マーケティングの基本!お店のコンセプトに合ったペルソナを考えよう! | 販促の大学で広告・マーケティング・経営を学ぶ

【飲食店経営で役立つ!】マーケティングの基本!お店のコンセプトに合ったペルソナを考えよう!

公開

飲食店経営では、正しいペルソナを設定できるかどうかが売上を左右します。
お店とペルソナがマッチしていれば、販促施策が具体的になり、顧客にとって価値のあるサービスが提供できるようになるでしょう。
今回は、飲食店のマーケティングの土台となるペルソナの設定について考えます。

 

【目次】

1.飲食店経営で役立つ!ペルソナの考え方とは?

2.飲食店がペルソナを設定するメリット

3.飲食店経営でペルソナを設定する方法

4.まとめ

 

 

飲食店経営で役立つ!ペルソナの考え方とは?

ペルソナ設定は飲食店を経営する上で、集客効果を発揮する取り組みです。

ここではペルソナの意味やターゲットとの違いについて説明します。

 

◆ペルソナの意味

ペルソナとは本来、仮面という意味。

マーケティングの世界では、商品・サービスを利用する架空の顧客像を指します。

店舗に来店する典型的な顧客像を思い浮かべてみてください。

彼(彼女)こそがペルソナです。

 

通常ペルソナは、その人物が実在するかのように具体的に設定します。

例えば、年齢、性別、居住エリア、家族構成といった属性や、職業、収入といった仕事面、生活スタイルや趣味といった生活面などを設定します。

 

どのようなシチュエーションで店舗を利用するのか、どのような店の雰囲気やサービスを好むのかといった、店舗に関連した要素も設定します。

 

◆ターゲットとの違い

ペルソナと似たマーケティング用語に、「ターゲット」があります。

これは文字通り「標的」のことで、顧客として想定している対象を指します。

 

ターゲットも「都内在住の30代女性」のように年齢や性別などの属性を定めるのでペルソナと混同されることがありますが、対象人物をそこまで詳細に定義するわけではありません。

ターゲットをより具体的な顧客像へと落とし込んだのがペルソナだと言えるでしょう。

 

店舗のマーケティングにおいて、利用者層を漠然と指す時にはターゲットを、利用シーンや生活シーンなどをより詳しく設定する場合にはペルソナを、と使い分けます。

 

飲食店がペルソナを設定するメリット

飲食店経営でペルソナを設定する主なメリットは、顧客視点、サービス向上、スタッフの意思疎通、の3点です。

以下、順番に説明します。

 

◆顧客視点が持てる

ペルソナを定めると、顧客の視点を持ち続けることができるようになります。

飲食店経営では、オペレーション効率やコスト、リソースといった運営者側の都合によってルールやサービス内容を決めることも珍しくありません。

もちろん効率や利益の観点は大切ですが、顧客に選ばれるためには、そうした視点と顧客視点を両立させる必要があります。

顧客視点を失わないために、ペルソナ設定は重要なのです。

 

◆顧客に響く商品・サービスが提供できる

ペルソナを定めると、顧客にとって価値のある商品・サービスを提供できるようになります。

ペルソナ設定とは、顧客の年齢や性別、職業や生活スタイルといった要素を組み立てる作業です。

顧客属性や生活といった細かい要素まで想定すると、その人物のニーズや悩みがあぶり出されてきます。

そのため、顧客が喜ぶ商品・サービスを考案できるようになるのです。

 

◆スタッフで共通認識が持てる

店舗スタッフで意識を統一できるのもメリットです。

店舗運営においてはチームワークが必要不可欠で、共通の認識を持っていれば店舗運営の質もサービス提供の質も向上します。

飲食店経営でペルソナを設定すると、顧客の求めているものをスタッフ同士で擦り合わせることができるようになるので、店舗のサービスレベルが高くなるのです。

 

飲食店経営でペルソナを設定する方法

飲食店がペルソナを設定する際は、まず5パターンほど、店舗を利用する顧客像を考えてみましょう。

この時、既存客をヒントに設定する方法もありますが、視野を広げるために、これまで来店したことはないけれど、今後利用してもらいたいと考えているタイプの人物を設定するのもありです。

いくつかの人物像がイメージできたら、先述した属性や生活・仕事面、利用シーンなどを細かく詰めていきましょう。

ペルソナが具体的であればあるほど、商品開発や広告作成などに役立てられるようになります。

ペルソナの表情や普段の生活などが、まるで実在する人物であるかのようにイメージできれば完成です。

 

まとめ

ペルソナとは、属性や生活・仕事などを詳しく設定した人物像のこと。

マーケティング戦略の基礎になる概念です。

飲食店経営において、ペルソナを正しく設定できれば、顧客視点に基づいた価値ある商品・サービスを提供できます。

典型的な顧客像をイメージして正しいペルソナを設定し、店舗運営に役立てましょう。

 

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金村 勇秀
株式会社ベストエフォートマーケティング 代表取締役。 東京理科大学大学院卒業後、外資系企業にてマーケティング職、国内・海外営業職に従事。2011年4月に株式会社ベストエフォートマーケティング代表取締役就任。 “WEBを起点としてビジネスを発展させる”をキーワードに、WEBサイト制作、WEBマーケティング、営業コストを抑えて売り上げを上げていく効率的なマーケティング手法、営業手法などを提案。海外のグローバル企業、上場企業、中小企業、ベンチャー企業等200社以上の企業の営業マーケティング支援実績。 2018年2月美容室2店舗を運営する株式会社HARU 代表取締役および船橋店責任者に就任。ホームページ:https://besteffortmarketing.co.jp/ 株式会社HARUホームページ:https://bh-haru.com/ 株式会社HARU船橋店ホームページ:https://bh-haru.com/funabashi/ Facebook : https://www.facebook.com/yushukanemura

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