遠くても通う店の特徴とは?

駅から徒歩数十分、人通りの少ない路地裏。わざわざそのお店に行こうとでも思わない限り、 誰も行かないような悪条件の立地でも、繁盛しているお店があります。

 

営業時間が深夜1時から3時なのに、開店前から行列ができるパン屋さん。北海道の奥地。最寄駅から徒歩2時間かかるのに大人気の水族館。東京からわざわざ有名人が訪れる長崎の喫茶店。

 

そのようなお店の多くは、人に知られにくい場所にあっても評判が広まったり、駅から遠くても「また来たい」と思わせるような、いろいろな工夫をしています。ウチは立地が悪いから、と諦めていませんか?立地は売り上げを左右する重要な要素ですが、悪条件の立地でも繁盛しているお店の特徴と繁盛するためのコツをご紹介します。

他のお店にはない「売り」がある

ターゲットが明確で、他の店にはない「オリジナリティ」がある、そこに行かなければ手に入らない商品や貴重な食材・料理がある、そこでしか手に入らない限定もののグッズを売っている、一部の人にとってはたまらない物が入手できたり体験ができたりする。

以上のようなお店には、 どんなに立地が悪くてもわざわざ足を運ぶ人がいます。 ターゲットを絞れば絞るほど、強烈に反応する人がいるのです。

 

今更オリジナリティなんて作れない? そんなことはありません。 どんな人が経営している店なのか、も重要なポイントです。

 

商品や店の雰囲気、味のよさはもちろん大切ですが、人気店の多くに共通していえるのは、 スタッフとそのサービスが1番の人気商品であるということ。 お客様の名前を覚えたり、その人の趣味嗜好を覚えたりして、お客様との信頼関係を深めていくことも、人気店には必要不可欠なポイントです。

 

例えば店長が、熱烈なカープファン、アニメが大好き、マラソンしているなど、本来店の経営とは全く関係ないことでも大丈夫です。 コアな趣味であればあるほど、ターゲットが明確になり、遠くからでもわざわざ来店する理由になります。

 

あなたのパーソナルを発信することで共感した人があなたのお店に興味を持ち、遠くからでもわざわざ来店してくれるようになるのです。

 

趣味を生かして「コミュニティ」をつくる

あなたの趣味を受け入れてくれる人はお店のリピーターになってくれる確率は高い人でもあります。

 

「コミュニティ」を作ることで、お客さんをお店の仲間として「囲い込む」ことができるのです。

 

ある居酒屋の例をあげましょう。 店長は熱烈な広島東洋カープファン。 常連さんに毎月送るニュースレターでも自身がカープファンであることを公言し、ニュースレター内にコーナーを作るほどでしたが、「カープファンのイベントを立ち上げたい」と、 フェイスブックで「〇〇〇のカープファンのページ」を立ち上げ、店内で会員を募集しました。

 

さらに、会員には「店長からのプレゼント」 として、カープファンだけが喜ぶプレゼントを配布したり、 試合に勝った翌日には会員限定で特典をつけたりしました。

 

店長には「自分は東京では少数派のカープファン」という自覚があり、同士を増やしたいという想いがありました。そして、その気持ちは在京の貴重なファンたちに口コミで広がっていったのです。

 

こうした手法で立地が悪くても繁盛しているお店はたくさんあります。

 

まとめ

まずは 自分しか作れない、または、他ではなかなか仕入れられない、オリジナリティのある魅力的な商品を揃えましょう。そして自分自身を「商品」にして、発信と拡散に力を入れること。同じ趣味を持つお客様がいっぱい来てくれれば、商売をしていてもきっと楽しいはずです。

 

今一度自分自身を見つめ直してみてはいかがでしょうか?

 

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砂田 悟郎
都内に焼き鳥居酒屋・イタリアンバル等5店舗を経営する、株式会社エスフードプランニング代表取締役。 飲食店の顧客リスト構築とアプローチを代行する、店舗集客サポート協会代表理事。

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