いまこそ重要。脳に響く紙メディア広告の活用方法

ネット広告の急速な成長に伴い、新聞や雑誌といった紙メディアの発行部数は年々減少しています。「もう紙メディアの広告は古い」と思われる方も多いでしょう。しかし本当にそうでしょうか。

 

21世紀に入ってから20年近い年月がたっても、ポストからチラシは無くなっていません。それはまだ紙メディアの力が見放されていない証拠でしょう。

 

むしろ、デジタル画面に表示される広告に疲弊しはじめた今だからこそ、もう一度紙メディアの力を見直してみませんか?

 

【目次】
1.紙メディアの脳科学的な効果
2.再び注目されるチラシ折込などのプロモーションメディア
3.まとめ

紙メディアの脳科学的な効果

“印刷広告のほうが脳に「より深い痕跡」を残す”

ロジャー・ドゥーリー『脳科学マーケティング100の心理技術』ダイレクト出版株式会社

 

これは、大手広告代理店ミルワード・ブラウン社が、紙メディアの広告とデジタルメディアの広告を見たときに人間の脳がどう反応するかを調べた結果導き出された結論です。

 

脳スキャンをした結果、紙メディアの広告を見たときには脳内の空間記憶にかかわる神経回路が活性化。さらにデジタルメディアと比べ、感情的な処理も増大化しました。

 

つまり、「紙メディアの方が記憶に残りやすい」ということです。

 

感情に訴えかける力が強いので、

 

「この商品なにか良さそう!」

「この会社のこと、好きかも!」

「いいな!ほしい!」

 

など、商品やサービスのブランドに好意を持ってもらいたいのなら、デジタルメディアよりも紙メディアを使う方が効果があると言えます。

 

再び注目されるチラシ折込などのプロモーションメディア

「読んでもらう」

「記憶に残してもらう」

「実際に買いに来てもらう」

 

これらの目的のためには、紙メディアのほうが力が強いということが、改めて注目されています。

 

 

インターネットなどのデジタルメディアの台頭で、情報が溢れすぎている昨今。しかし、消費者が受け取れる情報量にはほとんど変わりがありません。

 

つまり、本当に良い情報を提供するか、見てもらう工夫をしないと、せっかく作った広告も見てもらえないのです。

 

ネットメディアが溢れる時代にも関わらず、ユニクロが集客のためにチラシをやめることはありません。それどころか、いまだにチラシ制作には柳井社長自身が携わり続けているそうです。

 

それほど店舗集客にはチラシが重要で、地域の人たちからの認知度向上には効果が見込めるのです。

 

お店の情報を「手に取ってもらう」ことこそが、情報が氾濫する現代において大切なことです。

 

まとめ

効果を測りづらいというデメリットはありますが、実際に広告を見てもらった時に「記憶に残る」のはデジタルメディアより紙メディア。ネット広告と紙メディア広告は使い分けが大切です。

 

インターネットには「興味を持ってもらったものの詳細情報を用意する」という役割があり、紙メディアには「興味に気付かせる」という役割があります。詳しくは『紙メディア広告とネット広告の使い分け』でご紹介しますので、そちらも合わせてご覧ください。

 

紙メディアの特徴を認識していただき、商品やサービスを「覚えてほしい!」「知ってほしい!」ときは、紙メディアを使ってみてください。

 

 

【参考図書】

『脳科学マーケティング100の心理技術』

著者:ロジャー・ドゥーリー

出版社:ダイレクト出版株式会社

第1版発行日:2013年11月25日

 

『エピック・コンテンツマーケティング『』

著書:ジョー・ピュリッジ

出版社:日本経済新聞出版社

第1版発行日:2014年6月23日

 

The following two tabs change content below.
川上辰夫
株式会社地域新聞社マーケティング部 「販促の大学」の企画責任者。 2011年に入社し、広告の営業として千葉県柏市内を担当。 2015年に発足した広告効果プロジェクトを通して、社内の広告力提案向上のための社員向け勉強会を企画。そのプロジェクトでの経験を生かし、「販促の大学」の立ち上げを行った。

続きを読む
交流会開催情報
第2回船橋ビジネス交流会
日程:2017年12月14日(木)
時間:18時~20時半
参加費:3,000円(軽食・ドリンク付き)
対象者:経営者、決裁権のある役職の方
定員:30名
経営者や販促担当者にとっての「学びと交流の場」創りをコンセプトに、地域ビジネス活性化の場として「ビジネス交流会 in 船橋」を地域新聞社主催にて開催いたします。
続きを読む
集客や販促方法でお悩みの方へ 販促に関する無料相談実施中! 地域情報に詳しい担当が、御社にご訪問して集客課題を伺います!詳しくはこちら
CRMって何?クロスセル?気になるワードをチェック!販売促進に関する用語集
  • 【初級編】広告の費用対効果に関する考え方
    広…
    広告の手法はWEB、紙媒体、TVCM、看板、チラシなど、選択肢が多すぎて悩んでしまったご経験はございませんか。 正直なところ、お店のサービスや商品によって、効果的な広告手法はそれぞれちがいます。
  • ご近所集客に使える
    戸別配布型のフリーペーパー…
    地域密着で商売をされているお店にとって、ご近所への広告活動は、リピーターを増やすためにもとても重要です。そこで今回は、関西(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)で発行されている「戸別配布型」のフリーペーパーをご紹介します。お店周辺の生活者に広告が出せるメディアを使って、ご近所集客を成功させましょう。
  • 「費用対効果の目安表」でクーポン回収数の目安を知ろう
    チラシや情報誌などにクーポンを付けたが、何枚回収できれば費用対効果が出たといえるのかがいまいち分からない…そんなことはありませんか?広告費やクーポンの回収目標を考える時に使える「費用対効果の目安表」を作成しましたので、目標設定の指標としてご活用ください。
  • 儲かっている会社の広告宣伝費って、売上の何%?
    皆さんは広告宣伝費の予算を立てていますか。予算の立て方がわからず、むやみやたらにあれこれと試していませんか? 広告宣伝は、ただお金をかければ効果が出る、というものではありません。 広告宣伝費にどのくらいお金をかければ良いのか、さらに最も簡単な予算の立て方について説明します。
  • チラシ折込ができるフリーペーパー5選 ~関東編~
    チラシの主な配布方法は「新聞折込」と「ポスティング」の2種類です。しかし、それ以外にもチラシを届ける方法があることをご存知でしょうか。実は戸別配布されている地域情報誌やフリーペーパーの中には、チラシを折り込んで配布するサービスを行っている地域メディアもあります。近年、新聞購読者数は減少しています。今回はチラシを届ける手段として、チラシ折込ができるフリーペーパーをご紹介します。
PAGE TOP