店舗集客のための
紙メディアとインターネットの使い分け

公開

「ネットだけで大丈夫」

「紙メディアはコストがかかるからやめる」

などとお考えではありませんか?

 

【目次】
1.紙で興味と出会う。ネットは興味に応える。
2.紙で知ってもらい、ネットで安心してもらう
3.まとめ

 

紙で興味と出会う。ネットは興味に応える。

インターネットは情報を検索して探す場所です。気になることを調べ、その興味や好奇心に応える役割があります。

 

様々な情報に溢れ、自身が興味を持ったものをより深く知るためには、ネットの情報が欠かせない時代になりました。

 

しかしネットには、「すでに興味を持ったこと」でないと探しにきてくれないという弱点があります。

 

一方で、紙媒体の役割は「興味を生み出す」ことです。

 

チラシ、ポスター、DMなどの紙媒体は、意識しないでも視界に入り、人に情報を届けます。人の潜在意識に働きかけ「これ知らなかったけど、いいかも!」という気付きを与えてくれます。

 

つまり、自分でも気づかなかった興味と出会わせてくれる力を、紙メディアは持っているのです。

 

紙で知ってもらい、ネットで安心してもらう

自社の商品やサービスに興味がない人にも来店してもらうには、まず紙メディアを使って「知ってもらう」ことから始めることが大切。チラシや紙メディアをうまく使いましょう。

 

サービスを知らなかったり興味が無かったりする人が、お店のホームページを検索し、見てくれることはなかなかありません。

 

知ってもらうきっかけを作るためにこそ、紙メディアを活用しましょう。

 

その次に大事なのは、ホームページ等で「安心」を与えることです。

 

商品を買ったり来店したりする前にネットを検索して、サービス内容や評判を確かめる人が増えています。検索してもホームページが無かったり、WEB上になにも情報が掲載されてなかったりしたら、そのサービスや商品に怪しさを感じてしまう人も多いでしょう。

 

紙メディアで興味を持ってもらえたのなら、ネットメディアでしっかりと情報を提供することで消費者の興味に応えて、安心感を与えましょう。

 

初めて興味持った者の警戒心を払拭してあげることで、購入までのハードルを下げることができます。

 

まとめ

ネットの時代と言われて久しいですが、集客を増やすことを目的にしたとき、全てがネットでカバーできるわけでありません。情報が溢れた世の中だからこそ、「知ってもらう」「興味をもってもらう」ための入口になる、紙メディアの上手な活用が大切です。

 

紙メディアの役割=興味と出会うこと

ネットメディアの役割=興味に応えること

 

自身の販促がどちらかのメディアに偏っているとお感じなら、ぜひ一度それぞれの役割を見直して、広告や集客方法の改善を図ってください。

 

 

【参考図書】

『脳科学マーケティング100の心理技術』

著者:ロジャー・ドゥーリー

出版社:ダイレクト出版株式会社

第1版発行日:2013年11月25日

 

 

『エピック・コンテンツマーケティング』

著書:ジョー・ピュリッジ

出版社:日本経済新聞出版社

第1版発行日:2014年6月23日

 

 
 

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