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「イノベーション」という言葉は「技術革新」や「経営革新」という意味だけでなく、「新機軸のサービス」や「新たな価値観の提案」という意味で使われるようになってきました。
現在、メディアでもSNSでも「イノベーション」が起きています。
今後は激しい時代の変化により、今まで「常識」であったものが壊れ、「イノベーション」がより必要になってきます。
飲食店の場合、これからどのような対策をしていけばよいのでしょうか?
【目次】
1.現在の飲食店の変化
2.イノベーションに成功した飲食店「未来食堂」
3.飲食店におけるイノベーションの起こし方
4.まとめ
今はTVや雑誌だけではなく、ほとんどの人がインターネットから情報を得ている時代です。
飲食店でも「インスタ映え」や「グルテンフリー対応・糖質制限対応・ハラール対応」など、さまざまな工夫をしています。
東京オリンピックの開催が迫っている今、こういった「食の多様化」はどんどん広まっていくでしょう。
このような時代には、どのような飲食店が勝ち続けるのでしょうか。
時代の変化と共にイノベーションを起こしている飲食店を例にお伝えします。
「未来食堂」をご存知ですか?メディアでもしばしば取り上げられているお店です。
同店は2015年に、「あなたの“ふつう”をあつらえる」というコンセプトの下にオープンしました。
イノベーションの一つとして注目されるのは「あつらえ」という考え方。
これは何かというと、通常の小鉢をお客様の体調などに合わせてオーダメイドすることができるのです。
「今日はこんな体調だから、こんなものが食べたい」というような付加価値を「あつらえ」という形でこのお店は提供しています。
これは食が多様化している現代のニーズにぴったりな、時代の先頭に立つシステムだといえます。
このような時代の変化の先頭に立つことが飲食店においても重要になっていきます。
まずは現代のニーズを知ること、人口構造の変化に着目すること、新しい知識を活用していくことがイノベーションには必須です。
SNSが情報源の主流になっているのであれば「いかにお客様に拡散してもらえるか」を考え、健康ブームになっているのであれば「いかに美味しく健康的な料理を作れるか」を考える。
誰もやっていない、明確な「売り」を飲食店は時代の変化とともに取り入れていくことが重要ではないでしょうか。
どんな人にどのようなコンセプトで感動を伝えていくのか。
ワクワクしながら変化に対応していける飲食店こそが強くなってくると思います。
◆現代の時代の変化、業界の変化はとても激しくなってきている。
◆時代に合わせたイノベーションが飲食店にも必要。
◆変化の先頭に立つことが成長しつづけるコツ。
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