ザイアンスの法則

ザイアンスの法則とは、人や物に接触する回数が多くなるほど、その人や物を好きになるという理論。米国の心理学者ロバート・ザイアンスが提唱したもので、「単純接触効果」ともいう。
人は知らない人や物に対しては攻撃的な態度をとる傾向があるので、警戒心を薄れさせて好意を高めたければ、その人との接触回数を増やす必要がある。広告などで繰り返し商品の告知をする場合も、単に認知度が高まるだけでなく、自然と「好感度」も高まっていくといわれている。

一目惚れをした相手にその場で「結婚して下さい」と申し込んでも、受けてもらえる可能性はほとんどない。最初は断られても、何度も電話をしたりデートに誘ったりことで、少しずつ心を開いてもらえる。多くの時間を共に過ごし、悩みを共有することで、より親密な関係になっていくものである。ザイアンスの法則は、このように恋愛に例えると理解しやすいだろう。

続きを読む
記事を検索
メルマガ登録者数1万以上 セミナー情報をいち早くお届け
ご提案無料 ウィズコロナ時代に合わせて販促の「見直し」してみませんか?まずはお問い合わせください。
  • AIDMA
    ユーザーの購買行動プロセスを説明するモデルの一つで、Attention(注意)Interest(興味)Desire(欲求)Memory(記憶)Action(行動)の頭文字をとったもの。1920年代にアメリカのサミュエル・ […]
  • LTV
    (えるてぃーぶい)【Life Time Value】 ライフ・タイム・バリューの略。顧客生涯価値と訳される。顧客が生涯を通じて企業にもたらす利益のこと。顧客が商品やサービスを使い続ける際、それらに使用する金額の総額である […]
  • ROI(あーるおーあい)【Return On Inv…
    リターン・オン・インベストメントの略。「投資利益率」「投資収益率」などと訳される。 投資額に対して、一定期間に生み出した収益の割合のこと。 企業の収益性を測る指標の一つとして使われることが多い。ROIが高いほど投資効率が […]
  • 上質紙
    上質紙(じょうしつし)は、書籍やノート、コピー用紙として使われる紙で、コート紙のようなコーティングが施されていないため「書き込みやすい」という特徴がある。他にもアンケート用紙や発注書、取り扱い説明書など、私たちにとって身 […]
  • めりこ
    広告の出る広告デザインのポイントを端的に表したもので、目立つ(め)理解できる(り)好感をもてる(こ)の頭の文字をつなげたもの。消費者が広告に目をとめる時間は、わずか「0.5秒」といわれている。広告をデザインする際は、消費 […]
PAGE TOP