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繁盛美容室の顧客リスト活用法 - 2017年3月27日
顧客リストを有効活用していますか。
美容室の顧客リストはお客様のカルテでもありますが、情報の確認だけの活用で終わっていませんか?
カルテは初来店の時に作成するお客様の重要な情報・記録ですが、次回の来店につなげるための重要な資料でもあります(過去のデータを未来につなげるためのものです)。
【目次】
1.顧客リストの有効な使い方とは
2.DMを活用するメリット
3.DM送付の際の気をつけたいこと
4.まとめ
カルテは、お客様が美容室を信頼してくださるからこそ作ることができる大切な資料です。
ですからお客様にとって何かしらメリットがなければ、ただの情報放出でしかありません。
このカルテをもとに顧客リストを作成しましょう。
カルテと顧客リストを有効活用していくことで親身のサービスを提供することができ、それによって顧客満足度が上がり、売り上げが増えていきます。
顧客リストの有効活用方法の1つとしてDMの活用があります。
■DM (郵送)
・お客様にとってお得なキャンペーン情報、おすすめ商品やメニュー等を告知することで、来店への動機付けとなる
・手書きのコメントを書くことにより、“○○様は特別なお客様”と認識していることがアピールでき、その美容室への親近感が強くなる
・美容室のスタッフのシフト情報を記載することで、効率的に予約を入れることができる
■DM (eメール)
・どんな状況でも見てもらえる。また、紛失することがないので見てもらえる可能性が高くなる(スパムメールと思われない施策が必要)
・伝えたい情報を、文字数を気にせず記載することができる
・メールでの予約につなげることができる
店舗経営における売り上げアップの基本は、初回の来店で終わらせるのではなく、次回のご予約を促すことです。
そのためにはお客様がお帰りの際に「今回お聞かせていただいた続きを聞かせてくださいね」「次回報告させてくださいね」など、次に来店してもらえる動機付けをすることが大切です。
DM内の文章に美容室で話した内容が書かれていると、お客様は自分だけに宛てた内容だと感じ、親近感を感じてくれます。
「自分のことをそこまで考えてくれているのか」などのように。
・ハガキの場合はお客様のご家族が見る可能性があることも考慮すること。
具体的なお子様やご家族の話などは特に気をつけましょう。
また個人情報の取り扱いも厳しくなっています。
・当たり前ですが、お名前を間違えないこと
・最初に「DMをお送りしてもいいですか」と確認をとること
・メールはお一人ずつ送信すること(一斉送信にしない)
・DMが到着したかを来店時に確認すること
カルテにはヘアーの情報以外にも、お客さまとの関係性を深める為のライフスタイルを把握できる記載欄を作り、お客様が本当に望んでいるものを引き出せたり、「私のためだけの特別なものがほしい」といった欲求を満たすための記載事項を書けるようにしたりなど、いろいろ工夫して工夫しましょう。
これらの工夫により、行き届いたサービスが可能な「身内化」顧客リストを作ることができ、スタッフ全員がお客様に対して親身になってサービスを提供することができるようになります。
美容室は髪を切るためだけの場所ではなく、お客様との関係性を深めていく場所になることができます。
美容室一丸となってカルテ・顧客リストの活用に取り組むことで、新規のお客様がに2回、3回と継続して来店してくださるようになり、売り上げアップにつながります。
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