販促の大学(詳しいプロフィールを見る)
販促の大学の最新記事 (記事一覧を見る)
- 保護中: 【プロデザイナーが解説!】添削から学ぶチラシ作成の基本 - 2024年10月4日
- 保護中: 【特典あり】Webマーケをやり尽くした先に辿り着くLINEで通販の購入率を5倍、リピート率を3倍にする仕組み - 2024年10月3日
- “知っている事業者だけ得している”販売促進・WEBサイト制作に使える補助金活用セミナー - 2024年9月26日
「販促の大学」を運営している地域新聞社では、地域新聞社LINE公式アカウントにお友だち登録をしている方を対象に、アフターコロナ、withコロナに関する意識調査を行いました。回答件数は1,947人と、これまでで最多の回答数となりました。やはり関心が高い内容だといえます。
経済や生活の不安はまだまだ続きますが、できることをやっていきましょう。本記事が貴社の経営や販促におけるヒントになれば幸いです。
【質問項目】
1、緊急事態宣言が解除された後の外出頻度について 1番近いものはどれですか?
2、飲食店の感染症対策でありがたいと思うのはどれですか?上位3つを選んでください
3、緊急事態宣言中に、よく行くお店の情報(休業、営業時間、テイクアウト等)を知る手段として使っていたのはどれですか?※複数回答可
4、今年の夏休みはどのように過ごしたいですか?※複数回答可
5、あなたが取り組むアフターコロナ、withコロナ対策を教えてください
ここからは緊急事態宣言中の暮らしについて
6、自粛期間の生活で一番困っていることはなんですか?
7、自粛期間中はどのようにして過ごしていましたか?ご自宅での過ごし方や新しく始めたことなどを教えてください
今回は、自由記述であるQ5の内容について、分析した結果をご紹介します。
>>Q1~4の調査結果はこちら「アフターコロナ、withコロナに関する消費者意識調査~ちいき新聞読者対象~」
>>Q6の調査結果はこちら「自粛期間の生活で一番困っていることはなんですか?」
>>Q7の調査結果はこちら「自粛期間中どのようにして過ごしていますか?お家での過ごし方や新しく始めた事など教えて下さい」
図1は回答内に出現するワードを図にした共起ネットワークです。円が大きいほど出現回数が多く、色ごとでグルーピングされています。
【図1】
「マスク」「着用」「手洗い」「消毒」「アルコール」など、感染対策に関するワードが目立ちます。コロナ禍であることを意識し気を抜かずに引き続き感染対策を行っていくことが読み取れますね。
「外出」関連については「控える」「避ける」「自粛」など、こちらも自身や家族に対する感染防止だけではなく、相手に感染させないためにもアフターコロナ、withコロナとなった現在でも継続する人が多いことがわかります。
また、生活に欠かせない「買い物」に関しては「減らす」、「外食」に関しては「テイ(クアウト)」とワードが続いていますので、緊急事態宣言前の状態へ元通り、というわけにはいかなそうです。
実際の回答をいくつかご紹介します。
「しばらくの間は、不要不急の外出自粛を続けます。ですが、段階的に親戚と家で食事を楽しんだり、美容院へ行ったりしたいです。衛生面では、手洗い、うがい、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保をしながら、ストレスをためない生活をしたいです!後は、飲食店はテイクアウトを活用して、経営を継続できるように頑張ってほしいです!」(30~39歳女性)
「1人で買い物、こまめな手洗い、消毒、換気は続けていこうと思う。外食は6月いっぱいはテイクアウトにする予定。感染者の数を見ながら行動します。カフェやレストランの店内を見て、ソーシャルディスタンスされていれば行くかもしれません。」(50~59歳 女性)
「完全に終息すれば以前と変わらない生活に戻りますが、withコロナの状況なら三密を避けるために不要不急な外出はせず、飲食は宅配やテイクアウトに頼る生活にします。」(60~69歳男性)
表1は回答内に出現した名詞のワードだけをまとめたものです。1人の回答の中で複数出現する場合は、それぞれ出現回数にカウントされます。
【表1】
「密閉」「密集」「密接」を避け、ソーシャルディスタンスを求めるワードが多く出現しているのがわかります。
実際の回答を見てみましょう。
「コロナが完全に収まるまでは、マスク着用、除菌を徹底して、外出も控える。人が多い所には行かない、近づかない。落ち着いてから、水族館やプールなどへ遊びに行きたい。コロナが落ち着いても、他のウイルス感染を防ぐためマスクと手洗い、うがい、除菌は忘れずにしたい。」(30~39歳女性)
「自分自身や家族については、うつらない・うつさないことの徹底、その対策として、マスクの着用や手洗いを今後もしっかり続けること、そして、さらに食事の見直しや生活全般を見直して、自己免疫力を上げることを目指したいと思います。周りの人との関わり方としては、少し寂しい感じもしますが、密になり過ぎないようにソーシャルディスタンスには今後もできるだけ気を付けていきたいと思います。」(50~59歳女性)
「毎日、自分の体温チェックをしたり、外出の際は必ずマスクを着けたりして、また買い物などはなるべく短時間で済ませるようにしています。そして、バランスの良い食事をして免疫力を維持することにも気を付けています。」(50~59歳男性)
感染予防のほか「免疫力を高める」という回答も多く見られました。出現回数は8位の46回。食事のバランスを整え、体に栄養素を取り入れるため食材やレシピ、体をあたためたり腸内環境を整えたりするストレッチや食事、衣類などについても興味や関心が高くなりそうです。
表2では、年代別の出現ワードをまとめてみました。年代別にみると少し変わってきます。
【図3】
10~19歳はその他の年代と比較してみると、感染予防対策に関するワードよりも、学生としての本業に関するワードが目立ちます。休校に地域差があったり、各学校によって対応が異なったりすることから、特に受験生は不安な気持ちで過ごしていそうです。前回ご紹介した「アフターコロナ、withコロナに関する消費者意識調査~ちいき新聞読者対象~」【Q1】緊急事態宣言が解除された後の外出頻度について、ではこの年代のみ「以前より3割程度控える」が第1位でしたが、その理由がはっきりしてきました。回答者のほとんどが学生だと仮定すると、今までは休校のため外出できなかったが、緊急事態宣言が解除されたことによる学校の再開、塾や予備校の通塾によって、「学校に行く」「塾や予備校に行く」などの「本業に伴う外出」が増えることによる回答だったことがわかります。
実際の回答を見てみましょう。
「学習、部活など、おろそかになってしまっていたことを取り返す!」(10~19歳女性)
「勉強が全然できていないので、受験に向けて頑張る!」(10~19歳女性)
「極力外出することを避けて、消毒も欠かさずします。」(10~19歳男性)
回答から出現したワードを分析した結果、それぞれの年代の方が、アフターコロナ、withコロナ対策について考えていることが見えてきました。
次回は、【Q6】緊急事態宣言中の暮らしについて 自粛期間の生活で一番困っていることはなんですか?の回答について、集計していきます。
※アンケート集計にはKH coderを使用しております。
Copyright © 販促の大学で広告・マーケティング・経営を学ぶ All rights reserved.
powered by 地域新聞社