本当に効果を出す業務改善の正しいやり方

公開

組織の規模が大きくなっていく。

社員数が増え、社歴が長くなり、また各部門が大きくなるにつれて、組織は硬直化しやすくなっていきます。

それによって事業活動に弊害が出てくるようになります。

 

その弊害をなくす、もしくは是正するための有力な方法として業務改善があります。

 

【目次】

1.そもそも業務改善とは何か?

2.業務改善の3つの大きな要素

3.業務改善によって得られるメリット

4.まとめ

 

そもそも業務改善とは何か?

なぜ業務改善が必要になってくるのでしょうか?

 

事業経営を行っていれば、日々、大なり小なり何らかの業務を遂行することになります。

しかし時間が経つにつれ、業務に関わる人数や工数が増えていくと、常に業務改善を意識しなければ、効率が悪くなっていきます。

既存の方法を続けていくと、何かしらの問題や課題を常に抱えながら業務を進めることになっていくのです。

 

コストパフォーマンスが悪い、ミスが多くなる、仕事に無駄が多い、時間がかかる等、皆さんも日々の業務で多くの問題を抱えていませんか?

 

これらの問題をその場しのぎの対症療法で対応しても、部分的に良くなることはありますが、全体の流れで見たときの根本的な解決には至りません。

 

根本的に解決するには、業務全体の流れを見直すことが重要です。

業務の進め方、関わる人の役割、そもそもの業務のあり方など、根本的に洗い直していく必要があります。

 

また1つの業務だけを改善するのではなく、複数の業務を改善することで、結果として事業経営全体の業務が改善され、それらが相乗効果を起こしてさらなる業務改善効果が期待できます。

 

業務改善の3つの大きな要素

業務改善には、3つの大きな要素があります。

 

Q:(Quality)品質

C:(Cost)コスト

D:(Delivery) 時間

 

上記の3要素の最適化をまんべんなく図ることで、業務改善の効率化に結びつけていきます。

 

高品質で、コストを抑えて、短時間で達成する。

 

これらの3要素は相反するため、並立させることは難しいかもしれませんが、常にこの3要素の最適化を図ることで、完全とまでいかなくても、業務改善を遂行することができます。

 

業務改善によって得られるメリット

業務改善は組織全体の業務を改善する取り組みなので、達成するとメリットは全社的な範囲に及びます。

主なメリットを挙げてみると、以下のようになります。

 

①  仕事の効率・能率アップ

②  コスト削減

③  働く人のモチベーションの向上

 

上記以外はもちろん、実は見えないところでも数多くの効果があります。

 

では、業務改善を成功に導くためにはどうすればいいのか。

下記の要素をチェックすることが大切です。

 

働く人 

1.適切な人員で取り組まれているか

2.その業務に携わるための能力があるか

3.モチベーションは高いか

 

手順

1.段取りがうまくできているか

2.作業工程が複雑でないか

3.ワークフローが適切か

 

目的

1.売上が上がっているか

2.お客様のためになっているか

3.社内の業務が円滑に進んでいるか

 

現在はすべてに該当していたとしても、時間が経つにつれて、徐々に上記のチェック事項に当てはまらなくなってくることも多いです。

定期的に振り返って、常に上記の項目に当てはまっているかどうかを確認するようにしましょう。

 

まとめ

・業務改善とは業務全体の流れを見直すこと。この作業を怠り、既存の方法を続けていると、コストパフォーマンスが悪い、ミスが多くなる、仕事に無駄が多い、時間がかかる等、さまざまな課題が発生してくる。

 

・業務改善を遂行するには、「Q:(Quality)品質」「C:(Cost)コスト」「D:(Delivery)時間」を意識することが大事。

 

・業務改善のメリットは全社的な範囲に及ぶ。そのため、業務全体の流れが適切か、上記のチェック事項を参考に常に見直すことを意識すべき。

 

 
 

■おすすめの関連コラム

  1. 宿泊業に関する法整備について

    前回は、食品衛生法の改正について書きました。その背景には、日本の食品の国際競争力の強化とインバウ...
  2. 優秀なマネジャーがやっていることって?
    マネジメントのカギは「配る」こと!

    新卒・若手社員の離職率が3年間で30%といわれる昨今、企業に優秀な人材を引き止めておくことは年々...
  3. 「優秀くん」を集めてもうまくいかない!? チーム力を上げるアルバイト採用のコツ

    空前の売り手市場といわれる昨今、アルバイトの人材確保に困っている企業が多いという話をよく耳にしま...
  4. アウトソーシングのメリットとは?

    起業したり、新しい事業をスタートさせたりする上で、いろいろとお金がかかることも多いと思います。人...
  5. 個人経営の店舗向け お客様のお支払い方法はどうする?

    クレジットカード決済をはじめ、モバイル決済、電子マネー、仮想通貨、QRコード決済など現金を使わず...
  6. 商品企画のツボ【ポジショニング戦略で穴をつく!】

    『ポジショニング戦略[新版]』アル・ライズ/ジャック・トラウト お客様と新しい商品やサービスの...
  7. 見直そう、会社の財布!経費節約について

    事業経営において、まず最優先で取り組むべきアクションが売上アップです。 しかし、売上を上げたと...
  8. お店のポジショニングを確かめて、売上競争を勝ち抜こう

    ポジショニングとは、店のサービスがお客様に「どういう時に使えるものと思われているか」ということ。...
  9. 開店準備に必要なもの(飲食店編)

    飲食店で働いている方、目指している方の多くが、 そんな目標を持っています。 そのために料理の...
  10. 公的助成金とは?中小企業でも申請できる補助金、助成金について

    中小企業が活用できる補助金・助成金について耳にしたことはありますか? 一定の条件に該当すれば、...
  11. 競合他社との差別化を図る戦略ポイントと成功事例をご紹介!

    差別化とはライバルがまねのできない優れた面を持つことであり、これによりライバルとの競争を優位に展...
  12. ターゲット顧客の明確な選定 マーケティング戦略の起点を学ぶ

    マーケティング戦略を練る上で、商品を購入してくれるターゲット顧客を明らかにすることは大切なことで...
  13. 業界シェアNo.1のブランドをつくるには

    ブランドとは何か? 改めてそう問われてみたとき、あなたは即答できますか。 多くの会...

PAGE NAVI

The following two tabs change content below.
金村 勇秀
株式会社ベストエフォートマーケティング 代表取締役。 東京理科大学大学院卒業後、外資系企業にてマーケティング職、国内・海外営業職に従事。2011年4月に株式会社ベストエフォートマーケティング代表取締役就任。 “WEBを起点としてビジネスを発展させる”をキーワードに、WEBサイト制作、WEBマーケティング、営業コストを抑えて売り上げを上げていく効率的なマーケティング手法、営業手法などを提案。海外のグローバル企業、上場企業、中小企業、ベンチャー企業等200社以上の企業の営業マーケティング支援実績。 2018年2月美容室2店舗を運営する株式会社HARU 代表取締役および船橋店責任者に就任。ホームページ:https://besteffortmarketing.co.jp/ 株式会社HARUホームページ:https://bh-haru.com/ 株式会社HARU船橋店ホームページ:https://bh-haru.com/funabashi/ Facebook : https://www.facebook.com/yushukanemura

続きを読む
記事を検索

お悩み別記事一覧

広告のコト

チラシの反響を上げたい一覧を見る閉じる
販促方法をもっと知りたい一覧を見る閉じる
広告全般について知りたい一覧を見る閉じる
広告作成のテンプレートを知りたい一覧を見る閉じる
WEB集客について一覧を見る閉じる
プロデザイナーのこだわり一覧を見る閉じる
DMに知りたいこと一覧を見る閉じる
販促計画を立てたい一覧を見る閉じる
広告理論や心理を学びたい一覧を見る閉じる
セールスコピーのヒント一覧を見る閉じる
メールマーケティングについて知りたい一覧を見る閉じる
漫画広告について一覧を見る閉じる

経営のコト

リピーターを増やしたい一覧を見る閉じる
他のお店の事例を知りたい一覧を見る閉じる
経営全般について知りたい一覧を見る閉じる
経営のコネタ一覧を見る閉じる
顧客管理方法について知りたい一覧を見る閉じる
新規を増やしたい一覧を見る閉じる
補助金について一覧を見る閉じる
市場調査データを知りたい一覧を見る閉じる
マーケティング全般について知りたい一覧を見る閉じる
人材について知りたい一覧を見る閉じる
営業力を高めたい一覧を見る閉じる
業界研究一覧を見る閉じる
ブランディングを学びたい一覧を見る閉じる

商圏のコト

  • GISって何? 地理情報を経営に活かすコツ
    小売店などを経営していれば、誰もが考えるマーケティング戦略。今はFacebookやTwitter、Googleアドセンス等を用いたWeb広告が主流になりつつありますが、どの地域にターゲティングするかを正確に分析することで、費用対効果の高い戦略を練ることができます。また、新規出店エリアの選定においても、大事になってくるのが各地域における複合情報。今回は、地域を分析する上で役立つツール【GIS】について説明いたします。
  • 4C分析と4P分析を自社商品・サービスのマーケティン…
    4C分析と4P分析という有名なマーケティング分析手法を、自社商品やサービスのマーケティングに生かす方法をご紹介します。4C分析や4P分析の目的は、自社商品やサービスのメリットを「売る側の視点」と「買う側の視点」に分けて整理し、販売に結び付けることです。4C分析や4P分析を「知っている」という方は多いでしょう。しかし、実際に自分でやろうとすると、どのような手順で進めればいいのか迷ってしまうことがあります。最初に4C分析や4P分析をまとめたメリット整理表を作成することで、商品改善や販売促進のキャッチコピーなどのアイデア出しに役立ちます。無料でダウンロードできるシンプルなメリット整理表のテンプレートをご用意いたしました。お客様の視点に立って自社商品やサービスの強みを振り返るために、ぜひご活用ください。
  • お店のポジショニングを確かめて、売上競争を勝ち抜こう
    ポジショニングとは、店のサービスがお客様に「どういう時に使えるものと思われているか」ということ。それが売れる内容なのかどうかを確認することが、周辺の店舗やサービスとの競争で優位に立つために重要な要素です。毎月とは言いませんが、年に2~4回は、自社のポジショニング戦略を行い、サービスの改善につなげてみてはいかがでしょうか。
  • ○○マーケティングって、つまり何?
    世の中には「マーケティング」に○○を付けて、とても難しい言葉で表現していることがたくさんあります。一つ一つ覚えるのは大変ですし、技術の進歩に合わせて日々新しい言葉が生まれています。今回は、難しい表現をできるかぎり簡単な言葉に言い換えてみましたので、「へえ~そうなんだ」くらいの軽い気持ちでご覧いただければ幸いです。
  • お客様を夢中にさせる接客術とは
    消費者がさまざまな方法で商品を購入できるようになった現代。商品の魅力だけでお客様に選ばれるのは、難しい時代になりました。そこでカギとなるのが、商品を販売する「人」のチカラです。ただ販売をするだけではなく、お客様の心を動かし、ファンになっていただけるような接客サービスができれば、継続的なリピート購入が期待できます。
続きを読む
チラシのお届け方法をお探しの方へ
集客や販促方法でお悩みの方へ 販促に関する無料相談実施中! 地域情報に詳しい担当が、御社にご訪問して集客課題を伺います!詳しくはこちら
CRMって何?クロスセル?気になるワードをチェック!販売促進に関する用語集
お役立ち資料 開くお役立ち資料 閉じる
PAGE TOP