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WEBマーケティングと聞いて、あなたはどのようなことをイメージしますか?
• ホームページやブログを制作すること
• FacebookやTwitterのようなSNSを活用すること
• 物販をしている方なら、ネットショップを作ること
などなど、あなたの置かれている立場で、イメージすることは異なるかもしれません。
【目次】
1.WEBマーケティングとは
2.ホームページやブログの役割
3.販促ツールを整理してみる
4.WEB上でお客様とのコミュニケーション
5.WEBマーケティングのメディア
6.WEBマーケティングでブログの役割
7.まとめ
WEBマーケティングの前に、まずはマーケティングについて説明します。
「マーケティングの理想は、販売を不要にすることである」これはマネージメント論で有名なピーター・F・ドラッカーの言葉です。
簡単に言うと、お客様にセールス(売り込み)をしなくても、自然に「売れてしまう」状態を作ることです。「自然に売れる仕組みをつくること」これがマーケティングの真髄といえます。
これらのことから、「WEBマーケティング」の理想とは、「WEB(インターネット)上で、商品・サービスが自然に売れる仕組みを作ること」といえるでしょう。
WEBサイト上で見込み客を集客して、問い合わせや資料請求をしてもらう。また、サイトに販売ページを用意して収益を上げるなども、Webマーケティングの一部になります。
WEBマーケティングを始めるためには、自社のWEBサイト開設が必須です。
ホームページはその代表格。実店舗代わりのネットショップ、ブログ、SNS上で自社アカウントを使ってマーケティングを行うことも自社サイトといえます。
リアルでの販売活動における販促ツールと、WEB上で行う販促ツールを考えてみましょう。
WEBマーケティングではインターネット上でマーケティングを展開しますので、リアルでのマーケティングの販促関連ツールと同様なものが、WEB上でも必要になってきます。
リアルでの販促関連で必須なツールを上げてみると
• 会社案内
• 商品カタログ
• チラシ
• 試供品(サンプル)
• 製品紹介ポスター
• 料金表
• 提案書
• 展示会参加
• 商品発表会
• プレスリリース
などが上げられます。これらの販促ツールをWEB上で展開してみましょう。
ホームページに組み込むべきものとしては
• 会社案内
• 商品カタログ
• 試供品(サンプル)※サービスやアプリなど
• 料金表
• 提案書
• プレスリリース
これらのものをホームページ上に組み込むことができます。
ホームページの優れているところは、いつでも何度でも変更が比較的容易なところです。新商品の追加や、販売完了になった商品情報を簡単に変更することが可能です。
ですので、WEBマーケティングにおけるホームページの役割は、企業や商品の基本情報を発信する場所ということもできます。また、ホームページ上ではAmazonや楽天市場などのようにe-commerce(電子商取引)もできますので、
リアルでの店舗と同じです。
実店舗や自社での営業・マーケティング活動においては、お客様と対面でコミュニケーションがとれるので、さまざまな企業情報や商品情報の提供、さらには実際に商品サービスを使っていただくなど、商品・サービスの購入にいたるまでのさまざまな営業活動が可能です。
一方、WEB上では対面での営業・マーケティング活動ができないので、それに変わる仕組みが必要になります。
インターネット上のさまざまなメディアを使うことにより、対面での営業・マーケティング活動に匹敵する活動が行えます。
メディアとは、不特定多数を対象に情報を発信するコミュニケーション媒体です。
代表的なメディアは
• テレビ
• ラジオ
• 新聞
• 雑誌
• 書籍
• フリーペーパー
などが挙げられます。
インターネットが普及する以前は、これらのメディアを使い、自社とお客様とのコミュニケーションを構築していました。しかし、インターネットが普及した現在は、インターネット上にも数多くのメディアが登場して、それらを使ってお客様とのコミュニケーションを図っています。
インターネット上のメディアには
• ホームページ
• ブログ
• Twitter
• Facebook
• YouTube
• LINE
など、たくさんのメディアが出現しています。
これらWEB上のメディアを効果的に使うことにより、お客様と対面でのコミュニケーションと同等もしくはそれ以上の効果・価値をもたらし、自社の商品・サービスを購入するきっかけにすることも可能です。
とりわけホームページは、自社の顔としての役割と、実際に商品・サービスを購入できる場の役割をしています。
ブログというと、「WEB上に書く日記」という認識の方が多いかもしれません。
しかし、見方を変えてブログをWEBマーケティングのメディアのひとつとして捉えることで、見込み客の創出やお客様とのコミュニケーションの場の役割を持たすこともできるのです。
もうひとつのブログの役割は、コンテンツを貯めるツールです。
FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアの活用は、現在のWEBマーケティングでは必須のものとなっています。
しかし、これらのツールは情報が時と共にどんどんと流れていってしまい、ほんの少し前に書いたものも、過去の情報の中に埋もれてしまいます。
後々、この情報を使おうとしても、見つけることは非常に困難です。この点ブログは過去の情報も蓄積されていますので、検索することによりいつでも手軽に活用できます。
また、価値あるコンテンツの提供を行うプラットフォームにも向いています。
見込み客に価値のある情報(コンテンツ)を提供していくことで、自社の商品・サービスに興味・関心を持ってもらい、最終的に顧客化するマーケティング戦略(コンテンツマーケティング)を展開することも可能になります。
WEBマーケティングでの、ホームページやブログの役割、多少なりともご理解いただけたでしょうか?
ホームページは、企業や商品の基本情報を発信する場所であるとともにe-commerce(電子商取引)もできますので、これはリアルでの店舗と同等のWEB店舗です。
また、ブログは蓄積メディアとして、価値ある情報の提供の場としてWEBマーケティングの一翼を担っています。
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