2020年!インバウンド対策で訪日外国人が来店しやすいお店になる

公開

近年はインバウンド(外国人の訪日旅行)による外国人観光客数が右肩上がりですが、2020年はさらなる増加が見込まれています。

この機会を生かすために、店舗では訪日外国人客が来店しやすいよう対策をしておきたいところです。

 

本記事では、集客を促進するための四つの取り組みについて紹介します。

 

【目次】

1. 2020年に向けたインバウンド対策の必要性

2. 訪日外国人客の来店を促進する対策

3. まとめ

 

2020年に向けたインバウンド対策の必要性

2020年は訪日外国人客数を4000万人にするという政府目標が掲げられています。

それに向けて政府はビザの発給要件を緩和するなど、誘致に積極的。

また、2020年は訪日外国人客による日本観光が盛り上がりを見せるでしょう。

 

インバウンドの増加を販売機会と捉える店舗は、なんらかの具体的な対策を行う必要があります。

訪日外国人客との間には言語の壁の他にも、決済方法や消費文化の違いが存在します。

インバウンドの増加で販促を最大化するためには、訪日外国人客が魅力を感じる店舗作りやサービスが欠かせません。

 

訪日外国人客の来店を促進する対策

訪日外国人客の来店を促すには、外国人の消費パターンに合わせた販売方法を用意することが大切です。

ここでは、店舗の魅力度を高めるための具体的な対策を紹介します。

 

 

1.多言語対応

まず最低限の対策として、多言語対応をしておきましょう。

英語、中国語、韓国語の他、来客状況によってはベトナム語なども検討したいところです。

 

言語の壁が障害となってしまい、せっかくの販売機会を失ってしまうケースは残念ながら数多く見られます。

数年前に「爆買い」という言葉がニュースなどでもブームになり、小売店が販売の増加に成功していました。

その背景に、SNSを使ったわかりやすい情報発信や、多言語のポップ、外国人スタッフの採用といった要因があった点は見逃せません。

 

 

2.キャッシュレス決済

キャッシュレス決済への対応も必要です。

訪日外国人客の多い店舗担当者であれば実感している通り、日本の現金決済主義は外国人から見ると非常に珍しく、キャッシュレスの決済手段がないと販売機会を逃してしまうこともありえます。

せめて主要なクレジットカードブランドだけでも導入しておくとよいでしょう。

 

特に中国圏からの来客が多い場合、アリペイ(支付宝)はもっとも便利な決済ツールの一つです。

20191月時点で10億人以上の利用者がいるとされており、中国圏からの観光客の決済にはほぼ100%対応できます。

実店舗に導入する際、大規模な端末は不要で、紙などに印刷したQRコードを用意するだけなので手軽です。

 

【参考】Bit days:「スマホ決済アプリALIPAY(アリペイ)とは?特徴、メリット、使えるお店を紹介!」
【参考】AFPBB News:「アリペイ、利用者が世界で10億人突破」

 

 

3.免税販売

免税店となって、販売した商品・サービスに消費税がかからないようにすることも大切です。

201910月から消費税率が10%に上がっていますが、これは訪日外国人客にとっても決して無視できない金額になります。

免税店であれば、消費税分の負担を課さずに販売することが可能で、販促効果があります。

 

免税販売を行うには、所轄の税務署に申請をして許可を得る必要があります。

課税売上高が1000万円以下という要件がありますが、該当する場合は活用したいところです。

 

【参考】国土交通省 消費税免税店サイト:「免税店になるには」

 

 

4.リピート対策

せっかくなら来店した訪日外国人客のリピート化も行いたいところです。

リピート獲得のためには、再来日したときだけでなく、日本国外でも購入できる仕組み作りが理想です。

具体的には、越境ECの活用です。

近年は越境ECのインフラが整備されてきており、日本の商品を海外でも販売しやすくなっています。

 

例えば、中国ならインターネットモールの「天猫」(Tmall)や「JD.com」が代表格で、出店すれば多くの利用者に訴求できるでしょう。

 

まとめ

2020年はインバウンド(外国人の訪日旅行)による外国人観光客数の増加が見込まれており、実店舗にとっては販売増加のチャンスといえます。

外国人は消費文化が違うことも意識しながら、利用しやすい店舗になるよう、対策をしておきましょう。

 
 

■おすすめの関連コラム

  1. 年末商戦イメージ

    2019年のお歳暮・クリスマス商戦はいつから?早割・先得キャンペーンで先手を打つ!

    年末商戦といえばお歳暮とクリスマス。売上の増加が見込めるこの時期に向けて、どこも販促に力を入れて...
  2. セールイメージ

    11月のイベント「ブラックフライデー」とは?消費の落ち込む時期の売上・集客対策

    小売業界がセールを行うブラックフライデーは米国の一大イベントですが、日本でも2016年に本格的に...
  3. 災害に備える ~中小企業強靭化法について~

    災害が発生し、人材はもとより設備等に重大な損害が生じると、事業活動の推進に直接的な影響が出てしま...
  4. 秋の行楽イベントイメージ

    業種別!秋の行楽やイベントにオススメの販促方法をご紹介

    秋は暑さも落ち着き、祝日も多く、行楽やイベントを楽しみやすいシーズンです。 店舗にとっては集客...
  5. キャッシュレス決済イメージ

    【中小店舗向け】増税後の消費の冷え込み対策 キャッシュレス決済のポイント還元で集客・売上アップ!

    消費増税は消費の冷え込み要因になるため、店舗は早急に対策を打つ必要があります。今回の増税では最大...
  6. 消費税イメージ

    2019年消費増税前のまとめ買い・駆け込み需要にオススメの販促はコレ!

    2019年10月に消費税率が10%に引き上げられますが、集客・販売の落ち込みの影響を避けるために...
  7. 成果報酬型は損しない?
    優れた「成果報酬型」販促のポイント!

    「広告費がムダになるかもしれない」。多くの販促担当者が対面するこの苦しみは、成果報酬型広告で解決...
  8. 必見! はじめて販促イベントを開催する人はココに気をつけろ!

    自社のサービスや商品を効率よく紹介・販売するために、あなたはどのような活動をしていますか? ...
  9. ご近所集客に使える
    戸別配布型のフリーペーパー ~東北編~

    地域密着で商売をされているお店にとって、ご近所への広告活動は、リピーターを増やすためにもとても重...
  10. リピーター客の増加につながる
    ニュースレター活用術

    リピーター客の重要性については皆さんご承知だと思いますが、「どうすれば増やすことができるのか」で...
  11. 入りやすい店とは?店舗の集客力を高める入り口と外観のデザイン

    入りやすいお店とは? オシャレな外観、でもパッと見、何のお店かわかりづらい。入り口がどこかわか...
  12. ご近所集客に使える
    戸別配布型のフリーペーパー ~関西編~

    地域密着で商売をされているお店にとって、ご近所への広告活動は、リピーターを増やすためにもとても重...
  13. ご近所集客に使える
    戸別配布型のフリーペーパー ~関東編~

    地域密着で商売されているお店にとって、ご近所への広告活動は、リピーターを増やすためにもとても重要...
  14. 販売促進の方法とは?具体的なアイデア・事例をご紹介!

    販売促進の方法が思いつかず困ったときに使える、具体的なアイデア・事例を集めました。ご自身のお店や...
  15. 「WEB販促×紙媒体販促」メリットの掛け合わせで広告効果を最大に!

    紙販促の時代は終わった。今はWEB販促だ。そんな声をよく耳にします。確かにインターネットやスマホ...
  16. 行列と笑顔を生む、「チンドン屋」販促とは?

    店舗周辺の歩行者を集客する際に、とても大きな威力を発揮する「チンドン屋」という手法をご存知でしょ...
  17. 雨の日こそ集客しよう!雨天時に出来る効果てき面な集客方法とは?

    「雨だからお客様が来ない」は大きな間違い!? 雨が降りやすい6・7月。梅雨は売上が落ち込みやす...
  18. 店内POP術で売上に貢献を!お客様の心をつかむアイデアとは?

    あなたが何かを「思わず見てしまった」のは、どんな状況のときだったでしょうか?そのときは、どんな心...
  19. 全国放送のTVに出演する方法

    あなたの知人、または尊敬している社長などが、TVに出演した事はありませんか?それを見て「自分もT...
  20. 無料でTV・雑誌・新聞などに取材される方法

    自社の商品・サービスが売れるために、その“認知度”をどのように上げるのか、常に頭を悩ませていると...
  21. 店舗型ビジネスにとって「売上げをあげる看板」とは?

    店舗型ビジネスにとって売上げをあげるのに欠かせないのが、新規顧客の獲得です。常連客だけで成り立っ...
  22. 店内販促物の作り方 ポイントカード編

    ポイントカードについては、 ほとんどのお店が実施または検討をしたことがあると思います。 ...
  23. 店舗集客のための
    紙メディアとインターネットの使い分け

    「ネットだけで大丈夫」「紙メディアはコストがかかるからやめる」などとお考えではありませんか?...

PAGE NAVI

The following two tabs change content below.
金村 勇秀
株式会社ベストエフォートマーケティング 代表取締役。 東京理科大学大学院卒業後、外資系企業にてマーケティング職、国内・海外営業職に従事。2011年4月に株式会社ベストエフォートマーケティング代表取締役就任。 “WEBを起点としてビジネスを発展させる”をキーワードに、WEBサイト制作、WEBマーケティング、営業コストを抑えて売り上げを上げていく効率的なマーケティング手法、営業手法などを提案。海外のグローバル企業、上場企業、中小企業、ベンチャー企業等200社以上の企業の営業マーケティング支援実績。 2018年2月美容室2店舗を運営する株式会社HARU 代表取締役および船橋店責任者に就任。ホームページ:https://besteffortmarketing.co.jp/ 株式会社HARUホームページ:https://bh-haru.com/ 株式会社HARU船橋店ホームページ:https://bh-haru.com/funabashi/ Facebook : https://www.facebook.com/yushukanemura

続きを読む
記事を検索

お悩み別記事一覧

広告のコト

チラシの反響を上げたい一覧を見る閉じる
販促方法をもっと知りたい一覧を見る閉じる
広告全般について知りたい一覧を見る閉じる
広告作成のテンプレートを知りたい一覧を見る閉じる
WEB集客について一覧を見る閉じる
プロデザイナーのこだわり一覧を見る閉じる
DMに知りたいこと一覧を見る閉じる
販促計画を立てたい一覧を見る閉じる
広告理論や心理を学びたい一覧を見る閉じる
セールスコピーのヒント一覧を見る閉じる
メールマーケティングについて知りたい一覧を見る閉じる
漫画広告について一覧を見る閉じる

経営のコト

リピーターを増やしたい一覧を見る閉じる
他のお店の事例を知りたい一覧を見る閉じる
経営全般について知りたい一覧を見る閉じる
経営のコネタ一覧を見る閉じる
顧客管理方法について知りたい一覧を見る閉じる
新規を増やしたい一覧を見る閉じる
補助金について一覧を見る閉じる
市場調査データを知りたい一覧を見る閉じる
マーケティング全般について知りたい一覧を見る閉じる
人材について知りたい一覧を見る閉じる
営業力を高めたい一覧を見る閉じる
業界研究一覧を見る閉じる
ブランディングを学びたい一覧を見る閉じる

商圏のコト

  • SEOイメージ
    SEO対策における“内部対策”と“外部対策”の違いと…
    SEO対策をしている人であれば、“内部対策”“外部対策”という言葉を聞いたことがあるでしょう。 今回はそれぞれの具体的な内容と、どちらをより重視すべきなのかについて説明します。 これからSEO対策を始めようと思っている人は、ぜひ参考にしてください!
  • 業種別・業界別広告宣伝費(販促費)の売上比率・割合の…
    各業種・業界の一般的な売上に対する広告宣伝費(販売促進費)の割合をご紹介します。業種別・業界別の広告宣伝費(販売促進費)は、自社の商品・サービスの売上をあげるために必要不可欠なコストです。売上が目標通りにあがっていないような状況では、広告宣伝に多くの予算を割くことはできません。効果的な広告予算の立て方がわからず、むやみやたらにあれこれと試していませんか?広告宣伝や販売促進は、ただお金をかければ効果が出る、というものではありません。広告宣伝費(販売促進費)にどのくらい予算を割けばよいのか。さらにもっとも簡単な広告予算の立て方についても業種も考慮しながらご説明します。
  • 販促のプロに聞く!セールスコピーのヒント
    ~ス…
    チラシやダイレクトメールを見た人に、購入や来店などの意欲を持ってもらうために使われるセールスコピー。 限られたスペースの中で、読み手の興味を惹く文章を用意できるどうかが重要です。興味を持ってもらうことで、次のアクションにつながります。商品の良さを伝えるよりも、読み手にとってその商品がどれだけ価値あるものなのかを簡潔に伝えることが大切です。販売・制作・お客様の販促支援と幅広い業務を担う、いわば“販促のプロ”が考えたセールスコピーをご紹介します。
  • SEOイメージ
    検索アルゴリズムのアップデートとは? アップデートに…
    “検索アルゴリズム”とはいったい何でしょうか? “検索アルゴリズム”が変更されると、SEO的にはどのような影響があるのでしょうか? 検索アルゴリズムの変更に左右されない、SEOの根本的施策についてもご紹介します。
  • 2017年5月の販促計画を立てる時のポイント
    ゴールデンウィークから始まる5月は、イベントやレジャーで使い過ぎた家計が気になる月です。また、新生活による環境の変化などで、心身共に疲れが出やすい頃でもあります。体をいたわるメニューや癒しをテーマにした商品などがヒットする可能性が高いので、遅くとも1か月前には販促計画を立てましょう。月間の販促計画作成に役立つポイントをまとめましたので、ご参考にしていただければと思います。
集客や販促方法でお悩みの方へ 販促に関する無料相談実施中! 地域情報に詳しい担当が、御社にご訪問して集客課題を伺います!詳しくはこちら
CRMって何?クロスセル?気になるワードをチェック!販売促進に関する用語集
お役立ち資料 開くお役立ち資料 閉じる
PAGE TOP