【WEBマーケティング】モバイルファースト(スマホ対応)の意味

電車に乗れば、7人掛けの席で5人はスマホを見ています。
7割以上がスマホユーザーということですね。

 

あなたのサイトはスマホに対応していますか?

Googleがモバイル対応が重要と言っている理由

まずは、次のグラフをご覧ください。

 

このグラフは、総務省「平成28年版 情報通信白書」を基にスマートフォン・タブレットの世帯普及率を示したものです。

 

ご覧の通り、ここ数年でスマホ・タブレットなどのモバイル端末は、飛躍的に普及が進んでいます。

 

スマホの世帯普及率は、今後も間違いなく伸長するでしょう。
多くの家庭で、すでにひとり1台に近付いています。

 

検索エンジンの最大手Googleは、自社のブログに「モバイル端末からの検索数がPCを上回った」という記事を、2015年5月5日に掲載しています。

 

 

In fact, more Google searches take place on mobile devices than on computers in 10 countries including the US and Japan.

事実、モバイルデバイスからのGoogle検索はコンピュータからの検索数を、米国や日本など10カ国でうわまわった。

 (出典:Building for the next moment on Google's official blog for news, tips and information on AdWords)

 

この記事ではGoogle検索だけを取り上げていますので、世界中のすべての検索数の半分以上がモバイル端末になったという訳ではありません。

 

このあたりは、【公式発表】Google検索数、ついにスマホがPCを超えるを読んでいただければ、更に詳しい情報が得られます。

 

いずれにしても、冒頭でも書いたとおり、電車に乗れば6~7割の人はスマホを手にしています。

 

これからのWEBマーケティングにおいては、サイト制作時のスマホ対策は必須です。

 

ホントにスマホからのアクセス数はPCを上回ったのか?

これから3つの例をご覧にいれます。

 

分析の期間は2017年11月の1カ月間です。

 

Googleのサイト分析ツール、グーグルアナリティクスを使って、どのデバイスからどのくらいアクセスされているのかを分析しました。

 

 

(1)ビジネス系のサイト

 

このサイトには、WEBやマーケティングの記事が多く掲載されています。
なので、当然のことながら個人事業主や企業からのアクセスが多く、週末や祝日のアクセスは減ります。

 

ですので、コンピュータからのアクセスの比率がかなり高いだろうと予想していました。

 

ところが、この結果です。

 

なんとスマホからのアクセスが、41.45%もあります。
タブレットも含めると、モバイル端末からのアクセスは、およそ46%!

 

このようにビジネス系のサイトでも、現在はアクセスの約5割近くがモバイル端末からなのです。

 

 

(2)30歳代の方を中心にアクセスを集めているサイト

 

次にご紹介するのは、30歳代を中心にアクセスを集めているサイトです。
月平均30,000ページビューのサイトです。

 

 

こちらは、アクセス全体のおよそ75%がスマホからのアクセスです。
PCからのアクセスは、21.3%しかありません。

 

アクセスする人の5人に4人はモバイル端末から、という分析結果です。

 

(3)女性向け美容系サイト

3番目にご紹介するサイトは、女性向けの美容系サイトです。

 

このサイトは、アクセス数はそれほど多くはありませんが、質の良い記事が多く掲載されています。

 

このサイトはスゴイですね!
アクセス全体の8割以上がスマホからです!

 

もちろんスマホ対策もしています。
これでもしスマホ対応をしていなかったら、かなりの機会損失をしていたことでしょう。

 

以上、3つのサイトをご紹介しました。
特にスマホからのアクセスが多いだろうというサイトだけを選んだわけではありません。

 

この結果を踏まえると、Googleが言っている「モバイル端末からのアクセスがPCを上回った」という表現も頷けます。

 

では、どうすればあなたのサイトをスマホ対応、つまりモバイルフレンドリーなサイトになるのか。

 

ここを少し考察してみましょう。

 

 

モバイル端末からのアクセス対応は必須!!

これからサイトを作ろうという方、またはサイトの見直しを考えている方。
モバイル端末からのアクセスを見越して、モバイル対応=スマホ対応をすることは必須条件です!

 

前述した3つの例からも分かる通り、「もはやスマホ対応していないサイトは、アクセスの来ないサイトになりつつある」と言っても過言ではありません。

 

WEBデザインの世界では、レスポンシブ・ウェブ・デザイン(RWD)と呼ばれているデザインが、主流になりつつあります。

 

RWDの特徴は、サイトを閲覧しているデバイスの解像度に合わせて、ひとつのURLでフレキシブルに対応することにあります。

 

RWDは、業界内ではすでに2012年には知られていましたが、Googleの推奨する「ひとつのURLでPC・タブレット・スマホに柔軟に対応するデザイン手法」ということで、最近広まってきています。

 

 

WordPressを採用したサイトや、Bootstrapというデザインテンプレートを採用したサイトでは、サイトデザインもかなりフレキシブルに対応できるようになってきています。

 

スマホ対応のサイトを作るにはどうすればよいか?

海外SEOの第一人者、鈴木謙一氏の2012年6月12日の記事「スマートフォン向けサイトにはレスポンシブ・ウェブデザインを推奨、Googleが公開したスマホサイトの最適化 at #SMX Advanced Seattle 2012」には、次の3つの方法でスマホ対応が出来る、と書かれています。

 

3タイプの構成のスマートフォン向けサイトをGoogleはサポート

・レスポンシブ・ウェブデザイン (Responsive web design) — PCとモバイル端末で同じURL、同じHTML(Googleの推奨)

・動的な配信(Dynamic serving) — PCとモバイル端末で同じURL、異なるHTML

・モバイル向け別URL (Separate mobile URLs) — PCとモバイル端末で異なるURL、異なるHTML

現在インターネット上にあるスマホ対応をしているサイトは、上記の3つのいずれかの方法を選択して制作されています。

 

例えば、アメブロの場合は3つ目のモバイル向け別URLで対応しています。

 

ちなみに、市川海老蔵さんのアメブロのURLは
PCからは http://ameblo.jp/ebizo-ichikawa
モバイル端末からは http://s.ameblo.jp/ebizo-ichikawa

という具合になっています。

 

このようにサイトに応じてスマホ対応の手法は違っていますが、今後はGoogleが推奨しているRWDが主流になるでしょう。

 

Googleが「モバイルフレンドリーページ」としている要件

Googleは「モバイルフレンドリーページ」として次のような要件を示しています。

 

・携帯端末(スマホ)では一般的でないソフトウエア(Flashなど)を使用していないこと
・ズームしなくても判読できるテキストを使用していること
・ユーザーが横にスクロールしたりズームしたりする必要が無いよう、コンテンツのサイズが画面のサイズと一致していること
・目的のリンクを簡単にタップできるよう、それぞれのリンクが十分に離れた状態で配置されていること
(出典:検索ユーザーがモバイル フレンドリー ページを見つけやすくするために:Googleウェブマスター向け公式ブログ

 

となっています。

 

あなたのサイトはモバイルフレンドリーかをテストする

あなたの運用しているサイトが、Googleからみてモバイルフレンドリーになっているかどうかは、Googleが提供している「モバイルフレンドリーテスト」を利用することで、具体的に修正内容も含めて確認することができます。

 

実際にやってみました。今ご覧のこのサイトです。

 

 

「このページはモバイル フレンドリーです」

 

ということでGoogleのモバイルフレンドリーテストで合格でした!

 

これからサイト制作する方への提案:モバイルファースト(スマホファースト)

ここまで記事を読まれて、Googleがスマホ対応に力を入れている状況がお分かりいただけたことでしょう。

 

では、これから新規にサイトを作るのではなく、現在のサイトを整理したり内容を見直したりしてみようと考えているあなたに、ひとことです。

 

モバイルファースト(スマホファースト)とは

サイト制作におけるモバイルファーストとは、「モバイルサイトから先に制作する」という「順番」を意味しているのではありません。

 

モバイルファーストとは、モバイルユーザーを中心としてサイトを制作するという考え方です。

 

つまり、今までは「PC>モバイル」というサイト制作の考え方をしていましたが、これからは「モバイル>PC」にしましょうということです。

 

最近はスマホしか持っていない方も多く、PCでできることがスマホでは機能しないということも起こりえます。

 

サイト制作もスマホを前提に設計して、お客様目線での利便性を追求することが大切になっています。

 

まとめ

今回は、スマホ対応のサイトが今後とても大事になってくるというGoogleをはじめとした世界のインターネットアクセス環境の変化を受け、モバイルファーストを実現する方法をお伝えしました。

 

2003~04年ごろ、「ユビキタス」というキーワードで、時間や場所、機器にとらわれることなくインターネットにつながる環境がすぐそこまで来ているという表現がなされました。

 

それから10年ほどたち、世界中でスマホが急速に普及し、今やいつでもどこでも、誰でもインターネットにつながる環境を手に入れました。

 

あなたのサイトも、今までのようにPCから閲覧されるよりもスマホから閲覧されることの方が多くなっています。

 

これから作るサイトも、現在のサイトも、スマホ対応なくしてインターネットの世界での存在感を示す方法はありません。

 

ぜひ、この機会にスマホ対応・モバイルファーストの考えを取り込んだサイト制作を考えてみてください。

 

 
 

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井手 仁
市場調査から戦略づくり、WEB制作・動画制作までこなす、WEBマーケティングスペシャリストのいでじん(井手仁)です。 1954年福岡県生まれ。東京都稲城市在住。 20年以上に渡るマーケティングの実務経験と知識、WEBマーケティングの手法を個人事業主・士業・小規模企業の方々に還元し、事業を成長させるお手伝いしていくのがミッション。 JAZZが好きで、コンピュータを趣味で制作・販売。 ご相談は無料です。   ホームページ : http://idegene.com/   Facebook : https://www.facebook.com/gene.ide

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