フォントによってイメージが変わる!初心者でもわかるフォントの選び方とは ?

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ポスターやチラシ、WEBサイトなどで、使うフォントによって印象が違ってくることはよく知られています。
フォント選びによって デザインが与える印象は大きく変わります。
一方で、フォントのもつ特性やイメージを学んだことがある方は少ないのではないでしょうか。
販促に関わる企業の広報担当者・販促担当者・店舗経営者が、フォントについて基礎知識を習得することで、フォントのもつ特性やイメージ、役割を理解して最適なものを選ぶことができます。

そこで今回は、フォント選びに役立つ和文フォントについての基礎知識をまとめました。
この記事を読むことで、消費者に伝えたいイメージと合ったフォントを選ぶことができるようになるでしょう。

 

【目次】
1.フォントとは?
2.代表的な和文フォント
3.フォントのもつ印象
4.フォントの選び方
5.フォントの違いによる印象例
6.デザインでメリハリをつける
7.まとめ

フォントとは?

フォントとは、本来は「同じサイズで書体デザインの同じ活字の一揃い」のことであり、コンピュータで文字を表したり印刷したりする際の形のことです。

現在数多くのフォントが生み出されています。
それは、コンピュータで文字を表したり印刷したりする際の目的とニーズに合わせて最適なフォントが考えられてきたからでしょう。
世の中にあるデザイン、ポスターやチラシ、書籍、WEBなどに使われているフォントに目を向けてみると、なぜそのフォントが使用されているのか、その背景もみえてくるのではないでしょうか。

フォントは単なる文字ではなく、 フォントごとに異なる印象やイメージをもっています。
その性質を理解して作られたデザインは、そうではないものと大きく印象が変わってきます。

 

代表的な和文フォント

現在活用されている代表的な和文フォントは、「ゴシック体」と「明朝体」です。
「ゴシック体」と「明朝体」は、シンプルで読みやすく、多くのポスターやチラシ、WEBサイトなどで、一般的に使用されています。
この章では、それぞれの特徴と向いている媒体を紹介します。

■ゴシック体 

縦横の太さが均等なのがゴシック体の特徴です。
装飾性がないため視認性が高く、遠くから見ても文字が判別しやすく、屋外の看板や案内物などに向いています。

 

明朝体

日本語らしい特徴的な形で、縦線に比べ、横線が細く、筆で書いたような「はね」と「はらい」「山」があるのが特徴です。
太さに変化のある書体のため目が疲れにくく、長文に向いています

フォントのもつ印象

フォントは、それぞれ異なる印象やイメージを持っています。 
この章では、フォントが、一般にどのような印象を与えるのかをご紹介します。

ゴシック体 
「面白い」「楽しい」「親近感がある」「子供っぽい」「目立つ」「男性的」など 

明朝体 
「真面目」「優雅」「上品」「知的」「大人っぽい」「女性的」など

丸ゴシック体 

「優しさ」可愛らしさ」「親しみやすさ」「ナチュラル」など

行書体 

「伝統的」「日本的」「粋」「高貴」「重厚感」など

デザイン書体

ポップ体や手書きフォントと呼ばれる、デザイン性の高いフォント。
「遊び心」や「面白さ」を表現したい時に使われることが多いです。

これらは一例であり、フォントの種類はたくさんあります。
 それぞれのもつ印象を理解して使い分けていきましょう

 

フォントの選び方

企業の広報担当者・販促担当者・店舗経営者が、フォントを選ぶポイントは、消費者に伝えたいイメージと合ったフォントを選ぶことですが、読みやすい点も大きなポイントになります。
イメージを優先するあまり、読みにくいポスターやチラシ、WEBサイトコンテンツを作らないように注意しましょう。

フォント、太さ、斜体、文字間等の組み合わせで印象は様々に変わります。
どういったフォントを使うのか、どの太さにするか、異なるフォント同士の組み合わせ方など、与えたい印象を考えながら選んでいきましょう。

この章では、読みやすく消費者に伝えたいイメージと合ったフォントを選ぶコツを6つ紹介しましょう。

シンプルなフォントで読みやすく
フォント選びの基本は、シンプルで読みやすいフォントを選択することです。
ポップ体や手書きフォントと呼ばれる、デザイン性の高いフォントは、たしかにおしゃれで目を引きます。
ですが、変わった書体で書かれた文章は読み間違いやすく、書かれた内容にも集中しづらくなります。
デザイン性の高いフォントを多用すると、全体で読みづらく見づらいものになりやすいので、使用する場合はデザイン的に必要な部分にのみ使うほうが良いでしょう。

「読む」文章には「細いフォント」
WEBサイトコンテンツ記事などでは、数行、数十行に及ぶ長い文章を書くことがあります。
このような長い文章(読む文章)には、「細いフォント」が向いています。
太い文字で長い文章を書くと、全体が黒く・のっぺりとし、可読性が下がり、目にも負担がかかります。
ある程度文量が多い場合には、「細いフォント」を使うようにしましょう。

フォントは3種類まで
一つの制作物に対してフォントを沢山使うと、乱雑な印象になるためオススメしません。
コンセプトに当てはまる世界観のフォントを3種類程度選定すると、全体のデザインがまとまります。

「シチュエーションにあった形」を使う
同じフォントを使用していても、「太さ」「斜体」「文字間」が違うと与える印象が変わります。

太め文字 :力強くインパクトがあるため、視認性が高くなります。
斜体文字 :欧文書体で使われる事が多く、スピード感や先進的といったイメージを与えます。
文字間広め:ゆったりと落ち着いた印象になります

フォントの太さを工夫する
フォントの太さを工夫すると、消費者に与えるインパクトの強弱と印象そのものに変化を加えることができます。

太いフォント
力強さ・男性的な印象を与えます。
元気さにもつながるので、アクティブな表現にも向いています。

細いフォント
現代的・都会的・洗練・女性的な印象を与えます。
スタイリッシュでおしゃれなイメージの表現にも向いています。

情報の役割によってメリハリをつける
ポスターやチラシ、WEBサイトコンテンツは、消費者に伝えたい情報の役割によってメリハリをつける必要があります。
フォントが全て同じ大きさだと単調になるため、消費者に伝えたいところがわからず、伝わりにくくなります。
そのため、優先順位を決めて文字の大きさに変化をつけて配置する方法が取られることが多くなります。
メリハリをつけることで、主張したいことが明確になり、伝わりやすくなります。

 

フォントの違いによる印象例

フォント選びに役立つ和文フォントについての基礎知識を紹介してきましたが、最後に、フォントの違いによる印象例を実際に見て感じてみましょう。
また、企業の広報担当者・販促担当者・店舗経営者は、販促などで使われている看板、ポスターやチラシ、WEBサイトコンテンツなどをフォントの視点で見ることもおすすめします。

明朝体×狭い文字間

明朝体を狭い文字間で配置することで、真面目な印象と安定感・信頼感があり落ち着いたイメージをより強調しています。

細いフォント×広い文字間×斜体

細いフォントを広い文字間で配置することで、現代的・女性的な印象を出して、さらに斜体の効果で軽やかになりスタイリッシュなイメージを表現しています。

ゴシック体×太いフォント

ゴシック体を太いフォントで配置することで、文字が真っ先に目に入り視認性が高いデザイン男性的で力強いイメージを表現しています。

フォントの違いによる印象例を実際に見て感じてみることで、フォント選びの重要性をさらに実感できたと思います。

 

デザインでメリハリをつける

ポスターやチラシ、WEBサイトなどの販促でフォントとともに重要なのがデザインです。
この章では、デザインにメリハリをつけた実例を紹介します。

販促の大学ではデザインに関するセミナーや資料を用意していますので、ご活用ください。

フォントと文字の大きさに変化をつけた例

左は、「面白い」「楽しい」「親近感がある」「目立つ」などの印象を持つゴシック体を同一の大きさで配置したデザインです。
消費者が見た場合、文章として「10周年記念パン詰め合わせセット通常価格1,000円のところ今だけ800!!」と読むだけであまり印象に残りません。

一方右のデザインは、「800円」「今だけ」「パン詰め合わせセットが」「1,000円のところ」「10周年記念なのか」という具合に、消費者に強い印象を与えるのが分かると思います。

右のデザインでは、販促で消費者にアッピールして集客につなげたいポイントの文字の大きさに変化を付け、その文字情報にあったあしらいや、フォントに変えています。

具体的には、商品名である「パン詰め合わせセット」の文字は明朝体として、「真面目」「優雅」「上品」「知的」「大人っぽい」「女性的」などの印象を出しています。
値段である「800円」は、目立つ赤太文字のゴシック体を使い、あえて「円」を小さくして「800」を強調しています。

協調したい文字を大きくして縦横に変化をつけた例 

広告のデザインでは、縦書きと横書きを入れることで、見る人の視線を動かす工夫をするケースがあります。
このデザインでは縦書きと横書きを入れることで、アッピールしたい「女性にも人気のキックボクササイズ」の文字を目立たせています。
フォントはゴシック体を太いフォントで使い強調したい「女性」と「人気」のキーワードのサイズを大きく赤文字にしています。

明朝体のイメージを活かして強調した例 

広告で消費者に最もアッピールしたい「誠実な仕事。」の文字を大きな明朝体で配置し、真面目で、安定感・信頼感があり落ち着いたイメージを強烈に印象づけている事例です。

 

まとめ

フォント選びによって デザインが与える印象は大きく変わります。
フォントについて基礎知識と選び方を理解して、フォントのもつ特性やイメージ、役割を理解して最適なものを選びましょう。
最適なフォントを選ぶことで、消費者にメッセージが伝わるポスターやチラシ、WEBサイトコンテンツを作成できるはずです。

※フォントについてさらに詳しく解説した無料ダウンロード資料を用意していますのでご活用ください。
販促、広告そして制作のプロである地域新聞社が、フォントの持つイメージや効果をまとめました。

 

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