選ばれるお店になる!
店舗への集客方法と売上アップのポイント

公開

何にも宣伝をしなくても、たまたま(?)人が集まってくるお店は確かに存在します。

 

でも、これを読んでいるあなたの店舗は、そうではないはず。

 

人が集まるお店=「集めることができている」ということです。

 

繁盛店にお客様が集まってくるのは、集客を自動化&仕組み化できているから。

 

重要なのは「集めている」or「集まっている」ではなくて、「お客様に選ばれている」理由を明確に把握しているかどうかです。

 

では、どうすれば人を集めることができるのでしょうか?

【目次】
1.人が集まるお店になれるか、明暗を分ける3つのポイント
2.選ばれる店になる
3.まとめ

人が集まるお店になれるか、明暗を分ける3つのポイント

1つ目のポイントは立地の問題です。

 

お店のコンセプトや業態に合った街や場所、広さなどの条件を満たす物件を見つけることが重要です。

 

2つ目はターゲットがはっきりしているかどうかです。

 

お店のコンセプトや業態にあったデザインであること、入りやすい入り口であることなど、誰に何を提供する店なのかがはっきりしていること。

 

流行りの商品を揃えたら売上がガタ落ちし、その後ターゲットを明確に絞って商品を見直したところ、それだけで売上が2倍になった…そんな例もあります。

 

3つ目は集客を仕組み化できているかどうかです。

 

今の時代、商品力だけでは競合店に勝てません。

 

「どれだけ集客力をつけるか」が勝負の分かれ目です。新規集客を自動化・仕組み化すること。

 

1回客を2回目も来させる工夫があること。

 

リピート率を高める仕組みがあること。

 

常連さんを囲い込む手段をもっていること。

 

これらがしっかりできている店には、間違いなく人が集まってきます。

選ばれる店になる

いまだに「質の高いサービスさえ提供すれば、集客をしなくても勝手にお客が『集まってくる』」と思っている人が多いようです。

 

10年前までの消費者の行動パターンは、「良い情報を得る → 来店 → いい商品がある → 再来店」という流れがほとんどでしたので、情報サイトに載せたりチラシを配ったりするだけで、お客様は来店してくれました。

 

しかし今の時代は、「他者からの情報やネットで検索 → 他店や他の商品と比較して、行く価値のあるお店か判断 → 来店 → 商品のよさはもちろん、次に来店してもらうための仕組み → 再来店」という流れが主流になっています。

 

重要なのは、店舗側は「比較された上で選ばれている」ということです。

 

新しいものを選ぶ時に、比較せずに選ぶことなんて稀です。

 

価格が高ければ高いほど慎重に比較するのが現代人の特徴です。

 

重要なのはあなたのお店に、明確な「選ばれる理由」があるかどうかです。

 

仮にそれがあったとしても、そのことを自覚し、きちんと自分の媒体で発信できているか、ということです。

 

ここまでできていないと、きちんとビジネスができているとは言いがたいでしょう。

 

重要なのは、今来ているお客様がどんな人たちかということです。

 

お店の常連さんの何人かに、

 

1.初めて来店したきっかけは?

2.なぜ何度も来てくれるのか?

 

とアンケートを取ってみましょう。

 

その答えと、あなたが今やっている集客方法は常連さんが来てくれるきっかけになっていたのか?

 

提供している商品は常連さんにとって必要なものなのか? を合わせて検証してみましょう。

 

あなたのお店に人を集める方法は 実はお客様が知っているのです。

まとめ

人が集まるお店になるには3つのポイントがあります。立地に気を配り、ターゲットを明確にし、いかに集客を仕組み化できるかです。

 

リピート率を上げ、常連さんを囲い込む手段を持つことが大切です。

 

現代の消費者の動向を正しく把握しましょう。

 

店舗側は比較された上で選ばれているということを忘れずに、それを前提で行動しなければいけません。

 

あなたのお店に明確な「選ばれる理由」があるのか、アンケートなどを行ってお客様の生の声を聞いてみましょう。

セミナー情報 セミナー情報

 
 

The following two tabs change content below.
都内に焼き鳥居酒屋・イタリアンバル等5店舗を経営する、株式会社エスフードプランニング代表取締役。 飲食店の顧客リスト構築とアプローチを代行する、店舗集客サポート協会代表理事。

■おすすめの関連コラム

  1. チラシデザインガイド~消費者の目に留まるデザインのコツ

    販促や集客のチラシを作成する際には、思わず目を引くようなレイアウトや、配色などいくつかの作成のポ...
  2. 折込チラシガイド~効果がでる折込チラシの計画から配布まで

    折込チラシを作って配布したいが、何から始めたらいいかわからない… チラシを配布しているのに効果...
  3. 広告の効果を上げるには広告媒体選びや内容の見直しが必要かも!? 成果を上げた第三者目線広告の成功事例も紹介

    広告の効果が上がらないと悩んでいることはないでしょうか。 なぜ効果が上がらないか理由がはっきり...
  4. 純広告と記事広告の違いとは?種類や活用方法をご紹介

    広告を純広告と記事広告に分ける視点があります。 それぞれの違いと効果を理解して上手に活用するこ...
  5. 折込チラシとは?料金相場・効果的なデザイン・サイズまでプロが解説

    折込チラシとは、効果が期待できる広告として、広く活用されている方法です。 専門の折込チラシサー...
  6. Web広告とは? 自社の商品・サービスにぴったりの配信方法を選ぼう!

    かつて大きな効果を発揮する広告といえば、テレビ・新聞・雑誌などのマス広告でした。 しかしマス広...
  7. SEOの基本~ユーザーに喜ばれるコンテンツの作り方とは?

    今やマーケティングにおいてSEO対策として欠かせない、“ユーザーに喜ばれるコンテンツづくり”。 ...
  8. 広告屋さんに、
    デザインを依頼する際の7つのポイント

    チラシ制作、情報誌への広告掲載など、集客のために広告のデザインを依頼する場面は多くありますが、そ...
  9. 情報過多?情報薄?枠広告を考える

    皆様は地域情報紙やフリーペーパーなどに広告を掲載したことはありますか? それらは、媒体ごとに広...
  10. 求人広告作成時のポイントについて

    パートやアルバイトの求人で悩みを抱えている店舗経営者様、採用担当者様は多いのではないでしょうか。...

PAGE NAVI

続きを読む
記事を検索
メルマガ登録者数1万以上 セミナー情報をいち早くお届け
ご提案無料 ウィズコロナ時代に合わせて販促の「見直し」してみませんか?まずはお問い合わせください。
  • DM用の顧客リストを作るために
    “特典付きアン…
    メルマガやLINE公式アカウント(旧 LINE@)の出現で、WEBやデジタルメディアを使ったメッセージ送信が簡単にできるようになりました。その一方で、多くの企業がメールやデジタルメディアによる販促手法を使ってみた結果、改めて紙のDMの反応率の高さに注目をしはじめています。 しかし飲食店や小売店のような業種の場合、お客様にDMを郵送したくても、顧客名簿が無いので住所が分からない、というケースが多いのではないでしょうか。 住所情報は、DMの発送だけでなく、自社の顧客がどこに住んでいるのか、つまり商圏範囲を把握するためにも大事な情報です。 今回は住所情報集める方法として、「特典付きアンケート」の活用についてご紹介します。
  • 立地が悪条件でも大丈夫!繁盛するためのコツとは?
    駅から徒歩数十分、人通りの少ない路地裏。わざわざそのお店に行こうとでも思わない限り、 誰も行かないような悪条件の立地でも、繁盛しているお店があります。
  • 顧客情報を把握する方法|顧客リスト作成・管理
    顧客リストは、あなたの貴重な財産で、育てるべきである という有名な言葉があります。つまり顧客リストがあれば、事業がどのような状況に陥っても再起を図ることができるということです。では、売上をあげるための重要な顧客リストのもととなる顧客情報を把握し集め方は、どのような方法、またその管理の方法についてどのような方法があるのでしょうか。
  • リピート顧客を集客するポイントとは?
    集客のターゲットには、大きく分けて「新規」と「リピーター」の2つがあります。 お店やサービスのファンを増やし、リピーター化させることはとても重要です。サービスの質を上げてリピートしてもらうことも大切ですが、忘れられない・飽きられない努力も大切です。 そこで今回はリピート顧客の集客方法を整理します。
  • 販促の工夫事例~美容室編~
    繁盛美容室の顧客…
    顧客リストを有効活用していますか。 美容室の顧客リストはお客様のカルテでもありますが、情報の確認だけの活用で終わっていませんか? カルテは初来店の時に作成するお客様の重要な情報・記録ですが、次回の来店につなげるための重要な資料でもあります(過去のデータを未来につなげるためのものです)。
PAGE TOP