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パソコンで作ったり、デザイナーに依頼したりして作成することが多いチラシ。
手書きならパソコンがなくても、デザイナーに頼まなくても、簡単に作成することができます。また、手書きならチラシ作成にかかる費用は紙代と印刷代くらいになりますので、コストを抑えることができます。
本書では、「販促」とは何か、なぜチラシやダイレクトメール、ポイントカードなどを使った「販促活動」が必要なのかといった「販促の基本」のほか、書名である手書きチラシの作成に関するコツを解説しています。
手書き力アップのコツをわかりやすく紹介していますので、イラストが苦手な方や、字にはあまり自信がないけど自分でチラシを制作したいという方におススメの一冊です。
【目次】
1.販促に使える内容紹介
2.まとめ
字が上手くない…絵が苦手…そんな「苦手意識」を克服するための方法やテクニックがあります。以下に、2つを抜粋してご紹介します。
●字が下手でも大丈夫!(p.212)
本書では手書きに苦手意識がある人に、「筆ペン」をすすめています。書道のように整った文字ではなく、わざと崩したやわらかい雰囲気の文字にすることで、巧拙がなくなります。筆ペンは書道用の筆とは異なり、鉛筆と同じように少し寝かせた状態で書くと「味」が出やすくなります。
その他にも、商品名や価格を書くのに適しているペン、メインタイトルを書くのに適しているペン等、用途に応じたペンの紹介をしています。筆ペンだけでもさまざまな種類があり、それらを使い分けることによって初心者でも簡単に、上手に、チラシを作成することができます。
●イラストへの苦手意識を克服する2つの方法(P.213)
・誰かが描いた絵を参考にする
・対象物を○・△・□に分解する
イラストはインターネットの画像検索機能を使用して、チラシの内容に合ったものを探します。出てきた画像をそっくりそのまま使用すると著作権の侵害になりますので、注意しましょう。また、どんなイラストでも○・△・□の組み合わせでできていることが多いため、描きたいイラストを○・△・□の単純な形に分解して、周りをなぞるだけで、簡単にイラストを完成させることができます。
それでもなかなかうまくいかない場合は、イラストを挿入したい部分に写真を貼り付けて、その後に文字を書くことをすすめています。著作権上問題のない写真をプリントアウトしてはさみで切り、のりで貼り付けるだけです。
まずはできることからはじめ、順にステップアップしていけば良いのです。文字を手書きにするだけでも、パソコンで作成したチラシよりもずっと心のこもったチラシになります。
今回ご紹介した内容は、本書のごく一部です。初心者でも要点さえつかめば気軽に作成することができ、さらにコストの大幅な削減によって、1枚あたりの単価をぐっと抑えることができます。
チラシの制作のコストを削った分、印刷する部数を増やせば、より多くの人に届けることができますよね。また、読み手に伝えたい想いを自分の手で伝えられる、温かみのある心のこもったチラシになります。
外部に依頼するほどではないけれど、販促手段1つとしてチラシを検討中だったり、手軽にチラシを作ってみたいと思っている方はぜひご一読ください。
【詳細】
書名:当たる「手書きチラシ」のルール
出版社: 同文舘出版
著者:今野 良香
初版発行:平成24年5月11日
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