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学習塾・スクールが新規の生徒を獲得するためには、単に広告を出すだけではだめで、マーケティングコンセプトを立てて効果的な販促施策を実行していく必要があります。
新規生徒を獲得するためには、彼らが学習塾・スクールの検討を始める時期を逃さないことが大切です。
また実際に学習塾・スクールに通える地域を考慮して販促をすることが重要であり、そのためにはチラシを活用するのが効果的だと思われます。
そこで今回は、学習塾・スクールの新規生徒を獲得するのに効果的なチラシの作り方と配布方法について解説します。
【目次】
1.学習塾・スクールにチラシを活用した販促が効果的な理由
2.学習塾・スクールの販促に効果的なチラシ作りのポイント
3.学習塾で新規生徒を獲得するためのチラシ配布方法
4.まとめ
学習塾・スクールの集客にはチラシを活用した販促が効果的です。主な理由は以下の4点です。
◆細かい商圏設定ができる
チラシの配布なら細かい商圏設定ができます。
広域なら、遠くから通っている生徒さんがどのあたりに住んでいるのかを調べた上で、通える範囲を商圏として設定、近隣であれば自転車や徒歩で通える範囲を商圏として設定して、そこへチラシ販促をするのが効果的です。
◆ターゲットを絞って届けられる
他校と差別化を図ることができるのも、チラシを活用した販促が効果的な理由の一つです。
「●●中学校の生徒さん向け」「●●高校合格実績」等をアピールすることで、生徒の乗り換えを狙うことができます。また、特定の学区内で配布をするなど、地域を絞った設定ができます。
◆刷り込み効果が狙える
学習塾・スクールの販促にはタイミングがあります。
新規の生徒をタイミング良く獲得するためには、チラシを使って広範囲にアピールすることが効果的です。
例えば、入学や進級のシーズンは、最も多くの人が学習塾やスクールの検討をする時期です。これらの時期に合わせてチラシを使った販促をすることで、新規の生徒獲得や、それまで通っていた競合の学習塾・スクールからの乗り換えを狙うわけです。
チラシによる販促は「広域」も「近隣」も可能なので、シーズンの少し前から複数回にわたって刷り込み効果を狙った配布をするのが効果的です。
◆最新の情報を届けられる
定期テストや夏季・冬季休暇など、学校のスケジュールに合わせたチラシの配布が効果的です。
夏季・冬季休暇前は、受験対策として、夏期講習や冬期講習に通うことを考える時期です。ただ、その時期にチラシの配布を考えているのは競合他社も一緒なので、同時期にチラシが届きます。その中から「選ばれる」ための工夫が必要でしょう。
効果的なチラシ作りのポイントは以下の3点です。
◆チラシ販促の目的を明確にする
学習塾・スクールにおけるチラシ販促の最終的な目的は、新規生徒の獲得です。
一般に新規生徒獲得に至るまでには、体験入学や見学会、学習相談などのイベントを設定することが多いといえます。チラシはそういったイベントが実施されることを広く地域に知らしめるためにとても有効な方法です。
実際にチラシを配布するときは、「何のためにチラシを配布するのか」という『目的』を明確に設定することが成功のポイントです。
◆キャッチコピーを重視する
チラシ作りのポイントの一つ、キャッチコピーがあります。チラシは一目見て興味を引かなければ、体験入学や見学会、学習相談などのイベントへの参加といった、次のステップに進む案内としての役割を果たしません。
そういった意味で、キャッチコピーは非常に重要です。一目見た時に興味を引き付ける可能性が高いものに、具体的な数値があります。学習塾・スクールなら、合格率や合格人数、成績アップ率などです。
キャッチコピーの具体例には以下のようなものがあります。
・志望校合格率95.3%!!
・A高校合格者20名、B高校合格者15名!
また、疑問形のキャッチコピーにして興味を引くのもひとつの方法です。
・なぜ○○塾の志望校合格率は高い(95.3%)のでしょうか?
・なぜ○○塾は難関校の合格者が毎年多いのでしょうか?
ただし、こうした数値は必ず裏付けのあるものをご使用ください。
◆学習塾・スクールのセールスポイントを伝える
チラシでは競合する学習塾・スクールとの差別化を図るために、セールスポイントをアピールすることが重要です。
そのために、まずは競合する学習塾・スクールについて調査し分析する必要があります。
差別化を図るポイントには、例えば以下の3点があげられるでしょう。
・費用面で競合する学習塾・スクールに勝る(コスパがいい)
・システム面で、競合する学習塾・スクールに勝る(パソコンやタブレットの活用など)
・環境面で、競合する学習塾・スクールに勝る(駅から近い、自転車置き場がある、建物が新しく教室がきれい)
学習塾・スクールの販促で効果的にチラシ配布したいなら、次のようなステップを踏んでいくのが良いでしょう。
最初にチラシを配布すべきエリアは、学習塾・スクールの近隣です。
チラシは、学習塾・スクールが近くにあることを地元住民に認識させ、知名度をアップさせる効果があります。例えば、学習塾・スクールを中心にした近隣エリアに何度かチラシ配布し、集客できたエリアのデータを取ります。
次に、チラシ配布の効果を分析して、集客できたエリアを強化しながら、配布エリアを広げていきます。
例えば、自転車10分圏まで広げたり、駅やバス停に近いなら、それらを利用したケースも想定して配布エリアを考えます。
また、チラシの配布には「専門企業に相談してみる」という方法もあります。
そうした企業は折込チラシを活用した販促のプロであり、国勢調査や推計世帯年収データ等と地図情報を組み合わせたGIS(地域情報システム、Geographic Information System)を活用して最適な配布エリアを選択することが可能な企業もあります。
学習塾・スクールが、少子化が進む中で新規生徒を獲得し続けて順調に経営を継続していくためには、時期を逃さない販促が必要不可欠です。
そのためには、広く地域に情報発信できるチラシによる販促が効果的です。
チラシをうまく活用して、チャンスを逃さず生徒数のアップを目指しましょう。
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