商品キャッチコピー(フレーズ)の作り方 考え方の手順とオススメの伝わるテクニック!

公開

お店や企業、商品サービスの紹介に欠かせないのが「商品キャッチコピー」。
商品などの特長を表す大事な要素ですが、考えるのに苦心することはありませんか?

 

売れる商品キャッチコピーをすぐに作れる天才は、多くいるわけではありません。

ただ、私のような普通の人でも、そこそこ良いキャッチコピーを作るための「手順」や「技術」はあります。

 

今回はキャッチコピーの質を高めるのに大切な「手順」と6つの「技術」をお伝えします。

 

【目次】
1.商品キャッチコピーを作るための手順
2.ターゲットとUSPをまず用意しよう
3.キャッチコピー作成に使える6つの技術
4.キャッチコピーの糸口を探し出す方法
5.まとめ

 

▼▼▼「商品キャッチコピー作成の手順と6つの技術」をまとめた資料はこちら▼▼▼

商品キャッチコピーを作るための手順

手順を考えるにあたって大事なのは、「何を」「どのように」伝えるか、という順番で考えることです。

 

当たり前のことと思うかもしれませんが、意外とこの手順を忘れて「どのように」から考えてしまい、せっかく考えたコピーが消費者に受け入れてもらえなくなってしまうことがあります。

 

なぜかというと、「ターゲット」と「USP = 独自の売り」という大事な要素を忘れて、かっこいい言葉選びに終始してしまうからです。

※USP=Unique Selling Proposition

 

「何を」「どのように」伝えるか、という大枠にそった商品キャッチコピーの考え方を整理すると、下記の4つの手順になります。

 

「何を」
1.ターゲットを明確にする
2.USPを明確にする

 

「どのように」
3.6つの伝え方を使って商品キャッチコピーを考える
4.ターゲットとUSPを見ながらたくさん書き出す

 

この順番を守ってキャッチコピーを作れば、的はずれのコピーを作ってしまうことは少なくなるでしょう。

 

ターゲットとUSPをまず用意しよう

まずは「何を」について、ご説明します。

 

1.ターゲットを明確にする
2.USPを明確にする

 

キャッチコピーを考える時に、最初に行うのがターゲットを明確にすること。

 

何歳の男性?女性?職業は何?

外的要素ではなく、あなたの商品を求めていそうな人の「心」に焦点を当てて、3つの要素で考えましょう。

 

・どんなことで困っている、悩んでいる人?
・どんなことに不満を感じている人?
・どんなことを望んでいる人?

 

 

例えば英会話教室の広告を作るとして、ターゲットを
「働く時間が不規則で、通う時間を固定できない人」とします。

 

ターゲットを考えないままキャッチコピーを作ると、
「駅前徒歩2分。好きな時間に通える英会話教室」
というキャッチコピーになり、基本的な教室の特長の説明で終わってしまいます。

 

そこで、さきほどの「働く時間が不規則で、通う時間を固定できない人」を念頭に考えると、
「予約不要の駅前英会話教室。朝7時~22時までやっていて、朝活や仕事帰りに通えて便利です」

 

これなら、「働く時間が不規則で、通う時間を固定できない人」にとっても、「ここなら通えそう」と思ってもらえる可能性が高まります。

 

このように、ターゲットの問題を捉えて、キャッチコピーでその点を押さえるのが有効です。

 

 

加えて大事なのが「USP = 独自の売り」です。

 

他の商品やお店には無い、独自の強みは何でしょうか。

 

上記の英会話教室の独自の売りは「駅前で予約不要」ということでしょう。
この特長を生かして「通う時間を固定できない人」向けに、サービスを提供しています。

 

このような独自の売りをより強く訴求する場合は「自社だけ」といった限定性をアピールすると、さらに効果的でしょう。

受け手の印象に残りやすくなるという効果もあります。

 

限定性を出す方法についてはこちらの記事でも解説しています。

「限定表現で購入を決意させたい時」の広告キャッチコピー すぐに使える!テンプレート・例文【無料DL】

 

 

あなたのお店のUSP を考える時は、下記の3つを意識してみましょう。

 

・ライバル店には無い「独自の売り」は何ですか?
・お客さんはなぜ、貴社の商品・サービスを選んでくれているのだと思いますか?
・お客さんはどのような時に一番喜んでくれますか?

 

キャッチコピー作成に使える6つの技術

それでは「何を」の次は「どのように」商品キャッチコピーを作るかをご紹介します。

 

3.6つの伝え方を使って商品キャッチコピーを考える
4.ターゲットとUSPを見ながらたくさん書き出す

 

商品キャッチコピーを作るための技術は下記の6つです。

 

-----------------------------------------------
1.メリットを具体的に
2.数値化する
3.短く、ゴロ良く、テンポ良く
4.オノマトペ
5.質問する
6.強い言葉に置き換える
-----------------------------------------------

 

1.メリットを具体的に

まずはメリットやUSPを「具体的に・わかりやすく」伝えましょう。

例えば、下記の2つを見比べてみてください。

 

A. 脂肪の吸収を抑えるサプリメント
B. 体に優しいサプリメント

 

Aは具体的に「脂肪の吸収を抑える」というメリットが伝わります。

Bが訴える「体に優しい」は、人によって捉え方がさまざまなので、メリットが伝わりません。

高品質・高付加価値が売りの場合は、商品の特長を正確に表現したいもの。

 

価値の伝え方や、クオリティ、機能性をアピールするテクニックを知りたい場合は、こちらの記事もオススメです。

「品質を訴える」キャッチコピー すぐに使える!テンプレート【無料DL】

 

 

2.数値化する

実績は数値化する。これはキャッチコピーの基本です。

下記の2つのキャッチコピーを見比べてみると、

 

A.たくさんの人が何度も通う美容室
B.リピート率98.5%の美容室

 

Bの方が説得力がありますよね。

Aのように「たくさん」「何度も」といわれてもよく伝わらないことが多いので、実績は具体的に数字で伝えましょう。

他にも、「評判が良い」「推薦されている」「人気がある」などについては、客観的な数字を出すことが効果的です。

 

詳しくはこちらの「人気や評判を伝える」キャッチコピー すぐに使える!テンプレート【無料DL】がオススメです。

 

 

3.短く、ゴロ良く、テンポ良く

「セブンイレブン、いい気分」のように、韻を踏んだり、リズムの良い言葉は覚えやすいものです。

また、商品キャッチコピーは「20文字」を意識するようにしましょう。

長くても40文字まで。長いと印象が薄れます。

 

 

4.オノマトペ

オノマトペとは擬音語や擬態語のこと。
擬音語は「ジュージュー」「コトコト」「グツグツ」と音を表現するもので、擬態語は「つやつや」「ほかほか」「スキッと」という情景を表現するものです。

 

特に食べ物のキャッチコピーで有効です。
「おいしい焼き芋」より「ほかほかおいしい焼き芋」の方が、食べたくなると思いませんか?

 

キャッチコピーとは、正確に情報を主張するだけでなく、受け手の心に刺さるものにして興味を引かなければなりません。
オノマトペは情景が目に浮かぶという効果があり、一瞬で感情を呼び起こすことができます。

 

感覚を刺激するテクニックをより詳しく知りたい場合はこちらの記事もオススメです。
「欲望や感覚を刺激する」キャッチコピー すぐに使える!テンプレート【無料DL】

 

 

5.質問する

「答えが知りたくなると、人はその内容に見入ってしまう」という心理を使った表現です。

例えば、

 

「入る保険の違いで、得する人、損する人、その違いご存知ですか?」
「たった2週間で、体重15キロ減らした新手法を知っていますか?」

 

このように質問を投げかけることで、「答えが知りたい」という気持ちにさせる手法は、消費者の気を引くのに大変有効です。

 

 

6.強い言葉に置き換える

非常に簡単でシンプルな手法ですが、強い言葉を使いましょう。

 

「安い」なら「激安」に。
「オススメ」なら「店長イチオシ」に。
「必要」なら「もう手放せない」
「すごい売れています!」なら「売れすぎて困っています!」に。

 

たったこれだけで、消費者の気を引き反応率が上がる文章に変わります。

ぜひ試してみてください。

 

消費者は特に安さに敏感です。

仮にあなたの商品は安さが売りであれば、こちらの記事で解説をしているので参考にしてみてください。
「価格の安さを強調したい時」の広告キャッチコピー すぐに使える!テンプレート・例文【無料DL】

 

「どのように」伝えるか、という手法は以上です。

もちろんこの他にも方法はたくさんありますが、まずはこの6つをしっかりと意識して文章を作るところから始めましょう。

 

キャッチコピーの糸口を探し出す方法

商品キャッチコピーを作成する際は、前段で紹介した技術を用いて質を高めることはもちろん重要ですが、たくさん作ってみることも大切です。

そうはいっても、「どのようにコピーの糸口を見つければ良いのかわからない」という人もいるでしょう。

そこで、キャッチコピーのイメージを膨らませるのに役立つ3つの方法を紹介します。

 

◆既存顧客の声

まずは、既存顧客の声や販売経験といった、これまでの蓄積を参考にしてみましょう。

 

既存顧客は、その商品サービスを気に入っているはずです。

あるいは、既存顧客は自分の悩みや問題を解決してくれる手段として、商品サービスを信頼しています。

 

何らかの強みがあるからこそ、既存顧客はリピートをしてくれているわけですが、その強みは他の新規顧客に対しても訴求材料になる可能性があります。

そのポイントを突き止めてキャッチコピーに盛り込めば、広告効果を劇的に高めてくれるでしょう。

 

自社の強みを探ることは難しくありません。

常連客からのお褒めの言葉や、何気ない会話の中にも、顧客が何を求めて自社の商品サービスを購入されているのかについてのヒントが眠っています。

これまでのアンケートや、販売スタッフの意見なども参考になるでしょう。

こういった営業活動の蓄積の中から、自社の個性や強みを探ってみましょう。

 

◆口コミ・評判

口コミやレビュー、評判などを参考にすることも有効です。

 

口コミサイトやSNS、通販サイトには、顧客からのさまざまな生の声があふれています。

顧客から直接聞いたことが無くても、商品サービスに対する要望や不満などはインターネット上で見つけることができます。

自社の商品サービスの情報がある場合は、その情報が最も参考になりますが、他社や関連商品サービスの情報も、キャッチコピーのネタとして活用できるでしょう。

 

中には、感想だけでなく改善策につながるような的確な意見もあり、キャッチコピーに盛り込めばより客観性のあるアイデアが生まれるでしょう。

自社にそれほど営業の実績が無い場合や、過去の情報を洗い出し尽くした場合などにも活用できます。

 

◆競合・関連商品の広告

ライバル店や関連商品を扱っている会社の訴求方法も参考になります。

例えば、価格をアピールしているのであれば、潜在顧客はお得感を求めている可能性があると推測できますし、実績をアピールしているのであれば、品質を求めていると推測できるでしょう。

 

こういった分析をすることは、キャッチコピーのアイデア作成にも、競合との差別化を図るためにも役立ちます。

他社のキャッチコピーをそのまま模倣するのはだめですが、他社のケースと比較して自社の強みを整理したい時には、非常に効果的な方法です。

チラシやホームページ、広告、店頭のポップなどを見て、他の企業がどのようなポイントに重きを置いて訴求しているのかを確かめてみましょう。

 

まとめ

商品キャッチコピーの伝え方をもう一度まとめると、

 

--------------------------------------------------------------------------------
「何を」
1.ターゲットを明確にする
2.USP(独自の売り)を明確にする
「どのように」
3.6つの伝え方を使って商品キャッチコピーを考える
4.ターゲットとUSPを見ながらたくさん書き出す
--------------------------------------------------------------------------------

 

最後に、4の「ターゲットとUSPを見ながらたくさん書き出す」。

結局、「たくさんアイデアを書き出す!」。

正直なところ、いい商品キャッチコピーを生み出すにはこれが一番大切です。

 

ただし、書いているうちにかっこいい文章や、うまい表現を思いつくと酔ってしまうことがあるので、ブレの無いキャッチコピーを作るためにも「ターゲットとUSPを見ながら」書くことを常に意識しましょう。

 

手順を守って、たくさん書く。

 

これを守るだけで、きっとあなたの商品やお店の良さがターゲットに響く商品キャッチコピーができると思います。

ぜひ実践してみてください。

キャッチコピーのテンプレート・例文

当サイトでは場面や状況に合わせて使えるキャッチコピーのテンプレート・例文を多数ご用意しております。

 

期間限定、数量限定などの「限定する時」
「限定表現で購入を決意させたい時」の広告キャッチコピー すぐに使える!テンプレート・例文【無料DL】

 

お得なキャンペーンや、価格の安さで差別化している商品・サービスを販売する
「価格の安さを強調したい時」の広告キャッチコピー すぐに使える!テンプレート・例文【無料DL】

 

より多くのお客様に商品の人気の高さをしっかり伝える
「人気や評判を伝える」キャッチコピー すぐに使える!テンプレート【無料DL】

 

商品やサービスの価値や品質の高さを伝える
「品質を訴える」キャッチコピー すぐに使える!テンプレート【無料DL】

 

お客様に「ほしい!」と思わせて、すぐに行動に移してもらう
「欲望や感覚を刺激する」キャッチコピー すぐに使える!テンプレート【無料DL】

 

ダウンロードフォーム

 

 

 

 

 

 
 

The following two tabs change content below.
販促の大学の企画創立者。地域新聞社在職時代にマーケティング部を発足。WEB集客事業を実施し、問合せ数を前年比約3倍に。さらにマーケティングオートメーションの導入や、インサイドセールス部門立ち上げ支援など、営業組織の効率化に貢献。その後、新規事業開発の部門を経て、2021年独立。現在、PRSJ認定PRプランナーとして、企業の事業開発からプロモーションを手掛ける「喜八屋」の代表を務める。

■おすすめの関連コラム

  1. 「限定表現で購入を決意させたい時」の広告キャッチコピー
    すぐに使える!テンプレート・例文【無料DL】

    広告原稿を考える際、キャッチコピーがなかなか思いつかなくて困ったことはありませんか?今回は、期間...
  2. 「人気や評判を伝える」キャッチコピー
    すぐに使える!テンプレート【無料DL】

    広告を考える際、キャッチコピーが、なかなか思いつかなくて困ったことはありませんか?大事な商品やサ...
  3. 「めりこの法則」を意識して、広告効果を高めよう!
    ~効果の出る広告デザインのポイント【無料DL】~

    読者に分かりやすく伝えることができる、広告デザインのポイントをご紹介します。...
  4. 「価格の安さを強調したい時」の広告キャッチコピー
    すぐに使える!テンプレート・例文【無料DL】

    広告原稿を考える際、キャッチコピーがなかなか思いつかなくて困ったことはありませんか?「価格の安さ...
  5. 「品質を訴える」キャッチコピー
    すぐに使える!テンプレート【無料DL】

    広告を考える際、キャッチコピーが、なかなか思いつかなくて困ったことはありませんか?大事な商品やサ...
  6. 「欲望や感覚を刺激する」キャッチコピー
    すぐに使える!テンプレート【無料DL】

    広告を考える際、キャッチコピーが、なかなか思いつかなくて困ったことはありませんか?大事な商品やサ...

PAGE NAVI

続きを読む
記事を検索
メルマガ登録者数1万以上 セミナー情報をいち早くお届け
ご提案無料 ウィズコロナ時代に合わせて販促の「見直し」してみませんか?まずはお問い合わせください。
  • 中小企業のブランド戦略・パート3
    顧客は誰か?「ペルソナについて」情報もモノも溢れている時代だからこそ意識したいこと。ブランドづくりについて、特にエンドユーザーに商品やサービスを提供するお店や会社などは、頭を悩ませることが多くなっています。例えば、年齢一つとっても、私は46歳になるのですが、自分の過去を振り返って考えてみても価値観の変化に気づくことがあります。SNSやユーチューブなどはもちろんありませんでしたので、仮に今私が10代だったとしても、過去の自分とは違った価値観になるのは想像できます。更に、同じ40代でも41歳と49歳では全く違う価値観と言うことも言えますし、同じ年齢だったとしても置かれている立場や状況によっても価値観は違うものです。
  • チラシを手配りポスティングする
    3つのメリット…
    チラシは集客効果の高い販促手法の一つですが、デザインと印刷にとても多くの時間と費用がかかります。そこまで費用をかけたチラシですから、1件でも多くの反響を生みたいですよね。配り方は、ポスティングや新聞折り込みなど、様々あります。しかし、あえて一番手間と時間がかかる「自分で手配り」をするメリットについてお伝えします。
  • リピーター客の増加につながる
    ニュースレター活…
    リピーター客の重要性については皆さんご承知だと思いますが、「どうすれば増やすことができるのか」でお悩みではありませんか?
  • 2018年11月の販促計画を立てるときのポイント
    11月は秋の行楽シーズンもピークを迎え、レジャー需要が一段と高まる時季。過ごしやすい気候に加え、「七五三」「文化の日」などの行事も多いため、それらに合わせたキャンペーンやサービスを企画しましょう。また、11月が終わる頃には、冬のボーナスやお歳暮シーズンが到来、クリスマスや年末年始の準備も始まるので、早めの販促計画が重要になってきます。2018年の11月は、来年10月の消費税増税に向けた対策を各家庭が考え始め、ボーナスをどう使うかを真剣に考える季節。高額商品の宣伝を強化した方が良いでしょう。
  • 2020年9月の販促計画を立てるときのポイント
    日中はまだ暑いですが、朝夕は涼しさを感じるようになる9月。サンマやキノコ、ブドウや梨など秋の味覚も出回り始めます。2020年7月の豪雨災害は、全国各地で甚大な被害をもたらしました。近年全国各地で大規模な災害が発生しています。災害に対して、お客様や従業員の命を守り、被害を最小限にとどめるための事前準備は、どの業種でも今や必要不可欠です。今年の敬老の日と秋分の日は4連休になり、秋の行楽シーズンを迎えます。新型コロナウイルス感染症対策について、お客様向けの情報発信を積極的に行っていきましょう。また祖父母と会うのを控えるご家族も多いでしょう。シニア向けのオンライン環境の整備は今後も需要が見込まれます。マイナポイントは9月1日からポイント付与が始まります。各店舗で準備を進めていきましょう。現在総務省では「統一QR「JPQR」普及事業」を行っています。9月の販促計画作成に役立つポイントをまとめましたので、1か月程前からゆっくり販促計画を立ていきましょう。ぜひ本記事をご参考にしていただければと思います。
CRMって何?クロスセル?気になるワードをチェック!販売促進に関する用語集
お役立ち資料 開くお役立ち資料 閉じる
PAGE TOP