
金村 勇秀(詳しいプロフィールを見る)

金村 勇秀の最新記事 (記事一覧を見る)
- 年末年始に獲得した顧客をリピーターに!閑散期を乗り切るポイント - 2019年12月5日
- 2020年!インバウンド対策で訪日外国人が来店しやすいお店になる - 2019年11月28日
- 2019年のお歳暮・クリスマス商戦はいつから?早割・先得キャンペーンで先手を打つ! - 2019年11月8日
商品・サービスの販売促進活動において、動画の活用はとても効果があります。
まずは「なぜ動画なのか」について説明します。
動画の特徴は、主に以下の3点です。
1.文字・写真と比較して訴求力が高い
2.ブランディングしやすい
3.ビジネスで動画を利用している人が少ない
これらの中でも特に3つめの“ビジネスで動画を利用している人が少ない”がポイントです。
【目次】
1.動画とYouTubeについて
2.動画コンテンツの4つの魅力
3.動画によるブランディング効果
4.まとめ
ここ数年、YouTuber(ユーチューバー)というクリエイターによって、動画コンテンツおよびYouTubeが一躍脚光を浴びています。
そしてYouTubeをビジネス目的で活用する動画マーケティングが販売促進においてひとつのキーワードとなっています。
ちなみにYouTuberとは、独自に制作した動画をYouTubeで公開し、その動画の再生によって生じる広告収入を収入源として稼ぐクリエイターで、人気YouTuberは数億円の年収を稼ぐといわれています。
しなしながら、このYouTubeを活用した動画マーケティングを実際に販促活動に取り入れている事業者は、まだまだ多くはありません。
とても有効なツールなのに使いこなせている事業者が少ないということは、先んじて取り組むことで、得られる恩恵は多大なものになるといえます。
他にも、動画コンテンツには4つの魅力があります。
1.いつでもどこでも視聴できる
2.情報量が多い
3.共感を得やすい
4.低予算で訴求力のある広告が打てる
ここでのポイントは、3、4の“共感を得やすい”、 “低予算で訴求力のある広告が打てる”です。
3についてですが、文字や写真と違って動きをつけて訴求するため、共感を得やすいです。
そして4は、低予算で半永久的に公開できることがあげられます。
これまでは期間限定のTV広告枠を購入して、著名人を採用し、高い予算をかけてCMを制作してTVで流す。
これが従来の動画を活用して販売促進をする方法でしたが、今ではYouTubeを活用することによって、ネット上で低コストかつほぼ無期限に広告を打てるようになりました。
これは、今までは販売促進の予算が潤沢にある大企業だけが可能だった動画広告を、販売促進の予算にそれほど余裕がない中小企業、ベンチャー企業、個人事業主でも、時間枠に関係なく、半永久的に公開できるようになったことを意味します。
ビジネスにおいて動画をどのような目的で活用するか。
期待できる効果はいくつかありますが、その中でも効果が大きいのが商品・サービスのブランディング効果です。
つまり「自社商品・サービスのブランドイメージを高めて購入意欲をあげる」→「購入させることで売上げをあげる」という流れを、動画ならスムーズにつくることができるのです。
そのために「まずはどのような動画を作成するか」ですが、販促のための動画の事例についていくつかあげていきます。
1.商品・サービスの紹介動画(商品に興味を持ってもらうためのPR動画)
実際の商品・サービスの使用イメージを紹介することで、商品への理解を深めてもらうことができます。
2.お客様の声、導入事例
商品・サービスを実際に使用したお客様に動画にて話していただくことによって、よりその商品・サービスの信頼性を高めることができます。
3.ビフォー・アフター(使用前・使用後)
商品・サービスを使用することの効果を映像で伝えることで、イメージしやすくします。
4.紙媒体から動画に誘導する(QRコードの活用)
チラシになどの紙媒体にQRコードを入れて、スマホや携帯で読み取らせることによって、商品紹介動画を視聴してもらい、購買意欲を喚起させます。
この他にも動画を販促で活用する方法はいろいろありますが、まずは上記の様な動画を販促で活用してはいかがでしょうか。
・動画広告には色々な魅力があるが、現時点での最大のメリットは「ビジネスで動画を利用している人が少ない」ということ。
また、文字と写真だけのコンテンツと違い、商品・サービスイメージが湧きやすく、顧客の共感を得やすいです。
・以前は動画広告というとTVCMを制作できる大手企業の特権でしたが、YouTubeの登場により、現代では低コストで半永久的に公開できる動画広告を誰でも作成できるようになりました。
・動画広告には色々な効果がありますが、最も期待できるのが、“ブランディング効果”。そのためには、商品・サービスの紹介、お客様の声・導入事例、ビフォー・アフター(使用前・使用後)を動画で公開するのがカギです。
またQRコードと連動させることによって、再生回数を上げることもできます。
Copyright © 販促の大学で広告・マーケティング・経営を学ぶ All rights reserved.
powered by 地域新聞社