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どんな漫画であっても必ずキャラクターが登場し、そこからストーリーが始まります。
それは広告漫画も同じこと。
むしろ通常の漫画のように何ページもかけてじっくりとストーリーを描けない分、キャラクターが担う役割はより大きいと言えます。
今回はキャラクターが広告漫画に及ぼす効果と注意点などをお伝えしたいと思います。
【目次】
1.漫画用の創作キャラクターを設定する場合 その1
2.漫画用の創作キャラクターを設定する場合 その2
3.実在する人物を登場させる場合
4.まとめ
漫画のテーマやストーリーに合わせて必要なキャラクターを登場させる場合は、性格も外見も自由に設定することができます。
例えば、「集客したいターゲット層のお客さんを主人公にして、お悩みを解決する」といったストーリーは王道と言ってもいいでしょう。
自社の商品やサービスを使ってくれるであろう年齢層、性別、環境のモデルユーザー、いわゆる「ペルソナ」を主人公にすることで、それに近いユーザーの共感を得ることができます。
同じ創作キャラクターでも、個性的な設定の人物や、デフォルメされたマスコットのようなキャラクターを登場させれば、テンポよくストーリーを進めることができます。限られたスペースでは省略されがちなちょっとした笑いの要素なども、無理なく入られるのもメリットです。
ただし、そのキャラクターを他でも積極的に活用したいという場合は要注意。
広告漫画のついでに企業(または商品、サービス)のキャラクターを作るというのは、本来の広告漫画の目的とは別に、そのキャラクターを紹介し受け入れてもらう為の流れを同じ漫画内で作らなくてはならないため、なかなか難しいです。シリーズ物ならともかく、ページ数の少ない単発の漫画では中途半端な出来になる恐れがあります。
また、本来企業(商品、サービス)キャラクターというのはそれだけで資産価値があり、発注する場合も広告漫画と同等、またはそれ以上の費用がかかるものです。
一石二鳥を安易に狙わず、制作サイドにきちんと確認を取った方がいいでしょう。
創作キャラクターに対して、実在の人物を登場させることで大きく効果を生むパターンもあります。
一つは、その人自身が売りものである場合。例えば、士業やフリーランス、講師の方などですね。
似顔絵をキャラクターにすることで親しみを持ってもらえますし、また漫画内といえど本人の言葉には説得力があります。
また逆に漫画であることを生かして、成功した話は嫌味なく、失敗した話は悲壮観なく伝えることができます。
もう一つは、実際にあった出来事を描く場合。
商品やサービスに込めた思いや開発の過程の逸話などは、それだけでストーリー性があるので、広告漫画の題材に適しています。その場合もやはり、実在の人物を登場させた方がリアリティがあり、より読者を引き込めます。
実在の人物を漫画に登場させる場合は、肖像権の問題もありますし、ご本人が漫画に出たくないという場合もあります。必ずご本人に相談して、許可をいただいてくださいね。
創作キャラクターと実在する人物のキャラクター、一概にどちらがいいというわけではないことがお分かりいただけたかと思います。
広告として伝えるべきテーマ、ストーリーが見えているなら自ずと決まってくるとも言えるでしょう。広告漫画を見かけることがあったなら、ぜひ登場するキャラクターをチェックしてみてくださいね。
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