与えたい印象別 配色のポイント8選

チラシやHPなどのデザインをする際、色の効果のツボを押さえることで、相手に与える印象は大きく変わります。

色の効果の基本については、「色が持つイメージや心理的効果を広告やチラシのデザインに活かしてみよう」で紹介させていただきました。

 

今回は色の組み合わせ、つまり「配色」によってどのような印象を持たれるかを、事例を基にお伝えします。

 

【目次】
各色が持つイメージ
1.信頼感のある配色
2.女性向けのやわらかい配色
3.キッズ向けのカラフルな配色
4.素朴でナチュラルな配色
5.落ち着いた和の配色
6.男性向けのクールな配色
7.シンプルでおしゃれな配色
8.上品でフォーマルな配色
配色の番外編
まとめ

・各色が持つイメージ

配色をお伝えする前に、それぞれの色が持つイメージの基本をおさらいしましょう。

 

 

それぞれの個別の色の意味は上記の通りです。

 

今回は、配色に注目し、「信頼感のある配色」「女性向けのやわらかい配色」「キッズ向けのカラフル配色」「素朴でナチュラルな配色」「落ち着いた和の配色」「男性向けのクールな配色」「シンプルでおしゃれな配色」「上品でフォーマルな配色」の8つの配色ポイントをお伝えします。

1.信頼感のある配色

Point① ベースは明るい色
Point② 寒色系を使う
Point③ 鮮やかさを抑える

 

▼サンプルイメージ

 

 

ベースを白に近い色にすると、クリーンで誠実な印象を与えられます。寒色系の色は冷静さや知性を感じさせ、青や紺などの濃い色は冷静沈着で安定感、水色などの淡い色は清潔感や爽やかさをイメージさせます。

2.女性向けのやわらかい配色

Point① ベースは明るい色
Point② 淡い色を使う
Point③ アクセントは濃色

 

▼サンプルイメージ

 

 

女性向けの広告でよく使われるピンクですが、ショッキングピンクだと元気で派手な印象に、淡いピンクを選ぶとふんわりやわらかい印象になります。淡い色だけではなく、アクセントカラーには濃い色を使って引き締めます。

3.キッズ向けのカラフルな配色

Point① たくさんの色を少しずつ散りばめる
Point② 鮮やかさをやや抑える
Point③ 背景や本文は単色で

 

▼サンプルイメージ

 

 

色を散りばめる時は、なるべくたくさんの色を少しずつ使います。原色ばかりだとチカチカしてしまうので、鮮やかさを抑えると全体のトーンがまとまります。その分、背景や本文はカラフルにせずスッキリとまとめます。

4.素朴でナチュラルな配色

Point① 鮮やかさを抑える
Point② 曖昧な色を使う
Point③ 近い色を混在させる

 

▼サンプルイメージ

 

 

自然やエコがテーマであれば、白よりもベージュ、黒よりも焦げ茶色などを使ってみます。はっきりしない素朴な色合い、自然界にあるような曖昧な中間色を取り入れます。ややくすんだ色合いを選ぶとオシャレに見えます。

5.落ち着いた和の配色

Point① 鮮やかさを抑える
Point② グラデーションを使う
Point③ 濃い色で引き締める

 

▼サンプルイメージ

 

 

鮮やかさを抑えた褐色やベージュなどを使うと上品にまとまります。近い色や同系色などを用いて、色の変化がほんのりわかる程度のグラデーションにすると、和の落ち着きが醸し出されます。濃い色を使うと全体が引き締まります。

6.男性向けのクールな配色

Point① ベースはモノクロ
Point② 色数は少なく
Point③ 濃淡はハッキリ

 

▼サンプルイメージ

 

 

全体に使う色を3~4色に抑えるとセンス良くまとまります。色の濃さがはっきり分かれていると、めりはりの利いたクールなイメージになります。モノクロで格好よく仕上げたり、白とブルー系を使って爽やかに仕上げたりもできます。

7.シンプルでおしゃれな配色

Point① 色数は少なく
Point② ベースは中間色で
Point③ アクセントは派手色に

 

▼サンプルイメージ

 

数を少なくする事で、色の情報が削ぎ落とされ、言葉や形などの内容をよりシンプルに伝える事ができます。ベースカラーには鮮やかさを抑えた中間色を使うと、ナチュラルでオシャレなイメージになります。

8.上品でフォーマルな配色

Point① 鮮やかさを抑える
Point② 色数は少なく
Point③ グラデーションを使う

 

▼サンプルイメージ

 

 

主張しない色を使う事で、控えめで真面目な印象が残ります。文字色は読みやすさを重視した黒がオススメ。また、うすくグラデーションをかけると高級感が増します。アクセントカラーも色を絞ると落ち着いた雰囲気を保てます。

配色の番外編

ここでは、特に「人目を引くが注意が必要な配色」を2つご紹介します。

 

「黄色と黒」
とても目立つ組み合わせですが、立ち入り禁止などの注意を促すときに使用する色でもあり、使い方には注意が必要です。

 

「赤と黄色」
とても目を引く色です。「大特価」や「セール」などに使うとパッと目を引きます。「赤」「黒」「黄色」は、メッセージを目立たせるために良く使われる、効果的な組み合わせです。しかし、配分や内容によってはマイナスの印象を与えることがあるので、「赤」「黒」「黄色」の使い方は注意しましょう。

まとめ

カラフルでポップな元気あふれるデザインをしたい場合は別ですが、見せたい印象が決まっているときの配色は、メインカラー1つとサブカラーを1~2つまでに抑え、計3つ以内で考えましょう。「どういう印象を持たせるか」という目的に合わせて配色を決めることが重要です。

 

配色の基本カラーを決めたら、ロゴ、広告、カタログ、ホームページなど、全てのその配色ベースにのっとって制作しましょう。「こういう会社なんだろうな」という印象を持ってもらうためには、全体のトーンの統一が重要です。

 

どう見せるか、どう印象付けるかが決まったら、上記の配色見本を参考にして、基本カラーを決めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 
 

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川上辰夫
株式会社地域新聞社マーケティング部 「販促の大学」の企画責任者。 2011年に入社し、広告の営業として千葉県柏市内を担当。 2015年に発足した広告効果プロジェクトを通して、社内の広告力提案向上のための社員向け勉強会を企画。そのプロジェクトでの経験を生かし、「販促の大学」の立ち上げを行った。

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