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商売を安定させるためには、リピーター=固定客を増やすことが重要です。
もちろん接客の質やサービスを良くすることも大切ですが、「思い出してもらう」仕組み作りも見直してみてはいかがでしょうか。
本書は、リピーターを増やすためのノウハウやツールを紹介した、とても実用的な1冊です。
お客様がリピートしない決定的な理由は 、ただ単純に「忘れている」ということだといわれています。
思い出してもらう仕組みを作り、固定客を増やしたい方におすすめの1冊です。
【目次】
1.販促に使える内容を紹介
2.まとめ
■3か月以内に、立て続けに「3回のダイレクトメール」を送る
本書によれば、2年以内に新たに固定客になる可能性は、「初めての買い物から3か月以内に2回以上利用したお客様は、1回しか利用していないお客様と比べて7倍以上も大きい」そうです。
固定客を7倍にするためには、3つのダイレクトメールを効果的に使うことがポイントです。
①3日後に届けるダイレクトメール 「サンキューメール」
②3週間後に届けるダイレクトメール 「ライクメール」
③3か月後に届けるダイレクトメール 「ラブメール」
①3日後に届けるダイレクトメール 「サンキューメール」
サンキューメールでは、熱い思いを伝え、印象に残すことが大切。
感謝の気持ちに加えて、「お店のこだわりやうんちく」などの「熱い思い」を記し、強く印象付けましょう。
②3週間後に届けるダイレクトメール 「ライクメール」
次のライクメールは、商品やサービスを思い出してもらうために送ります。
その際には「すばらしい店である証拠」を一緒に伝えることが大切。同業者からの推薦、ランキングや過去の受賞歴、お客様の声などを載せることで、信用・信頼を高めましょう。
タイミングが合えば、この時点で購入につながる可能性も十分あります。
③3か月後に届けるダイレクトメール 「ラブメール」
ライクメールを送っても購入につながらなかった人に、最後の手段として使うのがラブメールです。
そこでは最終手段として、来店動機となる値引きを使いましょう。
3か月以内に2回以上来店してもらうことで、固定客になってもらうための値引きです。
1回きりの来店で終わらないためにも、ここで来店動機につながるような内容のダイレクトメールを送りましょう。
今回ご紹介した内容は、本書のごく一部です。
固定客、リピーターを増やすための工夫が、この他にもたくさん紹介されています。
どの施策も実際の事例や独自の研究に基づいたものですので、すぐにまねができ固定客を増やすことができるでしょう。
固定客を増やして商売を安定させたい方は、ぜひご一読ください。
【詳細】
書名:「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!
90日でリピート率を7倍にアップさせる簡単な方法
出版社: 同文舘出版
著者:高田 靖久
第1版発行:2009年3月13日
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