デシル分析

デシル分析とは、購入金額で顧客をグループ化して分析する手法。
グループ化は、「購入金額の多い順に顧客を並べ、上位から順に10等分する」という方法で行う。

100人の顧客がいたら、購入金額順に10人ずつに分けた後に、グループごとの購入金額合計を計算し、全ての合計に対してどのくらいの割合を占めているかを計算する。ランク分けされたグループを「デシル1~デシル10」と呼ぶ(デシルはラテン語で「10分の1」という意味)。
購入金額の算出期間は、単月ではなく年間の合計値にすると、継続利用してくれている顧客がつかみやすい。
単発の大口顧客は大切だが、定期的な購入者が積み重ねてくれる購入額も重要な指標である。

参考記事【売上につながる重要顧客の探し方①~デシル分析とは~

続きを読む
記事を検索
メルマガ登録者数1万以上 セミナー情報をいち早くお届け
ご提案無料 ウィズコロナ時代に合わせて販促の「見直し」してみませんか?まずはお問い合わせください。
  • 返報性の原理
    人は他人から何らかの施しを受けると、「お返しをしなくては申し訳ない」という心理作用が働く。これを返報性の原理という。 ポイントは「お返しをしたい」ではなく、「しなければならない」という義務感が生まれる点。 無料のサンプル […]
  • アップセル
    セールス手法の一つで、顧客が購入しようと考えているやサービスについて、より高額のものを提案し、購入してもらうこと。例えば、ハンバーガーショップで「+100円でポテトのサイズをMからLに変更できる」などがこれに該当する。ア […]
  • カリギュラ効果
    禁止されていることほどやってみたくなる、という心理現象のこと。広告宣伝やテレビ番組でよく利用される。例えば、「心臓の悪い方は絶対に見ないでください」といったホラー映画のキャッチコピーや、テレビ番組で「ピー」などの効果音を […]
  • RFM分析
    (あーるえふえむ分析) 顧客分析手法のひとつで、Recency(最終購入日)Frequency(購入頻度)Monetary(購入金額)の3つの指標で顧客の選別とランク付けを行う。それぞれの指標について5段階評価を行うこと […]
  • オファー
    「提示」「申し入れ」の意。マーケティングでは販売者が購入者に対し、購入に関する条件を提案することを指す。購入者にとって魅力的なオファーを提案できるかどうかで成約率は大きく変わる。値引やおまけをつけるなど、満足感を増やすオ […]
PAGE TOP