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どのように年間販促計画を立てればよいか、ご存知ですか?
販促計画の立て方がわからないと困っていませんか?
販促の効果をアップさせるには、販促カレンダーを作成して計画的に準備を進めることが大切です。
簡単に年間販促計画を立てられるエクセルのテンプレート「年間販促カレンダー 2025年版」をご用意しました。
月や週ごとに「販促ポイント」「一般行事」「展開フェア」「季節のキーワード」が一目でわかるようになっているので、販促の企画を考える際に役立ちます。
また、もう1つの特徴として集客目標や売上目標、費用といった管理項目も用意。
これを利用すれば、販促計画はもちろん、収支計画も一緒に立てられます。
なお、「年間販促カレンダー 2025年版」は無料でダウンロードが可能です。販促計画を考えるときに押さえておくべきポイントを紹介した資料もご用意しました。「年間販促カレンダー 2025年版」を使って、年間販促計画を立てましょう。
ここからは、年間販促カレンダーの中身をより詳しく紹介します。
※「半期販促カレンダー 2024年10月~2025年3月」「半期販促カレンダー 2025年4月~2025年9月」もご用意しております
【目次】
1.販促計画は少なくとも週単位で考えよう
2.季節・時期のイベントを活用しよう
3.季節・時期によって最適な販促方法を選択しよう
4.チェックが大切。必ず目標設定と効果チェックをしよう
5.まとめ
年間を通した販促計画を立てるときは、まずは週単位でスケジュールを考えましょう。
月単位では大ざっぱすぎますし、日単位では細かすぎます。
もちろん日単位で計画できればそれに越したことはないのですが、考えるのも大変ですし、管理しきれない恐れがあります。
今回提供する年間販促カレンダーは、月ごとに区切った上で、さらに週ごとに細分化しているといます。
もちろん、集客目標や売上目標なども週単位で記入できます。
イベントなどがあり、一カ月の中で重点的に売上を伸ばしたい週がある場合なども、簡単に管理できるのです。
まずは、週単位でどのような販促にトライするかをまとめてみましょう。
年間計画を立てる際は、季節や時期特有のイベントを活用するといいでしょう。
冒頭で紹介したように、年間販促カレンダーには「販促ポイント」「一般行事」「展開フェア」「季節のキーワード」といった季節・時期ごとのイベント情報が記載されています。
例えば、1月は一般行事として元日や成人の日などがあり、福袋や成人式関連のフェアが展開。
「正月」「お年玉」「初詣」といったキーワードに沿って、お祝い系や冬物セールといった販促ポイントが提案されています。
こういった季節のイベントに対応するためには、早めの準備が欠かせません。
先手を打って対策するには、年間計画を立てておくことが必要なのです。
季節や時期にふさわしい販促手段を選びましょう。
年間販促カレンダーには、「販促方法」という欄があり、A4チラシや新聞折込といった販促手段を記入できるようになっています。
その季節・時期ごとの広告予算やターゲットによって、最適な販促方法は異なるものです。
集客目標や売上目標を達成するために、あらかじめ効果的と思われる販促手段を選定しておきましょう。
年間計画で販促方法の予定を立てておくことは、スケジュール管理の点でも役立ちます。
例えば、インターネット広告は即日で出稿・掲載できることもありますが、チラシはデザインや印刷を行うため、どうしても一定の時間が必要です。
事前に計画を立てておけば、いざ広告を出すときに慌てることがありません。
販促計画を立てる前に必ず考えなければならないのが、集客目標と売上目標です。
年間販促カレンダーには、集客、売上、費用といった大切な項目について、それぞれ目標と結果の欄が用意されています。
テンプレートに沿って埋めていくだけで、簡単に予実管理ができるので便利です。
まずは、達成したい売上を決めましょう。
部署の事業計画・会社の事業計画を考慮して、売上の計画を立てていきます。
その上で、集客の数字を決めるようにします。
このとき、過去の客単価を振り返りながら、目標単価を決めていくといいでしょう。
いくら売るために何人集めるのか、単価はどうするのか、といった販売計画を立てて初めて「どうやって売るのか」が決まってきます。
そして、なによりも大切なのは、販促計画を実施した後の効果測定です。
周年記念にチラシを配布したり、ネット広告を使ったりと、販促の方法は様々。
お店にとってどの方法があっているかは、やってみなければわからないこともあります。
どの方法が適しているのかを確認するためにも、必ず販促の効果測定をし、年間販促カレンダーに沿って「集客数」と「売上」を記録に残しましょう。
販促の効果測定の記録を1年間取り続けることが大切です。
前年に実施した販促結果を精査すれば「どの季節にどの販促方法をとればいいのか」という季節要因も含め、どのように実施すればよいのかが見えてきます。
1年先までの販促計画をしっかりと立てていれば、準備にもしっかりと時間がとれます。
ばたばたと翌月の販促方法を決めて、なんとなくチラシを配ったりするのは、効率の良いやり方とはいえません。
落ち着いて販促の内容を考えることができれば、きっと集客効果も高まっていくでしょう。
計画と記録。
これを繰り返すことで、販促のスキルや感覚を磨いていただければと思います。
年間計画をどのように作ればいいかわからない方でも、販促カレンダーテンプレートに沿って、順番に埋めていくという方法をお試しください。
各月の「販促ポイント」「一般行事」「展開フェア」「季節のキーワード」が付いていますので、ぜひ販促企画を考える際の参考としてご活用ください。
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