販促の大学(詳しいプロフィールを見る)
販促の大学の最新記事 (記事一覧を見る)
- 【業界研究】求人業界のトレンド情報 〜2024年調査版〜 - 2024年8月9日
- 人手不足解消&コスト削減の成功事例 −最低時給UP対策にも− - 2024年8月6日
- 【業界研究】プログラミングスクール業界のトレンド情報 〜2024年調査版〜 - 2024年7月30日
集客や販促を考えていて、色々な販促手法がある中で、折込チラシの活用を考えたときに「妥当な配布部数はどれくらいだろう?」「効果を出すために適切な部数は?」「同業他社はどれくらい配っているのか?」といった悩みが出てくると思います。
この記事を読むことで、折込チラシの配布枚数についての悩みを解決するヒントを得られるはずです。
※平均枚数は、株式会社地域新聞社が発行しているポスティング型フリーペーパー「ちいき新聞」へ 折り込まれたチラシについて、2019年から2021年の間で調査したデータを使用しています。
業種別平均折込枚数の詳しいデータは下記から無料で資料がダウンロードできます。
【業種別】ポスティング・折込チラシの予算決めに!同業他社の配布枚数はどれくらい?チラシ折込平均枚数
【目次】
折込チラシ販促を実施するなら、折込チラシの特徴を十分に活かしましょう。
折込チラシの特徴には以下の点があげられます。
◆地域の顧客に直接販促できる
折込チラシは、店舗に来店する顧客が生活している地域に配布されるため、顧客に直接販促できる特徴があります。
地域で配布されている新聞やフリーペーパーに折り込みチラシを入れることで、集客効果が期待できるわけです。
インターネット広告やマス広告では、地域限定の販促は困難です。
◆情報が信頼される
折込チラシに載せる情報には制限が加わります。
新聞に入れる場合は、新聞社の基準を満たす必要があり、フリーペーパーの場合は、折込広告のプロの目の精査が入ります。
折込チラシは、制限が加わらないSNSの情報などと比較すると、情報が信頼される特徴があります。
◆保管されやすい
折込チラシは、消費者に保管されやすい傾向があります。
今すぐには購入しないけれど、興味がある商品やサービスの折込チラシは保管され、消費者が必要性を感じた時にもう一度見られて、購入に結びつくことがあります。
◆タイミングを逃さず短期間で効果が出る
地域での店舗や企業経営では、いかに最新の情報を広く消費者に届けられるかが成功の鍵となります。
折込チラシは、期間を決めて大量に配ることができるので、タイミングを逃さず最新の情報を届けることができるため短期間で成果が期待できます。
たとえば、新規店舗の出店や期間限定の割引、シーズンに合わせたセールなどのイベント告知などに効果的です。
また、チラシを持参した場合に特典を付けるなどの取組みもプラスすることができます。
◆ファミリー、主婦、高齢者層にアプローチできる
折込チラシは、新聞やフリーペーパーに入れて配布されるため、購読者であるファミリーや主婦、高齢者層にアプローチできます。
◆細かいエリア設定ができるためターゲットを絞って配布できる
折込チラシは、配布エリアを細かく設定できるためターゲットを絞って配布できます。
さらに、GIS(地理情報システム)を活用し、顧客の住所情報や国勢調査、推計世帯年収データ等と地図情報を組み合わせることで、 エリア内におけるターゲットを把握し、最適な折込エリアを選定できます。
ターゲット層がより多く存在するエリアにチラシを投入することで、 効率的・効果的な販促が可能となります。
たとえば、次のようなエリア設定が可能です。
・店舗から⾞で15分圏内、⼀⼾建て世帯が多い地域
・年収700万円以上の方が比較的多く住んでいるエリアと
・来店客が多いエリア
・指定各駅よりそれぞれ1.5km圏
・指定の小学校(中学校)の学区内
GISは新聞折込ではほとんどできないため、新聞以外の折込媒体やポスティング会社に依頼したときのみ細かいエリア設定ができる可能性があります。
効果的なチラシ作りのポイントには、デザイン的な側面とチラシの内容的な側面があります。
◆デザイン的な側面
【サイズや紙質】
折込チラシのサイズは、B4を使用することが多いですが、他のサイズを使用する場合もあります。
紙質は上質紙、コート紙、マットコート紙などを使います。
【カラーやフォント】
消費者に伝えたい内容と合ったカラーやフォントを適切に使って消費者の目にとまるように作成しましょう。
【キャッチコピーを重視する】
チラシ作りのポイントのひとつにキャッチコピーがあります。
チラシは一目見て興味を引かなければ捨てられてしまいますので、キャッチコピーは非常に重要です。
キャッチコピーではターゲットをイメージします。
たとえば、飲食店を例にとってみると以下のようなターゲットが考えられます。
ターゲットに合わせて、キャッチコピーで重視する点が変わってきます。
・ファミリー層
コストパフォーマンスを重視した「本格イタリアンをリーズナブルに」といったキャッチコピーが考えられます。
・ランチ女子会
ランチ限定メニューやプラン重視した「期間限定ランチパン食べ放題!」「お得な女子会限定ランチをご用意しています」といったキャッチコピーが考えられます。
◆チラシの内面的な側面
折込チラシ販促の目的を明確にする
チラシ販促には以下のような目的があります。
・店舗への来店
・商品・サービスの購入
・学習塾やスクール加入
折込チラシの内容は、目的に合わせて決めていきます。
たとえば、バーゲンやイベント、体験入学・見学会などがあげられます。
折込チラシを配布するときは、「何のためにチラシを配布するのか」という目的を明確に設定することが成功のポイントです。
【店舗や企業のセールスポイントを伝える】
チラシでは競合との差別化を図るために、店舗や企業、商品やサービスのセールスポイントをアピールすることが重要です。
そのために、まずは競合について調査し分析する必要があります。
差別化を図るポイントには、以下の3点があげられるでしょう。
・価格面で競合に勝る(コスパがいい、安い)
・サービス面で、競合に勝る(専門性、従業員のスキルと経験)
・環境面で、競合に勝る(駅から近い、自転車置き場がある、店舗が新しい、おしゃれできれい)
折込チラシは、店舗や企業が近くにあることを地元住民に認識させ、知名度をアップさせます。
効果的にチラシ配布したいなら、次のようなステップを踏んでいくのが良いでしょう。
最初にチラシを配布すべきエリアは、店舗や企業の近隣です。
1.近隣エリアに何度か折込チラシを配布
2.繰り返し配布し、集客できたエリアのデータを取る
3.チラシ配布の効果を分析して、集客できたエリアを強化しながら、配布エリアを広げていく
引用元:株式会社地域新聞社『【業種別】ポスティング・折込チラシの予算決めに!同業他社の配布枚数はどれくらい?チラシ折込平均枚数』
2021年度の習い事関連(学習塾など)の折込チラシ年間平均数は、1回約21,000部となっています。
学生が習い事を検討するタイミングは入学や進級シーズンや夏休みや冬休みに向けてですので、折込チラシを配布する時期には波があるのが分かります。
一目見た時に興味を引き付ける可能性が高いものに、具体的な数値があります。
学習塾やスクールなら、合格率や合格人数、成績アップ率などです。
キャッチコピーの具体例には以下のようなものがあります。
・志望校合格率95.3%!!
・A高校合格者20名、B高校合格者15名!
また、疑問形のキャッチコピーにして興味を引くのもひとつの方法です。
・なぜ○○塾の志望校合格率は高い(95.3%)のでしょうか?
・なぜ○○塾は難関校の合格者が毎年多いのでしょうか?
ただし、こうした数値は必ず裏付けのあるものをご使用ください。
※習い事関連(学習塾など)の効果的なチラシ販促については下記の記事が参考になります。
引用元:株式会社地域新聞社『【業種別】ポスティング・折込チラシの予算決めに!同業他社の配布枚数はどれくらい?チラシ折込平均枚数』
2021年度の住宅・不動産・リフォーム業の折込チラシ年間平均数は、1回約41,000部となっています。
1回約41,000部は、他の業種と比較すると圧倒的に多いことが分かります。
住宅・不動産・リフォーム業の特徴として、消費者が潜在的にニーズを感じている点がありますが、消費者がアクションを起こすタイミングがつかみづらいため、年間を通して定期的にチラシを配布することで自社の認知度を高めていきましょう。
住宅・不動産・リフォーム業において選ばれるチラシを作成するポイントは、「自社ならでは」の専門性のアピールです。
たとえば、リフォームは長期使用や性能の向上、修繕を目的として行われます。
安くても、施工後の欠陥は避けたいものです。
セールスコピーに加えて、独自の強みとして過去の事例を紹介や、Before→Afterの写真を載せたりすることで、読み手に安心感を与えることができます。
引用元:株式会社地域新聞社『【業種別】ポスティング・折込チラシの予算決めに!同業他社の配布枚数はどれくらい?チラシ折込平均枚数』
2021年度の美容・整体院・整骨院の折込チラシ年間平均数は、1回約19,000部となっています。
美容・整体院・整骨院では、自宅の近隣に店舗があることのアピールや新規オープン、キャンペーンの告知などで活用していきましょう。
美容・整体院・整骨院のちらしでは、一方的に良さを伝えるよりも、読み手にとって「そのサービスがどれだけ価値あるものなのか」を簡潔に伝えることの方が大切です。
また、美容・整体院・整骨院は数多くあるので、別のお店に通っている可能性が高くなります。
このような競合の客を獲得するには、通っているからこそ感じている疑問や不満、料金設定などを考慮して、関心を引きつける内容にすることも大切です。
引用元:株式会社地域新聞社『【業種別】ポスティング・折込チラシの予算決めに!同業他社の配布枚数はどれくらい?チラシ折込平均枚数』
2021年度の飲食関連のチラシ折込年間平均数は、1回約13,000部となっています。
飲食関連では、来店を狙ったメニューや期間限定割引など、消費者の目につく内容のチラシを継続的に配布することで、販促効果が期待できます。
何か特別なサービスをしてくれたり、素敵な演出をしてくれたりするのではないかという期待を持たせる、キャッチコピーが飲食店には有効です。
このキャッチコピーで目を引き、どんなことができるのかをチラシに表記すれば、選ばれる飲食店になるでしょう。
ランチ限定、女子会限定などと限定感を意識させることで、「今行かないと」「早く行かないと」と思わせることができます。
また、メニューを限定してアピールをするときのコピーは「きっちり商品がイメージできるもの」「どんなものだろうと想像を膨らませられるもの」に分かれますので工夫すると効果があるでしょう。
折込チラシは、細かいエリア設定ができるためターゲットを絞って配布でき、消費者に保管されやすい傾向があり、タイミングを逃さず最新の情報を届けられるため、地域の集客を狙った販促に最適です。
今回紹介した、業種別の平均折込枚数や折込チラシ作成のヒントを参考に折込チラシの販促を企画してみてはいかがでしょうか。
※業種別の折込チラシ配布枚数の詳しいデータは下記から無料で資料がダウンロードできます。
【業種別】ポスティング・折込チラシの予算決めに!同業他社の配布枚数はどれくらい?チラシ折込平均枚数
千葉県のチラシ販促ならフリーペーパー「ちいき新聞」へのチラシ折込サービスがおすすめです。
「1部あたり2.7円~」「1部から折込可」「毎週170万部をポスティング」とメリット多数。
配布エリアからデザインに関することまで、チラシに関するお悩みがあればお気軽に地域新聞社にご相談下さい。
Copyright © 販促の大学で広告・マーケティング・経営を学ぶ All rights reserved.
powered by 地域新聞社