ率で一般紙を購読していない世帯にも届きます。
ちいき新聞のデータによると、千葉県内配布率は、3大紙合計39.7%に対し、ちいき新聞は、70.2%となっています。
一般新聞を購読していない世帯にも、ちいき新聞が届いているのが分かります。

【一般新聞の購読率の低下にも注意が必要】
効果的なチラシの配布方法を検討する際には、新聞自体の購読率の低下を考慮する必要があります。

日本新聞協会の調査によると、協会加盟の日刊113紙の総発行部数は2021年10月現在で前年比5.9%減の3302万7135部でした。
部数でみると206万4809部落ち込んでいます。
人口1,000人あたりの新聞発行部数のデータでみると、2011年に487部(購読率48.7%)あった部数は毎年減少し、2021年には319部(購読率約31.9%)になっています。
新聞の購読率が、10年前と比較すると大幅に低下している状況が分かります。

届けたいエリアに10軒の世帯があっても、そのうち約3軒しか新聞折り込みチラシが届かないわけです。

 

出典:地域新聞社LINEアカウントで実施したアンケート回答

弊社がLINEアカウントで実施したアンケートにおいても、新聞をとっているかどうかの質問に対し「新聞をとっていない」とした回答が60.4%と最も多くなっていました。
さらに、年代別で見ると、新聞をとっていない年代は、20~40代が73.5%となり、20~40代をメインターゲットとする店舗や企業の販促では、あと数年で届かなくなることが想定されます。

■一般紙よりも約27%安く折込可能

 

ちいき新聞を活用すれば、圧倒的なリーチ率で細かくエリアを選定できる上に、一般紙折込より約27%安く折込することができます。

■丁目区分で細かなエリア選定が可能

 

ちいき新聞は、配布エリアを500世帯~1,000世帯単位に細分化し、1エリア500部程度で細かく区切り、企業・お店に合わせた商圏への広告出稿を豊富な実績と経験・データをもとにご提案いたします。
駅や線路、店舗から徒歩圏内など、ご希望の商圏で細かくポスティング配布エリアをお決めいただけます。

また、配布は、約3,000名の専属配布員による自社配布網により、広範囲を対象とした折込から地域を指定したピンポイント折込まで、配布ニーズに柔軟に対応できます。

ちいき新聞でのチラシ折込を成功させる3つのポイント

ちいき新聞でのチラシ折込を成功させる3つのポイントは以下の3点です。

ターゲットにあったエリア選定を行う
・内容、目的に合った配布日の選定
・予算や目的に合わせた配布方法

それでは、それぞれについて、詳しく紹介しましょう。

■ターゲットにあったエリア選定を行う

 

チラシ折込を使った販促を実施する場合、以下のようなニーズが想定されます。

・チラシ販促の効果を上げたい
・店舗に合ったターゲットに告知したい
・お店周辺の特性を知りたい
・ターゲットが少ないエリアには配布したくない

これらのニーズを解決するためには、集客効果の高いターゲットにあったエリア選定が必要です。

ちいき新聞は、GIS(地理情報システム)を活用した、ターゲットにあったエリア選定ができます。

GISは、国勢調査をもとにした人口統計調査の数値情報と地図情報を結びつけてコンピューター上に再現し、さまざまな情報を統合したり、分析したり、分かりやすく地図として表現したりすることができるシステムです。

国勢調査や推計世帯年収データ等と地図情報を組み合わせることで、自社の商圏内におけるターゲットを把握できます。

ちいき新聞は、ターゲットに合った地域を選定し、年齢・家族構成・住宅の建て方など、ご要望に沿ったデータをご用意し最適な折込エリアの提案をします。

具体的には以下のようなニーズに対して、地図で可視化を行い、折込チラシを配布することができます。

・店舗から2㎞圏内で20~30代女性が多く、かつ年収700万円以上の世帯が多くいる地域に折込したい
・店舗から15分圏内、一戸建て世帯が多い地域に折込したい

また、業種によっても商圏は違ってきます。
たとえば、学習塾やスクールの場合を例にとってみましょう。
学習塾やスクールの場合、広域なら、遠い生徒さんはどのあたりから来ているのかを分析した上で通える範囲を商圏設定し、近隣であれば自転車や徒歩で通える範囲などを商圏設定して、そこへチラシ販促するのが理想的です。
ちいき新聞は、ターゲットに合った地域を選定でき、学区内での配布など地域を絞ったターゲットを設定できます。

学習塾・スクールで、最初にちいき新聞の折込チラシを配布すべきエリアは近隣地域です。
チラシは、学習塾・スクールが近くにあることを地元住民に認識させる効果があり、地域での知名度アップにつながります。
たとえば、地図上で学習塾・スクールを中心にした近隣エリアに、何度かチラシ配布し、集客できたエリアのデータを取ります。

つぎに、チラシ配布の効果を分析して、集客できたエリアを強化し、チラシ配布のエリアを広げていきます。
たとえば、自転車で10分まで範囲を広げたり、学習塾・スクールが駅やバス停に近ければ、電車やバスを利用したケースも想定して配布エリアを考えていきます。

このように、ターゲット層が多く存在するエリアにちいき新聞の折込チラシを投入することで、効率的に集客効果の高い販促ができます。

■内容、目的に合った配布日の選定

 

ちいき新聞は毎週金曜日発行で、配布は水・木・金の3日間で行います。
そのため、チラシの内容に合わせて配布日を決めていくことができます。
たとえば、土日イベント向けに直前号配布や、月末までのキャンペーン告知で月初での折込などについても柔軟に対応できます。

業種によっては、販促の時期が重要な場合があります。
たとえば、学習塾やスクールの場合を例にとってみましょう。

学習塾・スクールを始める時期にはタイミングがあります。タイミングを逃さずに新規の生徒を獲得するためには、チラシによる販促によって広く候補者にアッピールしていこことが効果的です。たとえば、入学や進級シーズンは、最も学習塾やスクールに通うことを検討する時期です。

これらの時期に向けて、ちいき新聞の折込チラシによる販促をすることで、新規の生徒獲得や今まで通っていた競合の学習塾・スクールからの乗り換えの生徒の獲得を狙うわけです。

ちいき新聞の折込チラシによる販促は「広域」も「近隣」も可能なので、タイミングを狙って、シーズンの少し手前から複数回にわたって刷り込み効果を狙えます。

また、ちいき新聞を使えば、定期テストや夏季・冬季休暇など各学校のスケジュールにあわせた折込チラシの配布ができます。
夏季・冬季休暇は、受験に向けて、夏期講習や冬期講習に通うことを考える時期でもあります。

既にチラシを使った販促を実施している方の中には、チラシの反響がなかなかでないことを悩んでいる場合もあると思います。
チラシの反響は一般的に0.01~0.3%と言われています。
反響は、業種やターゲット、内容、タイミングによっても異なります。
ちいき新聞では、打合せの際に、ターゲットを明確にし、ターゲットが多いエリアに絞った最適なタイミングの配布など最適な配布方法を提案させていただきます。

■予算や目的に合わせた配布方法
ちいき新聞では、予算や目的に合わせた配布方法が選択できますので、店舗や企業の実情に合った販促が可能です。
ちいき新聞は、1部からの配布も対応しますので、1,000部程度のチラシ配布でも、もちろん配布可能です。
参考に、業種別の折込1回の平均配布部数は、住宅関連で約40,000部、学習塾は約20,000部、飲食店で約13,000部となっています。

 

また、通常はチラシはちいき新聞の中に折り込んで配布しますが、チラシを目立たせたい場合は、「併配」という方法も対応可能です。
併配では、上の写真のように、ちいき新聞の中に折り込まずに重ねて配布します。

まとめ

ちいき新聞は千葉県を中心にポストのある戸建て・集合住宅(マンション・アパート)などのご家庭へ毎週約170万部発行しており、1軒1軒手配りにてお届けしている媒体です。
ちいき新聞の利点は、高い配布率で一般紙を購読していない世帯にも届き、一般紙よりも約27%安く折込ができて、丁目区分で細かなエリア選定が可能な点です。
ちいき新聞なら、ターゲットにあったエリア選定や内容・目的に合った配布日の選定、予算や目的に合わせた配布方法を実施することができますので、是非ご相談ください。

 
 

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