チラシ効果向上に大切な「サイズ」と「紙質」の選び方

チラシを作るとき、きちんと「サイズ」と「紙質」について考えていますか?安いからという理由だけで、B4サイズで50kg前後のコート紙を選んでいるのではありませんか。

 

多くの人と同じような紙を選んでいるのであれば、あなたのチラシはその中に埋もれてしまうということを意味します。ちょっとの工夫で差別化し、今まで以上に見てもらえるチラシを作ってみませんか。

 

「サイズ」や「紙質」の選び方の基本は、チラシの「目的」によります。

 

どんな場面でどれを選べばいいのかを、ご紹介します。

 

サイズの選び方

 まずはサイズの選び方について。

 

代表的なのは、

AサイズのA3、A4、A5

BサイズのB3、B4、B5

 

一般的に流通量が多いのは「B4」サイズ。

これは新聞折込にぴったりのサイズとして普及しました。その結果B4を印刷する機械が増え、その分印刷コストが安くなったことも、さらに普及した要因と言われています。

 

流通量が多い分、他のチラシに埋もれてしまう可能性は高いです。

しかし、コストは安く済むので、初めてチラシを作るときはB4から作り始めることをおススメします。

 

ということで、まずは一般的なB4サイズを基準に、それぞれがどんな用途に適しているかを考えてみます。

 

「B3」

B4サイズの倍。

タブロイド判の新聞を見開いたほどの大きさです。

 

手に取って開いてもらえれば、大きなインパクトを残せます。

大きなセールの時など、たくさんの商品を載せたい場合に有効です。

 

「A4」

よくあるプリント用紙のサイズ。

B4よりも一回り小さいですが、工夫次第ではB4と比べてもほとんど変わらない情報量を保てます。

B4サイズのチラシが多い中で、あえてA4にすることにより、目に留まる確率が上がります。

 

棚やファイルにしまいやすいサイズなので、厚紙にすればさらに保存性があがるでしょう。

 

お弁当やお酒の宅配カタログ、法律や水回りなどのトラブル解決サービスの案内に向いています。すぐには使わなくても、いざという時に見てもらえるように工夫をしたい場合に最適です。

 

A4だけでは商品紹介数や情報が足りない場合は、「A3」にしてカタログのような見せ方をするといいでしょう。

 

「A5」「B5」

A5はA4の半分、B5はB4の半分のサイズです。

 

小さいため持ち運びに便利です。

載せられる情報は少ないですが、おもいきって内容を割引やキャンペーン情報に絞り、「チラシをご持参の方は500円引き」というような文言を目立たせるとよいでしょう。

 

サービス全般を伝えるのではなく、

商品を1、2点のみに絞って宣伝したいときに効果的です。

紙質の選び方

チラシに使われる紙質は、大きく分けて3つ。

 

・上質紙 → 普通の紙(プリント用紙のような紙)

・コート紙 → ツヤ(光沢)のある紙

・マットコート紙 → マットな紙(ツヤ感がコート紙より少なく、上質紙よりは多い)

 

「上質紙」

プリント用紙などに使われる紙で、「ペンで書き込みやすい」という特徴があります。

はがきやFAXの返信欄を設けやすいので、お申込みを促すキャンペーンなどに向いています。

 

商品サンプル請求や、会員情報を増やしたい時に使いましょう。

 

難点インキが染み渡ることでは色が暗くなりがちということです。

食品をおいしそうに見せるのは難しいので、飲食店にはあまり向かないでしょう。

 

「コート紙」

ツヤが強い紙で、「写真映えする」という特徴があります。

写真をきれいに見せることが重要な「飲食店」「美容室」などのチラシに向いています。

清潔感やきれいなブランドイメージを伝えたい時もコート紙を使いましょう。

 

しかし、コート紙は薄いもの(コート53kg以下)を使うと、よく見かける「安売りチラシ」感が強く出ます。

 

高級商材を扱う場合は、安っぽい印象だと売りづらくなるので、厚い紙(コート90kg以上)を選ぶようにしましょう。

 

難点は、ツヤが強い分、書き込みがしにくいことです。

もちろん、情報を一方的に伝えるだけなら問題はないでしょう。

 

「マットコート紙」

上質紙とコート紙両方の特徴を持ち合わせたような紙です。

 

コート紙ほどではないですが、写真も暗くならない程度に再現できます。

また、上質紙ほどではないですが、書き込みもできます。

 

写真をきれいにみせたいし、返信欄や申込欄も付けたい!という場合に使えます。

 

【まとめ】

チラシの「サイズ」「紙質」を選ぶ基準は、とにかく目的です。

 

●目的別、サイズの選び方

・目立たせたいなら、「B4以外」。

・保存してもらいたいなら、「A4」か「A5」。できれば厚紙。

・クーポンを持ってきてもらいたいなら「B5」「A5」「はがきサイズ」。

 

●目的別、紙質の選び方

・返信欄や申込欄が必要なら「上質紙」

・写真をきれいに見せたいなら「コート紙」

・写真をきれいに見せたいだけでなく、申込欄なども設けたいなら「マットコート紙」

 

チラシを配る目的やキャンペーン内容に合わせて、紙質、サイズを選びましょう。

 

ちょっとした工夫で他社と差別化でき、反応も上がります。

 

チラシの内容だけでなく、「どんな形状にしたらいいのか」も考えてみてはいかがでしょうか。

 

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川上辰夫
株式会社地域新聞社マーケティング部 「販促の大学」の企画責任者。 2011年に入社し、広告の営業として千葉県柏市内を担当。 2015年に発足した広告効果プロジェクトを通して、社内の広告力提案向上のための社員向け勉強会を企画。そのプロジェクトでの経験を生かし、「販促の大学」の立ち上げを行った。

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