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お店を出す際に、周辺地域にどんな方が多く住んでいるか、気になったことはありませんか?
今回は東京都の市区町村に「年代」や「年収」などが多い上位7エリアをランキング形式で発表!項目別に地域の特徴をつかんで、商品改良やサービス向上、次の出店エリア選定にご活用ください!
・人口
・5歳以下の割合
・65歳以上の割合
・世帯年収1,000万円以上の割合
・一人暮らしの割合
・5人以上で暮らす世帯の割合
・持ち家の割合
・賃貸の割合
1位 世田谷区 877,048人
2位 練馬区 717,119人
3位 大田区 686,943人
4位 足立区 683,578人
5位 江戸川区 676,335人
6位 八王子市 579,369人
7位 杉並区 549,024人
世田谷区が堂々の第1位。6位の八王子市以外は全て23区です。東京への人口流入は今も続いているので、今後もそれぞれの人口増が進んでいくものと思われます。
1位 武蔵村山市 6.07% (70,384人中、4,274人)
2位 稲城市 6.04% (84,939人中、5,127人)
3位 港区 5.59% (205,117人中、11,459人)
4位 江戸川区 5.54% (676,335人中、37,502人)
5位 東大和市 5.53% (83,234人中、4,600人)
6位 江東区 5.45% (457,705人中、24,960人)
7位 中央区 5.32% (122,820人中、6,533人)
第1位の武蔵村山市は、2007年に大型イオンモールができた子育てエリア。
5歳以下の小さいお子さんの割合が多いエリアは、教育や子育て関連の商材の販売に最適。若い夫婦も多いので、住宅や保険関連の告知も効果的なエリアです。
1位 檜原村 42.9% (2,618人中、1,123人)
2位 奥多摩町 40.78% (6,228人中、2,540人)
3位 日の出町 29.22% (16,740人中、4,891人)
4位 清瀬市 24.78% (73,978人中、18,334人)
5位 あきる野市 23.71% (81,545人中、19,333人)
6位 北区 23.69% (334,233人中、79,191人)
7位 東久留米市 23.41% (116,817人中、27,345人)
高齢者が多いエリアは、檜原村が第1位。奥多摩も含め、やはり山間部がトップ3に集中しています。市では清瀬市、区では北区が上位に。4~5人に1人が65歳以上の高齢化地域なので、健康関連の商材が響きやすいエリアです。
1位 港区 26.45% (110,129世帯中、29,133世帯)
2位 千代田区 23.59% (25,745世帯中、6,072世帯)
3位 中央区 21.13% (68,004世帯中、14,366世帯)
4位 渋谷区 17.01% (123,770世帯中、21,053世帯)
5位 文京区 16.86% (111,613世帯中、18,815世帯)
6位 世田谷区 16.59% (448,914世帯中、74,461世帯)
7位 目黒区 16.39% (137,194世帯中、22,485世帯)
ベスト7すべてが23区。特に1位の港区は、4世帯に1世帯以上が世帯年収1,000万円以上です。高額商品や高品質サービスなどの販売に適したエリアです。
1位 新宿区 62.35% (195,186世帯中、121,692世帯)
2位 渋谷区 62.29% (123,770世帯中、77,099世帯)
3位 豊島区 60.8% (166,060世帯中、100,957世帯)
4位 中野区 60.13% (184,039世帯中、110,665世帯)
5位 杉並区 56.45% (302,499世帯中、170,769世帯)
6位 文京区 55.75% (111,613世帯中、62,228世帯)
7位 千代田区 54.15% (25,745世帯中、13,942世帯)
新宿区が第1位。トップ7はすべて、半分以上の世帯が一人暮らしです。渋谷区や豊島区も含め、大学や会社が多い渋谷駅、新宿駅、池袋駅の周辺に一人暮らしの方が集中しています。
1位 檜原村 11.73% (938世帯中、110世帯)
2位 日の出町 10.26% (5498世帯中、564世帯)
3位 瑞穂町 9.62% (12424世帯中、1195世帯)
4位 あきる野市 9.61% (29693世帯中、2854世帯)
5位 奥多摩町 8.75% (2286世帯中、200世帯)
6位 青梅市 8.04% (52443世帯中、4214世帯)
7位 武蔵村山市 7.76% (26940世帯中、2091世帯)
5人以上で暮らす世帯は、都の西部地域に集中しています。大人数で住む世帯が多いエリアでは3世代で暮らす家も多く、リフォームの需要なども多いエリアです。
1位 檜原村 90.41% (938世帯中、848世帯)
2位 奥多摩町 87.66% (2,286世帯中、2,004世帯)
3位 日の出町 83.67% (5,498世帯中、4,600世帯)
4位 あきる野市 74.26% (29,693世帯中、22,049世帯)
5位 青梅市 68.58% (52,443世帯中、35,968世帯)
6位 瑞穂町 66.48% (12,424世帯中、8,260世帯)
7位 武蔵村山市 60.33% (26,940世帯中、16,252世帯)
都の西部地域が多くランクイン。居住年数が長いエリアなので、改築やリフォームなどの需要が多いです。
※公営公社の等の借家、民営の借家、給与住宅の数を合算して算出。
1位 新宿区 66.36% (195,186世帯中、129,531世帯)
2位 中野区 63.34% (184,039世帯中、116,566世帯)
3位 北区 59.99% (171,884世帯中、103,107世帯)
4位 豊島区 57.52% (166,060世帯中、95,524世帯)
5位 杉並区 57.06% (302,499世帯中、172,600世帯)
6位 渋谷区 56.39% (123,770世帯中、69,797世帯)
7位 千代田区 56.27% (25,745世帯中、14,487世帯)
新宿区が第1位。中野区や杉並区など、新宿や渋谷へのアクセスがいいエリアに賃貸での一人暮らし世帯が集中しています。若い世代へのお得な商品キャンペーンや、ビジネス関連商品の販売がおすすめです。
東京都内にお店のターゲットが多そうなエリアは見つかりましたか?お店の周辺商圏内にどのような方が多く住んでいるかを把握することは、商売をする上でとても大切。ぜひ各市区町村で公表している人口データや、総務省統計局が発表している国勢調査を参考にしてみてはいかがでしょうか。
東京都は大きく分けて4つの地域があります。「23区」「市部」「町村部」「島嶼部」、それぞれでエリア特性が大きく違うので、次回・次々回は「23区」と「市部」に分けたランキングをご紹介します。お楽しみに!
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