徹底比較!ライバル地域対決 船橋市vs市川市

公開

千葉県西部の船橋市と市川市が各種データをもとに対決。

 

株式会社地域新聞社が行った「他エリアに対するライバル意識に関するアンケート 2016年10月1日~10月31日」で、多くの船橋市民が市川市をライバル視しているという事実が判明。おとなりさんには負けたくない!という強い意識があるようです。

 

今回は「客観的数字データ」をもとに13項目でガチンコ対決を実施!本当に良い街はどっちだ!?

 

全13試合とちょっぴり長いですが、熱い闘いに、ぜひ最後までお付き合いください。

 

【目次】

1.第1試合「面積」

2.第2試合「人口」

3.第3試合「世帯」

4.第4試合「平均世帯年収」

5.第5試合「出生数」

6.第6試合「居住年数20年以上」

7.第7試合「会社の数」

8.第8試合「飲食店数」

9.第9試合「食べログ1位の点数」

10.第10試合「駅の数」

11.第11試合「人口増減数」

12.第12試合「小学校の数」

13.第13試合「外国人」

14.まとめ

第1試合「面積」

まずは、なにより市の広さ。大きい方が偉いはず!

 

それでは早速、勝負開始!!

 

 

船橋市85.62㎢

 

市川市56.45㎢

 

 

 

・・・。

 

 

船橋の勝ち!!

 

船橋市は市川市の1.49倍も大きい。

 

まず1試合目は、船橋の勝利です。

 

第2試合「人口」

面積では負けましたが、人口はどうでしょう。

 

いかに多くの人口を抱えているのか…

 

それでは、いざっ!!

 

 

船橋市626,809人

 

市川市476,560人

 

 

 

船橋の勝ち!!

 

第3試合「世帯」

船橋市287,785世帯

 

市川市231584世帯

 

 

 

船橋の勝ち!!

 

そりゃあ、人口多いから仕方ないですよね。。

第4試合「平均世帯年収」

勝負はまだまだ、これから。

 

やっぱり大事なお金!!

平均の世帯年収は・・・!?

 

 

船橋市5,108,303円

 

市川市5,097,735円

 

 

 

船橋の勝ち!!

 

 

約1万円の差で船橋が辛勝!ほぼ同点ですね。生活水準はどちらも同じと言ってもいいでしょう。

 

第5試合「出生数」

今後の街の発展を考えると、やっぱり大事なのは子供の数。

 

ただし、人口の差が大きいので、ここからは「割合」で!

 

人口1万人あたりの出生数でいざ、勝負!
※「出生人数÷人口 × 10,000」で算出

 

 

船橋市86人

 

市川95人

 

 

 

市川の勝ち!!

 

人口は少ないものの、1万人当たりの出生数は市川の勝利!今後の町の発展が楽しみです。

 

第6試合「居住年数20年以上」

居住年数20年以上ということは、その街に長く住んでいる人たち。

つまり、愛着をもっている人が多いかどうかを測る指標です!

 

世帯数の差が大きいので、これも割合で。

 

さぁ、その街から離れられない、地元愛にあふれる人の割合が多いのは…

 

人口1万人あたりの居住期間20年以上の人数・・・

 

 

船橋市2,322人

 

市川市2,082人

 

 

 

船橋の勝ち!!

 

僅差ですが、船橋市の方が地元に残る人の割合が多い!

 

熱い闘いになってきましたが、まだまだ勝負はここからです。

 

第7試合「会社の数」

やっぱり元気度を測るには、産業の発展度合いをみなくては。

 

ここも割合で。

 

人口1万人あたりの会社数が多いのは…

 

 

船橋市245社

 

市川市258社

 

 

 

市川の勝ち!!

 

ビジネスタウンのイメージが強い船橋に、市川が勝利!

 

割合とはいえ、市川市の方が1人あたりの会社数が多いことが判明。

近所で働き口を探すのは、市川の方が見つかりやすいのかも!?

 

遂に折り返し地点。最後に勝つのはどっちだ!?

 

第8試合「飲食店数」

会社だけじゃなく、外食できるお店がどれだけ多いかも大事!!

 

人口1万人あたりの飲食店数が多い地域。

つまり外食先の選択肢がたくさんある素敵な町はどっちだ!?

 

人口1万人あたりの飲食店数

 

 

船橋市31店舗

 

市川市34店舗

 

 

 

市川の勝ち!!

 

市川が僅差で意地を見せた!

市川は、1人あたりの飲食数が多い街なんですね!

残る5試合で、勝敗はどちらの手に!?

 

第9試合「食べログ1位の点数」

外食は数じゃない、質だ!!おいしさだ!!

 

市内にあるお店で、食べログ口コミ評価1位のお店で対決!

 

それぞれの評価点で、いざ勝負!!

 

 

船橋市代表

 

ラーメン二郎 京成大久保店 3.63点

https://tabelog.com/chiba/A1202/A120204/12000911/

 

市川市代表

 

市川ウズマサ 3.61点

https://tabelog.com/chiba/A1202/A120202/12024830/

 

・・・!?

 

 

僅差で船橋の勝利!!

 

奇しくもラーメン店同士の対決となりましたが、ここは船橋市に軍配が上がった~~!!

 ※2017年1月6日時点の評価です。

 

第10試合「駅の数」

都内に近いのは市川。ただし、それだけでは交通の便がいいとは言い切れません。

いかに多くの駅があるかで、利便性が決まるはず!!

 

それでは、駅が多くある街はどっちだ!?

 

 

船橋市 30駅

 

市川市 15駅

 

 

 

船橋の勝ち!!

 

 

船橋の圧勝でしたね。

鉄道の利便性に関しては、船橋が大きく差をつけました!

 

第11試合「人口増減数」

ここでシンプルな指標で勝負!

 

平成27年から28年の1年間にかけての人口増減率は、、、

 

 

船橋市 100.6%

 

市川市 100.8%

 

 

 

市川の勝ち!!

 

超僅差で、市川市が人口増減率で勝利しました!!

 

残すはあと2試合。
果たして、勝負の行方は…

 

第12試合「小学校の数」

小学校が多い=子供の成長をより強く願っているのはどっちだ!?

 

ここも割合で。

 

人口1万人あたりの小学校数

 

 

船橋市 0.86校

 

市川市 0.82校

 

 

 

船橋の勝ち!!

 

教育の機会は、船橋が僅差でリード!

 

 

残り1試合。
次は絶対に負けられない戦いだ!
最後の意地を見せるのはどっちだ!?

第13試合「外国人」

最後の試合のテーマは「グローバル」。

 

外国人が多く住む町は、他人を受け入れる心が広く、愛情が深い証拠!

 

最後も割合で勝負。

 

世界を受け入れる、グローバルタウンは、はたしてどっちか!?

 

・・・。

 

人口1万人あたりの外国人数

 

 

船橋市 122人

 

市川市 153人

 

 

 

市川の勝利!!

 

市川市、本気の意地をみせましたーーー!!!!
グローバルタウンの称号は、市川市に与えられました!!

 

まとめ

この結果、全13試合の勝敗は、

 

 

 

船橋市 8勝

 

市川市 5勝

 

 

 

8対5で、船橋市の勝利ぃぃいいいいぃぃぃ!!!!

 

船橋市が、見事にライバル視する市川市に勝利しました!

 

船橋市民の皆様おめでとうございます!!

 

しかし、最後にひとつご報告が。

 

実は、上記アンケートに回答してくださった船橋市民の8割が市川市をライバル視しているのに対し、市川市民は船橋市どころか他の地域に対しても誰一人「ライバル視している」という回答はありませんでした。

 

周りを意識せず、平和に暮らす市川市民。

 

「客観的数字データ」を比較した結果は船橋市に軍配が上がりましたが、街の魅力は、数字だけでは分からないのかもしれませんね。

 

 
 

The following two tabs change content below.
販促の大学の企画創立者。地域新聞社在職時代にマーケティング部を発足。WEB集客事業を実施し、問合せ数を前年比約3倍に。さらにマーケティングオートメーションの導入や、インサイドセールス部門立ち上げ支援など、営業組織の効率化に貢献。その後、新規事業開発の部門を経て、2021年独立。現在、PRSJ認定PRプランナーとして、企業の事業開発からプロモーションを手掛ける「喜八屋」の代表を務める。

■おすすめの関連コラム

  1. 埼玉県VS千葉県のデータ比較で見るライバル対決!
    ~PART 3~

    埼玉県VS千葉県の前半戦は勉強対決。両県2勝2敗1分とお互い譲らずの結果でしたね(前半戦はコチラ...
  2. 埼玉県VS千葉県のデータ比較で見るライバル対決!
    ~PART2~

    さまざまなメディアで目にすることが多い「埼玉県vs千葉県」。前回好評だったニッチデータ対決の続編...
  3. 北関東の雄は!?茨城県VS栃木県VS群馬県 ニッチなデータを比べてみました

    前回好評だったニッチデータ対決。今回は北関東3県のライバル対決です。茨城県・栃木県・群馬県は、ブ...
  4. 埼玉県VS千葉県のデータ比較で見るライバル対決!

    さまざまなメディアで目にすることが多い「埼玉県vs千葉県」の対決。東京都、神奈川県に続く関東第3...
  5. 駅商圏分析センター ~鎌取駅編~

    第5回は、千葉県屈指のベッドタウン「おゆみ野」の玄関口、鎌取駅を分析します。鎌取駅は千葉市緑区に...
  6. 東京都の市別ランキング

    東京都のベットタウン「市部」に焦点を絞ったランキングを発表!...
  7. 東京23区別ランキング

    東京都23区別に「年代」や「年収」などが多い上位7エリアをランキング形式で発表!項目別に地域の特...
  8. 埼玉県の市区町村ランキング

    埼玉県内で「年代」や「年収」などが多い上位7市区町村をランキング形式で発表!項目別に地域の特徴を...
  9. 千葉県の市区町村別商圏分析ランキング

    千葉県内で「年代」や「年収」などが多い上位7市区町村をランキング形式で発表!項目別に地域の特徴を...
  10. 東京都の市区町村別ランキング

    東京都の市区町村に「年代」や「年収」などが多い上位7エリアをランキング形式で発表!項目別に地域の...
  11. 徹底比較!ライバル地域対決 柏市 vs 松戸市

    柏市と松戸市の因縁対決!TVやネットでも住民同士の争いが絶えない地域です。今回はその争いに終止符...

PAGE NAVI

続きを読む
記事を検索
メルマガ登録者数1万以上 セミナー情報をいち早くお届け
ご提案無料 ウィズコロナ時代に合わせて販促の「見直し」してみませんか?まずはお問い合わせください。
  • 埼玉県VS千葉県のデータ比較で見るライバル対決!
    さまざまなメディアで目にすることが多い「埼玉県vs千葉県」の対決。東京都、神奈川県に続く関東第3位の地位をかけての宿命のライバル対決は、両県民のみならず、皆の関心が高い話題なのでしょう。2000m級の山があるから、埼玉県の勝ち!いや、海があるから千葉県の勝ち!など面白おかしく取り上げられています。この時点で千葉県民からは「埼玉県vs千葉県」ではなく「千葉県vs埼玉県」じゃないの?なんて苦情が来そうですが、都道府県番号では埼玉県が「11」千葉県が「12」ということもあり、本コラムでの表記は「埼玉県vs千葉県」で統一させていただきます。ご了承ください。さて、今回はあまりメディアでは取り上げられないニッチなデータで用いて、埼玉県と千葉県のライバル対決をしてみます。お気軽にお読みください。
  • 駅商圏分析センター ~海浜幕張駅編~
    シリーズ駅商圏分析センター、今回は海浜幕張駅周辺の分析です。海浜幕張駅は幕張新都心の玄関口として1986年に開業しました。幕張新都心は1989年の幕張メッセオープンを皮切りに、ホテルや商業施設、企業、教育・研究施設、幕張ベイタウンを中心とする宅地化の推進により「職・住・学・遊」の複合的な都市機能の集積が進み、現在の姿になっています。幕張新都心は以下の6地区で構成されています。「タウンセンター地区」…JR京葉線の海浜幕張駅が中心の地区「業務研究地区」…企業が立地する地区「文教地区」…学校や研究施設が立地する地区「住宅地区」…集合住宅が立地する地区「公園・緑地地区」…海岸沿いの幕張海浜公園を中心に広がる地区「拡大地区」…1989年に編入された地区 海浜幕張駅はJR京葉線が運行。1日の平均乗車客数は65,377人 (2016年)。開業初年度(1986年)の747人から87.5倍の乗車客数となりました。発車メロディにはZOZOマリンスタジアムを本拠地とするプロ野球チーム、千葉ロッテマリーンズの応援歌「We Love Marines」が。筆者は個人的に2015年から毎年開催されているレッドブル・エアレースを楽しみにしています。
  • 駅商圏分析センター ~千葉ニュータウン中央駅編~
    ○○駅周辺はオシャレなお店がたくさんあり、若い人が多い △△駅周辺はビジネスマンの街 ××駅周辺は学校が多く学生の街 等、みなさんそれぞれが「駅のイメージ」というものを持っていることと思います。 このシリーズでは、国勢調査や推計年収などの数値データから駅商圏の実態を分析していきます。駅周辺を利用する人(イメージ)と、そこに住んでいる人(実態)、ひょっとしたらその属性は違うかもしれません。 第3回は全国自治体「住みよさランキング」(東洋経済新報社)で、なんと2012年以来5年連続で総合評価1位に輝いた印西市の中心、千葉ニュータウン中央駅周辺を分析してみましょう。
  • 北関東の雄は!?茨城県VS栃木県VS群馬県 ニッチな…
    前回好評だったニッチデータ対決。今回は北関東3県のライバル対決です。茨城県・栃木県・群馬県は、ブランド総合研究所の「都道府県別地域魅力度ランキング」でワースト3、なんてことを各メディアが報じています。ネタとしては確かに面白いですね。しかし北関東は世界遺産や文化的遺産、自然の景観、温泉やスキー場をはじめとしたリゾート地等、魅力あふれるスポットの宝庫です。そしてまだまだ隠れた魅力がたくさんありそうです。都道府県番号では茨城県が「8」栃木県が「9」群馬県が「10」ということもあり、本コラムではその順番で表記します。 今回は、北関東3県のソウルフード対決をしてみました。気軽な気持ちでお読みください。
  • 駅商圏分析センター ~JR佐倉駅編~
    長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督の出身地といえば……そう佐倉市!駅商圏分析センター第9回は、ミスタープロ野球の地元、歴史ある佐倉藩11万石の城下町でも知られる佐倉をピックアップ。かつての佐倉城は、現在では佐倉城趾公園となっており、今でも土塁など城があった面影を残しています。敷地の一角には国立歴史民俗博物館があり、年間を通じて様々なイベントが開催されています。市の中心駅ともいえる佐倉駅は、千葉にも成田にも20分ほどで行ける便利な駅です。総武本線(成東方面)・成田線(成田方面)の2路線が乗り入れ、1日の平均乗降客数は10,048人 (2016年)。ここ5~6年は横ばいの状況です。ちなみに京成線にも「佐倉駅」があります(正しくは京成佐倉駅)が、直線距離で約1.8km。徒歩での乗り換えには少し距離があり、バスでも10分ほどかかるのでご注意を。
PAGE TOP