「近所の地域名」と「サービス名」で検索1位を目指す重要性とは?

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自社のホームページが「近所の地域名」と「サービス名」で検索上位に上がっているどうか、「SEOチェキ!」で簡単に確認してみませんか。

 

GoogleやYahoo!などの検索サイトで「サービス名」を入力して検索をしている人は、そのサービスを「いま」「すごく欲しい」人です。

 

「冷蔵庫 回収」と調べている人は、きっと壊れた冷蔵庫が自宅にあったり、引っ越しのために不要になったりした人です。そんな人がピッタリ合うホームページを見つけられば、すぐに契約となる可能性はとても高いでしょう。

 

また、近所のお店やサービスを探している人は、「東船橋駅 整骨院」など、最寄駅や地域名を入れて検索します。

 

決まった地域・商圏内で商売をされているお店にとって、「近所の地域名」と「自社のサービス名」で検索されることは、近所に住む「今すぐ欲しい人」を獲得しるための重要な要素です。

 

今回は、自社のホームページが検索結果の上位に表示されているかをどうかチェックする方法をお伝えします。

 

 

【目次】
1.「地域名」×「サービス名」による検索に強くなる3つの必要性
2.検索順位を測る「SEOチェキ!」の使い方
3.まとめ

 

 

・「近所の地域名」x「サービス名」での検索を強くする3つの必要性

お店のある地名で検索してもらうことの必要性は、大きく分けて3つあります。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------
1.近所の人ならば、リピーターになってくれやすい

2.すぐに買ってくれる人から問い合わせをもらえる

3.お客様が安心して商品・サービスを購入できる
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1つ目は、「近所の人ならば、リピーターになってくれやすい」ということ。
例えば「駅名」や「市区町村名」で検索する人は、その近所にある特定のサービスを探していると考えられます。

 

美容室や飲食店などは遠方からでも通ってくれる人がいることもありますが、ほとんどの人は「近くでちょうどいいお店」だから来店します。また、遠くから人を呼ぶことに成功しても「通うのは大変」「一度行けば十分」といった理由で、通ってくれなくなってしまうことも多いでしょう。

 

もちろんサービスにもよりますが、商売の基本はリピーターを増やして経営を安定させること。生活圏内の情報を探している人を検索サイトの利用者から獲得し、リピーターを増やしましょう。

 

2つ目は「すぐに買ってくれる人から問い合わせをもらえる」ことです。特定の「サービス名」で調べている人は、それを「すぐにほしい」か、「すぐに知りたい」という理由で検索しています。

 

このような人が来店してくれれば、お店からの営業トークは必要ありません。初めての来店であれば、一つ一つの質問や要望に丁寧に答えて、安心してもらうことを目指すだけで十分です。

 

「新規のお客様」がホームページを見てくれること想定し、自社のホームページがその人に「安心感」を持ってもらえる内容になっているかどうか確認してみましょう。

 

お客様の声や取引実績、スタッフの顔が見える清潔な写真など、少しでも安心感を与えることのできる材料をしっかりと用意しましょう。

 

最後は「お客様が安心して商品・サービスを購入できる」ことです。検索画面の1ページ目にあるお店か、それとも2ページ目以降にあるお店かで、信用度が変わるといわれています。

 

例えば「千葉市」×「外壁塗装」で検索した場合、広告を除いた検索画面の一番上に表示される企業の方が、2ページ目や3ページ目まで行かないと見られない企業と比べて、なんとなく安心ですよね。

 

 

※検索画面の一番上に出ている状態

 

 

 

 

※2ページ名以降に行かなければ、情報を得られない状態

 

 

 

 

検索したらすぐに出てくることで、「しっかりしている会社」というイメージを持ってもらい、安心して購入してもらえる環境を整えることも、集客をする上でとても大切なことです。

 

自社の商圏内に引っ越してきた人なども取りこぼさないために、「近所の地域名」×「サービス名」での検索上位表示を狙いましょう。

 

・検索順位を測る「SEOチェキ!」の使い方

ここでは、「近所の地域名」×「サービス名」で検索上位に自社のホームページが表示されているかどうかをすぐに調べることができる無料ツールを紹介します。

 

「SEOチェキ!」 http://seocheki.net/

 

【SEOチェキ!の使い方】

 

1.まず自社のホームページURLを入力します

 

 

2.URLを入力して「チェック」を押すと、そのサイトの「title」「description」が表示されます。

※「title」「description」とは、そのサイトの検索画面で表示される文字の事です。

 

 

 

 

 

 

この「title」「description」に検索してもらいたい言葉を入れることが、検索上位に表示させるコツの一つです。

例えば、この「おゆみの工房」様の場合、「千葉市」と「外壁塗装」で検索上位に上げようとしています。

 

 

 

 

3.つぎに「狙いたいサービス名」と「地域名」を「検索順位チェック」に入力します。
※同時に検索できる数は、最大で3つまで。

 

 

 

 

「狙いたいサービス名」と「地域名」を入れてチェックを押すと、その言葉で検索した時のGoogleとYahoo!の検索順位が表示されます。

 

 

 

これをみると「千葉市」×「外壁塗装」だと両サイトで1番上に表示されることが分かります。地域名を広げて「千葉県」にしてもGoogleで5位、Yahoo!で7位となり、広い範囲での検索でも上位に表示されていることが分かります。

 

しかし、「屋根修理」では74位なので、もし「屋根修理」も狙うのであれば、サイト内の情報を考え直す必要があるでしょう。

・まとめ

SEOチェキ!は、とても簡単に自社ホームページの検索順位の状況を調べることができるツールです。

 

検索上位に表示させる対策を考えるためには、まず自社のホームページは「どの範囲の商圏の人に見てもらいたいか」と、「どの商品名で検索したら表示させたいか」を整理しましょう。

 

出張範囲が限られているのに「関東」で検索されるようにしても意味がありません。「千葉東駅」や「習志野市」など、特定の商圏範囲で上位に検索されるサイトを目指しましょう。

 

 

■事例紹介
事例としてご協力いただいた「おゆみの工房」様のホームページの検索順位状況は、地域新聞社のサイトでご紹介させていただいております。
おゆみの工房様検索上位状況はこちら

 

 

 
 

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販促の大学の企画創立者。地域新聞社在職時代にマーケティング部を発足。WEB集客事業を実施し、問合せ数を前年比約3倍に。さらにマーケティングオートメーションの導入や、インサイドセールス部門立ち上げ支援など、営業組織の効率化に貢献。その後、新規事業開発の部門を経て、2021年独立。現在、PRSJ認定PRプランナーとして、企業の事業開発からプロモーションを手掛ける「喜八屋」の代表を務める。

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