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皆さんはどのように集客をされていますか?
チラシを作ったり、広告を掲載したりと、いろいろな方法を試みている事と思います。Web集客という言葉も一般的になってきました。
今回はWeb集客の一つであるSNS集客について、広告という観点からお伝えいたします。
【目次】
1.SNSの利用者が増えている
2.集客ツールとして利用されているFacebookとInstagram
3.手軽でコスパの高いFacebook広告
4.まとめ
最近では何らかのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス:Social Networking Service)を利用しているという方が多いのではないかと思います。
総務省の2018年の調査でも、FacebookやTwitterは約40%、LINEは約60%の人々が利用しているという結果が出ています。Instagramは「インスタ映え」や「タグる」といった言葉を耳にすることからも分かるように急速に利用者を増やしており、2019年3月の時点では既にFacebookのユーザー数を抜いています。
これらのSNSを利用した集客のことをSNS集客と呼びます。
参考:(出典)総務省「ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究」(2018)
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/image/n4202010.png
ではSNS集客とはどのように行うのでしょうか?
SNS集客といってよくイメージされるのが、Facebookを使って「いいね!」や「シェア」を増やし投稿記事をより多くの人の目に触れさせる方法や、Instagramのハッシュタグ(♯)を工夫して見つけてもらう方法です。これらは無料で始められるので、一人でビジネスをしている方や小規模な事業者にとっては始めやすく、地道に続けている方も多くいます。もちろん大手企業でもこのようなSNS集客を取り入れています。
しかしこの方法には2つの大きな弱点があります。
①効果が出るまでに時間がかかる
②手間がかかる
ということです。
無料でできるので気軽に始めやすいのですが、フォロワーを増やしたり、マメにコメントを入れたり、投稿内容を工夫したりの繰り返しで、投稿者が疲弊してしまうケースも多く見受けられます。特に一人で運用している場合は本業にも影響しかねません。また最近ではFacebookのアルゴリズム変更によって、従来のやり方では投稿自体があまり拡散しなくなってしまいました。
とは言え利用者の広がりを考えると、SNSをやめてしまうわけにもいかないのが実情です。
ではこの弱点を克服しながら、うまくSNSを活用できたらどうでしょうか?
SNSで集客をするには、手間と時間がかかるとお伝えしました。しかし、新規の顧客集客はできればあまり時間をかけたくないものです。短期間で多くの人の目に触れさせるためには、費用をかけて広告を使うという選択肢もあります。
ところで、FacebookやInstagramを見ていると、よくこのような投稿を見かけませんか?アカウント名(Facebookの場合はFacebookページ名が表示されます)の下に“広告”(赤枠箇所)と表示されるので、一般的な投稿とは区別ができます。
この広告の構成は基本的に
・クリエイティブと呼ばれるアイキャッチの部分(画像、動画など)
・タイトル
・説明文
の組み合わせで1セットとなっています。クリエイティブとしては、写真や画像、動画が使える他、複数の画像をスクロールさせる、スライドショーにする等、見せ方を選ぶ事ができます。
有料の広告の場合、その費用が気になりますよね。
実はこのFacebookの広告、1日数百円から出稿できるのです。加えて、どんな人に向けて広告を出すか等、細かい設定も可能です。そしてなんと、同時にInstagramやその他のサイトへも出稿できます。
広告というと、専門の広告代理店等に依頼しなければならないと考えがちですが、Facebook広告は低予算でいつでも気軽に出せるので、個人店舗や小さな会社にも使いやすい広告なのです。
今回は、SNS利用者の動向およびWeb集客の一つの切り口であるSNS集客について、またその中でも、低予算でいつでも気軽に出せるFacebook広告がある、ということについてご紹介しました。
次回は、Facebook広告の特徴について、具体的にお伝えいたします。
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