いまこそ重要。脳に響く紙メディア広告の活用方法

ネット広告の急速な成長に伴い、新聞や雑誌といった紙メディアの発行部数は年々減少しています。「もう紙メディアの広告は古い」と思われる方も多いでしょう。しかし本当にそうでしょうか。

 

21世紀に入ってから30年近い年月がたっても、ポストからチラシは無くなっていません。それはまだ紙メディアの力が見放されていない証拠でしょう。

 

むしろ、デジタル画面に表示される広告に疲弊しはじめた今だからこそ、もう一度紙メディアの力を見直してみませんか?

 

紙メディアの脳科学的な効果

“印刷広告のほうが脳に「より深い痕跡」を残す”

ロジャー・ドゥーリー『脳科学マーケティング100の心理技術』ダイレクト出版株式会社

 

これは、大手広告代理店ミルワード・ブラウン社が、紙メディアの広告とデジタルメディアの広告を見たときに人間の脳がどう反応するかを調べた結果導き出された結論です。

 

脳スキャンをした結果、紙メディアの広告を見たときには脳内の空間記憶にかかわる神経回路が活性化。さらにデジタルメディアと比べ、感情的な処理も増大化しました。

 

つまり、「紙メディアの方が記憶に残りやすい」ということです。

 

感情に訴えかける力が強いので、

 

「この商品なにか良さそう!」

「この会社のこと、好きかも!」

「いいな!ほしい!」

 

など、商品やサービスのブランドに好意を持ってもらいたいのなら、デジタルメディアよりも紙メディアを使う方が効果があると言えます。

 

再び注目されるチラシ折込などのプロモーションメディア

「読んでもらう」

「記憶に残してもらう」

「実際に買いに来てもらう」

 

これらの目的のためには、紙メディアのほうが力が強いということが、改めて注目されています。

 

 

インターネットなどのデジタルメディアの台頭で、情報が溢れすぎている昨今。しかし、消費者が受け取れる情報量にはほとんど変わりがありません。

 

つまり、本当に良い情報を提供するか、見てもらう工夫をしないと、せっかく作った広告も見てもらえないのです。

 

ネットメディアが溢れる時代にも関わらず、ユニクロが集客のためにチラシをやめることはありません。それどころか、いまだにチラシ制作には柳井社長自身が携わり続けているそうです。

 

それほど店舗集客にはチラシが重要で、地域の人たちからの認知度向上には効果が見込めるのです。

 

お店の情報を「手に取ってもらう」ことこそが、情報が氾濫する現代において大切なことです。

 

まとめ

効果を測りづらいというデメリットはありますが、実際に広告を見てもらった時に「記憶に残る」のはデジタルメディアより紙メディア。ネット広告と紙メディア広告は使い分けが大切です。

 

インターネットには「興味を持ってもらったものの詳細情報を用意する」という役割があり、紙メディアには「興味に気付かせる」という役割があります。詳しくは『紙メディア広告とネット広告の使い分け』でご紹介しますので、そちらも合わせてご覧ください。

 

紙メディアの特徴を認識していただき、商品やサービスを「覚えてほしい!」「知ってほしい!」ときは、紙メディアを使ってみてください。

 

 

【参考図書】

『脳科学マーケティング100の心理技術』

著者:ロジャー・ドゥーリー

出版社:ダイレクト出版株式会社

第1版発行日:2013年11月25日

 

『エピック・コンテンツマーケティング『』

著書:ジョー・ピュリッジ

出版社:日本経済新聞出版社

第1版発行日:2014年6月23日

 

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川上辰夫
株式会社地域新聞社マーケティング部 「販促の大学」の企画責任者。 2011年に入社し、広告の営業として千葉県柏市内を担当。 2015年に発足した広告効果プロジェクトを通して、社内の広告力提案向上のための社員向け勉強会を企画。そのプロジェクトでの経験を生かし、「販促の大学」の立ち上げを行った。

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