【業界研究】外壁塗装業界のトレンド情報 〜2020年調査版〜

公開

ビジネスで適切な判断を下し続けるには、業界のトレンドをつかむことが重要です。

 

今回は外壁塗装業界の現状と今後の見通しについて、「販促の大学」を運営している地域新聞社に2020年4月に入社した新卒社員が調査しました。おすすめの販促方法もご紹介しますので、外壁塗装業界の方も、それ以外の業界の方も、ぜひご一読ください。

 

【目次】
1.外壁塗装業界とは
2.外壁塗装の方法
3.外壁塗装業界の市場規模
4.市場動向
5.外壁塗装業界の繁忙期と閑散期
6.広告が必要な時期
7.主な販促手段
8.求人が必要な時期
9.まとめ

 

 

 

≪活用事例付き≫
外壁塗装業界におすすめ!消費者に信頼感を与える記事広告で集客効果を上げる方法

 

外壁塗装業界とは

外壁塗装業界はリフォーム業界の一部です。

 

総務省によるとリフォームは「住宅の増改築、改修、模様替え」を指し、「浴室などの設備の改修、壁紙の張り替え、屋根や壁の改修、耐震改修、窓の断熱工事」が含まれ、その中の「屋根や壁の改修」に外壁塗装業界が含まれます。そして、外壁塗装は「屋根なども含め、住宅やマンションなどの建物を塗装すること」を指します。

(参考:塗装塗替専門用語集

 

外壁塗装の方法

一戸建ての外壁塗装の場合

 ・ローラー塗り

 ・はけ塗り

 ・吹き付け塗装

が一般的です。その他にも静電塗装、転ばし塗り、浸漬塗り、流し塗りなどの塗装方法があります。

(参考:塗装塗替専門用語集

 

外壁塗装業界の市場規模

下記の「リフォームの部位別市場規模と構成比」を見ると、外装・屋根の割合はそれほど大きくはありません。

 

しかし、市場規模は6,625億円となっており、市場は拡大傾向にあります。

出典:国土交通省「リフォームの特徴」のデータをもとに作成

 

市場動向

Web塗料報知「日塗装実態調査、完成工事額は7920億円 6年連続増」によると

 

「日本塗装工業会(乃一稔会長)は平成28年度塗装工事業者実態調査を行い、2015年度(15年4月~16年3月)の完成工事額を7920億円と発表した。10年度の7010億円を底として6年連続の増勢で、15年度も14年度を116億円上回った。塗り替え塗装工事額は6530億円で全工事額の83%を占めた。」(原文ママ)

 

と伝えられています。これを見る限り、塗装業界は右肩上がりで業績を伸ばしていることが分かります。

 

外壁塗装業界の繁忙期と閑散期

◆繁忙期
外壁塗装業界の繁忙期は春・秋。
 
外壁塗装には不向きな季節・気温・湿度があり、雨が多い・風が強い・日差しが強いなど、天候に左右されやすいのが外壁塗装です。そのため、外壁塗装をする上で適した気温、湿度となる春・秋は外壁塗装業界の繁忙期となっています。
 
◆閑散期
逆に、閑散期は夏・冬です。
 
夏の場合は、雨が多くなり作業が中断されやすい、雨の影響で塗装がしにくい、台風の影響によるスケジュールの延期、塗装はがれ、足場の崩れなどの可能性があるからです。
 
冬は雪の影響による作業の中断、屋外での作業のため寒さに影響されやすいなどがあげられます。また、塗装に適した温度・湿度というものがあり、気温5℃以下湿度85%以上だと、塗装の乾燥が遅くなる、またはできなくなるので、その状態で重ね塗りを行ってしまうと、すぐにはがれる原因になってしまいます。
 

広告が必要な時期

◆3月~4月…春の繁忙期
◆10月〜11月…秋の繁忙期
 
下記の図を見ると消費者からの相談・問い合わせが3月から増え始めていることが分かります。また、サイトのアクセス数は5月~7月がピークになっています。
 
外壁塗装業界の繁忙期が3月~4月や10月~11月であることを念頭に入れて、販促に力を入れるべきです。
 
 

主な販促手段

主な販促手段としてはDM送付、チラシ折込、予告広告、ホームページ(SEO対策)、外壁塗装マッチングサイトなどがあります。
 
 
(出典:国土交通省「中古住宅流通、リフォーム市場の現状」のデータをもとに作成)
 
外壁塗装業界もリフォーム業界とよく似た動きをするため、こちらの図が参考になります。
 
消費者が検討の際に一番重視するのは口コミです。そのあとにホームページ、ショールーム、チラシと続いています。これを見る限り、消費者は、気軽に見られる媒体や友人などを通して情報を入手していることが分かります。
 
また、消費者はさまざまな媒体を駆使して情報の信頼性を確認しています。したがって、消費者のニーズに合わせてさまざまな媒体を使った販促をしていくことが重要です。
 

求人が必要な時期

外壁塗装業界の繁忙期は3月~4月、10月~11月ですので、この時期にしっかり対応できるよう、事前に求人広告を出し人手を確保しておく必要があります。
 
したがって、夏や冬のうちに求人広告を出すのが効果的であると考えられます。
 

まとめ

外壁塗装業界2020年調査版は、いかがでしたでしょうか。業界のトレンド・消費者の行動を把握することで、商売繁盛につながる次の一手を生み出すきっかけになればと思います。
 
その他の業界についてもご紹介しますので、ぜひご参考にしてみてください。
 
 
【参考資料・出典情報(2020/5/11閲覧)】
・塗装塗替専門用語集 http://tosouya-san.info/ 
・web塗料報知 https://www.e-toryo.co.jp/
 「日塗装実態調査、完成工事額は7920億円 6年連続増」https://www.e-toryo.co.jp/statistics/nittoso-2/ 
・外壁塗装コンシェルジュ https://gaiheki-concierge.com/article/wall-painting-season/ 
・国土交通省
 「リフォームの特徴」 https://www.mlit.go.jp/common/001023469.pdf

 
 

■おすすめの関連コラム

  1. 【業界研究】整骨業界のトレンド情報 〜2020年調査版〜

    ビジネスで適切な判断を下し続けるには、業界のトレンドをつかむことが重要です。今回は整骨業界の現状...
  2. 【業界研究】リフォーム業界のトレンド情報 〜2020年調査版〜

    ビジネスで適切な判断を下し続けるには、業界のトレンドをつかむことが重要です。今回はリフォーム業界...
  3. 【業界研究】飲食業界のトレンド情報 〜2019年調査版〜

    ビジネスで適切な判断を下し続けるには、業界のトレンドをつかむことが重要です。今回は飲食業界の現状...
  4. 【業界研究】医療業界のトレンド情報 〜2019年調査版〜

    ビジネスで適切な判断を下し続けるには、業界のトレンドをつかむことが重要です。今回は医療業界の現状...
  5. 【業界研究】リフォーム業界のトレンド情報 〜2019年調査版〜

    ビジネスで適切な判断を下し続けるには、業界のトレンドをつかむことが重要です。今回はリフォーム業界...
  6. 【業界研究】飲食業界のトレンド情報
    〜2018年調査版〜

    ビジネスで適切な判断を下し続けるには、業界のトレンドをつかむことが重要です。今回は飲食業界の現状...
  7. 【業界研究】不動産業界のトレンド情報
    ~2018年調査版~

    ビジネスで適切な判断を下し続けるには、業界のトレンドをつかむことが重要です。 今回は不動産業界...
  8. 【業界研究】求人業界のトレンド情報
    〜2018年調査版〜

    ビジネスで最適な判断を下し続けるには、業界のトレンドをつかむことが重要です。 今回は各業界の求...
  9. 【業界研究】美容理容業界のトレンド情報
    ~2018年調査版~

    ビジネスで適切な判断を下し続けるには、業界のトレンドをつかむことが重要です。 今回は美容理容業...
  10. 【業界研究】学習塾業界のトレンド情報
    〜2018年調査版〜

    ビジネスで適切な判断を下し続けるには、業界のトレンドをつかむことが重要です。今回は学習塾業界の現...

PAGE NAVI

続きを読む
記事を検索
ご提案無料 ウィズコロナ時代に合わせて販促の「見直し」してみませんか?まずはお問い合わせください。
  • 宿泊業に関する法整備について
    前回は、食品衛生法の改正について書きました。その背景には、日本の食品の国際競争力の強化とインバウンド対策があり、そのために食品の安全衛生の国際標準化が急務だということがありました。今回は、今話題の民泊について考えてみます。
  • 元キャリアコンサルタントのコピーライターが発見した『…
    企業は人なり、とは本当にその通りで、働く人がどれだけ能力を発揮するかで会社の業績は決まってしまいます。
  • 見直そう、会社の財布!経費節約について
    事業経営において、まず最優先で取り組むべきアクションが売上アップです。 しかし、売上を上げたとしても、コスト・経費がかさみ、利益率が悪かったらもったいないですよね。 多くの企業様、個人事業主様のマーケティング・経営支援をしていますが、売上を上げているお客様ほどコスト・経費に目が行き届かず、利益率があまり良くないというケースが多いです。 では、コスト・経費を削減するにはどうすればいいのでしょうか。
  • 体調を崩しやすい季節は人手不足に!? 従業員の健康管…
    寒い季節、風邪やインフルエンザで従業員が欠勤し、人手不足になってしまうお店や会社もあるでしょう。従業員の健康管理は、会社にとって重要な経営課題です。本記事では、健康管理の必要性やメリット、具体的な施策を紹介します。
  • 今年こそ補助金を活用しよう!『小規模持続化補助金』活…
    小さな会社やお店だからこそ使える補助金があることをご存じでしょうか?販路開拓を目的に、チラシや看板、ホームページやアプリを制作すると、費用が発生します。その費用に対して国が補助してくれる『小規模事業者持続化補助金』、略して『持続化補助金』という制度があります。この補助金を使って、毎年多くの小規模事業者が販路開拓をし、業績を伸ばしています。今回は小規模事業者や個人事業主にとって販路開拓の強力な助っ人となる『持続化補助金』についてお伝えします。
続きを読む
CRMって何?クロスセル?気になるワードをチェック!販売促進に関する用語集
お役立ち資料 開くお役立ち資料 閉じる
PAGE TOP