駅商圏分析センター ~成田駅編~

○○駅周辺はオシャレなお店が沢山あり、若い人が多い
△△駅周辺はビジネスマンの街
××駅周辺は学校が多く学生の街
等、みなさんそれぞれが「駅のイメージ」というものを持っていることと思います。

 

このシリーズでは、国勢調査や推計年収などの数値データから駅商圏の実態を分析していきます。駅周辺を利用する人(イメージ)と、そこに住んでいる人(実態)、ひょっとしたらその属性は違うかもしれません。

 

第2回は世界の玄関、成田国際空港のある成田市より、JR成田駅周辺を分析してみましょう。

円商圏

前提としてJR成田駅から
① 半径1km圏
② 半径1~3km圏
③ 半径3~5km圏を分析します
※基準値…千葉県平均

 

 

1km圏は成田山新勝寺へ続く参道や、成田市役所を含むエリアです。
1~3km圏は公津の杜駅や成田ニュータウン地区を含み、大型商業施設も多いエリア。
3~5km圏には富里IC、成田ICが含まれ、成田空港へと繋がります。
JR成田駅には成田線が乗り入れており、京成成田駅までは徒歩1分ほどの距離にあります。

居住人口

 

1km圏は20歳代の人口が多いエリアです。1~3km圏は加えて10歳未満及び30歳代も多くみられます。若いファミリー層が多いことが想定されます。3~5km圏はほぼ千葉県の平均に近い形になっています。全体的に20歳代人口が多く、比較的若い層が流入しているといえるのではないでしょうか。

世帯人員

 

1km圏は1人世帯が49.89%と基準値を大きく上回っています。1~3km圏、3~5km圏と成田駅から離れるにつれ、1人世帯の割合は減少し、逆に2人以上のファミリー世帯の比率が高まります。特に3~5km圏は5人以上世帯が9.56%と基準値を上回っているのが特徴的です。

 

住居

 

1km圏は民営の借家が34.12%を占めています。1人世帯が多いことと相関関係があるようです。1~3km圏は公営・公社の貸家が多く、3~5km圏は持ち家世帯が多いエリアです。その中でも71%が一戸建てとなっております。

 

収入

 

3つの商圏とも、平均年収は千葉県平均と比較して低い結果となっています。若い層が多く暮らしていることとの因果関係が考えられます。若い層が暮らしやすい環境が整っている、ということもいえそうですね。
※年収→世帯年収

将来人口

 

いちばん右の平成52年を見ると、1~3km圏は平成22年より人口が増えている予測となります。今後の発展が期待されます。1km圏はやや減少するもののほぼ横ばい、3~5km圏は平成32年を境に減少の一途をたどると予測されます。

 

※年代別

昼間人口

 

夜間に対する昼間人口の割合です。1km圏は昼間人口が140%。この地域に通勤・通学している人が多いことが分かります。1~3km圏、3~5km圏は夜間人口より減少していることから、ベッドタウンであることが想定されます。

まとめ

成田駅1km圏は「ビジネス立地」であるといえるでしょう。千葉県平均に比べて第二次産業従業者数の比率が低く、事業所当たり従業者数が多い大規模な企業が立地するエリアであるといえます。

 

また歴史ある街並みも魅力です。1~3km圏は将来人口の増加が見込まれます。大型ショッピングセンターが点在していること、また訪日外国人の増加に伴い、インバウンド効果も期待できるエリアではないでしょうか。成田駅周辺エリアは、2020年の東京オリンピックに向け目が離せませんね。

 

【分析ソリューション】株式会社パスコ マーケットプランナーGIS
【出典】出典:平成22年国勢調査、平成22年昼間人口、平成27-52年将来推計人口、平成25年年収別推計世帯数、平成24年経済センサス(以上、各500mメッシュ集計)および平成19年商業統計(1kmメッシュ集計)より

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