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会社・店舗運営者にとって大切なテーマの1つが自社に適したアルバイト・パート人材の採用です。
主婦や学生に加えて外国人の応募も増加するなど、選択肢は増えています。
それぞれの特徴を理解しておくと、採用の場面で役立つでしょう。
今回は、主婦、学生、外国人スタッフを採用するメリットを紹介します。
【目次】
1.主婦、学生、外国人スタッフを採用するメリット
2.アルバイト・パート採用で意識すべきポイント
3.まとめ
アルバイト・パート人材の募集を考える上で、主婦や学生、外国人にはそれぞれ異なる特徴があります。
ここではまず、それぞれメリットを紹介します。
◆主婦
主婦(主夫)は、社会人としてのスキル・マナーが身についている人が多く、長期間働いてくれる可能性もあります。
主婦層の中にも、社会人経験があり、一般的なビジネススキルやコミュニケーション能力、基本マナーを備えている人がいます。
業務効率が高く、教育のコストがあまりかからないといえるでしょう。
また、就職や帰国などをきっかけに辞めてしまう学生や外国人と比べて、勤務時間や勤務場所といった条件がマッチしていれば、長期間戦力になってくれる点もメリットです。
◆学生
学生は、シフトの柔軟性や飲み込みの早さが大きなメリットといえます。
学生は、一般的な主婦層のように「朝や夕方・夜は勤務できない」といった制約が比較的ない点が特徴です。
また、春・夏・冬にはまとまった休暇があるため、長時間働いてくれる可能性もあります。
学生は社会経験が少ないため、仕事への先入観も少なく、すぐに仕事を覚えられる人材も多いでしょう。
旅行や留学などを目的に働く、意欲的な人材がいる点もメリットです。
◆外国人
外国人は熱心な人材が多く、同じ国の出身者を紹介してくれる可能性もあります。
出稼ぎで日本に来ている人や、留学中で学費や生活費を稼ぐ必要がある人など、働く理由はさまざまです。
いずれにせよ目的を実現するためにお金を稼ぎたいと考えており、働くことに対して切実な理由を持つ人材が多いという特徴があります。
はじめは言葉・文化の壁もあるかもしれませんが、一度仕事に慣れれば、高いポテンシャルを発揮してくれることでしょう。
また、外国人材は、同じ国の出身者どうしでネットワークを形成しているケースが多いので、魅力的な職場であれば知り合いを紹介してくれるという効果も期待できます。
ここまでは人材の種類ごとにその特徴を紹介しました。
ただしアルバイト・パート採用では、学生や主婦といったくくりで選ぶ前に、まずは会社・店舗にとって必要な人材の条件を整理しておくことが大切です。
ここでは特に重要なポイントについて紹介します。
◆シフト
まず重視なポイントとして挙げられることが多いのは、シフトでしょう。
どのような曜日・時間帯に、週何時間くらい働いてくれるのかは大切です。
特に人手不足でスタッフの確保が難しくなっている今、ある程度長めの稼働時間をこなしてくれる人材は店舗運営で不可欠といえます。
◆スキル
スキル・能力も大切なポイントです。
時間帯によって繁閑の差が激しい飲食店や小売店などのサービス業では、接客、品出し、会計、清掃といった基本業務をいかに素早く的確にこなせるかが、スムーズな店舗運営に影響します。
◆チームワーク
チームワークも重要な要素です。
中には個人プレーの業種・業態もありますが、会社・店舗では集団業務がほとんどというケースも多いでしょう。
周囲とコミュニケーションを取りつつ、職場の雰囲気にもなじみながら、円滑に業務を進められるかどうかがポイントです。
会社・店舗運営で重宝するアルバイト・パート人材ですが、主婦、学生、外国人スタッフはそれぞれメリットが異なります。
採用の際は、今回紹介したポイントを意識しながら、条件にマッチした人材を探しましょう。
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